うぐいすハーモニカ

日記というより備忘録。何を書いても結局ミッチーこと及川光博氏の話をしてしまう系ベイベー。らぶ。

金曜ドラマ「最愛」10話(最終回)・後藤信介の感想

最終回の予告編にも公式SNSにも、後藤専務の新規画が一切登場しないことで、この1週間生きた心地がしなかった次第です。確かに9話の終わり方的に、どんな写真でもネタバレになりそうだけど!だけどぉ…っ!

そのソワソワのせいか、最後にして、最も長く感じた一週間でした。5分に1回は専務のことを思い出して溜息ついてた。

さて、今回も及川光博氏演ずる後藤専務にピントが合いがちの感想を綴っていきます。以下、本編についても触れますので、以下ネタバレ注意です。

 

 

後藤専務、生きててよかったー!!!😂

テンポのいいドラマだから、生死は冒頭であっさり明かされそう…とナレ死やら開幕お葬式やら、最悪の事態を想定していましたが、結果はナレ生存。後藤さんを救ってくれた医療関係者の方々にも、彼自身の悪運の強さにも感謝です。救われたのは、あなたの命だけじゃないのよ…!(己の心臓を押さえながら)

狂犬のターンも終わり、1時間しかない中で、もうほとんど出番は無いのでは…?と思わせておいて、なんと4か所も!ありがたやありがたや…!

 

1.病院

後藤専務の病室の扉を開ける梨央。ベッドから、窓の方をぼんやり眺めていた後藤は、すぐにそちらを向くんですが待って頭の包帯&病衣&左腕のアームホルダー!!!私がずっと見たいと思ってたミッチーさん詰め合わせのやつー!!!

まず、包帯から垂れる前髪がたまらなく愛おしい。後藤が助かったとしても、アミアミをかぶせられてたり、髪型が真田・兄とお揃いになってたりしたら違うんだよなあ…と思ってたので、大歓喜です。うんうん、ビジュアル的に大正解の巻き方!!きっと看護師さんも「これ以外ありえぬ(強火担)」とミリ単位で調整してくれてるに違いありません。そして病室の名札萌え。ちゃんとお名前書いてある~!(そらそう)

頭の出血(と顔の良さ)に気を取られてノーマークでしたが、確かに転落時、左半身を下にしていたし、ふらふら前に進もうとしていた時も左腕は垂れたままでした。そっか…あれ折れてたのか…(キュン)←※間違った効果音使用例 ともあれ、利き手じゃなくて不幸中の幸い…特に後遺症もなさそうでよかった…!

ベッドサイドモニタ&胸元から伸びているコードも最高。電極貼る前にアルコールで拭かれ、ヒヤッとなって身を強張らせる専務を想像しただけで寿命が延びます。

左手が使えない専務の為にみかんを剥いてくれる梨央。彼女の話を、遠くを見ながら聞いていた専務でしたが、ベッドサイドテーブルにそっとみかんが置かれたのを視野で捉え、流し目でそれを見やった後、首もそちらに向けてじっと見つめるのがネコチャンみたいで可愛い

梓が不正を黙認していたであろうことに言及する梨央。無言で視線だけ返す後藤専務。レースカーテン越しの窓に照らされた横顔が美しすぎます。諦めたようにゆっくり枕に頭を落とす姿から漂う色香たるや。あと、これ以降ずっと「奥二重かっわい…」と思いながら見ています。

溜息を吐き、窓の光を瞳に閉じ込めたまま「私も会社に戻るつもりはありません」「居場所は、もう無いんだ」と低い声で、自分に言い聞かせるように続ける専務。そんなことないよ…頑張って少しずつでも専務室片づけていけばいいじゃん…!(そういうことじゃない)

橘記者について訊かれると、少し目線を彷徨わせた後、溜息交じりの静かな口調で否定し「私は、不正を隠し通せても、殺人を隠し通すことはできない」とうっすら自嘲気味に続けます。いや不正も隠し通せてはなくない?とツッコミたいですが、あくまで彼の中で「何のことでしょう?」で乗り切れるか否かって意味かもしれないし、どのみちオーバーキルが過ぎるのでそっとしておいてあげましょう。

後藤さんの力が必要です、と頼られ、少し頭を持ち上げる専務。心なしか、表情が先ほどより引き締まっていてカッコイイ。このキリっとした表情のまま、もう一度みかんに視線を向けることで、梨央が察して房ごとにバラしてくれたらいいな

 

2.仕事

行きつけのもんじゃ焼き屋さんを貸し切り、兄に今後の方向性を話す梨央。会社の信頼を取り戻すためには、創業家である梨央と兄も辞任し、経営を外部に委託すべきだと説明します。

勝ち確BGM(主観)が流れる中、お店の廊下を歩くスタイリッシュな足元と、上品に響く足音。姿を見せたのは、そう、我らが後藤専務でした。スーツ×包帯&アームホルダーという、萌え度のえぐい出で立ちです。左腕が通せない為、ジャケット(多分シャツも)が肩に掛けられた形になってるのが凄まじく良い。片手では結べない為かネクタイも無く、第一ボタンは外しています。これまでずっと首元を覆っていたマオカラーや、ネクタイかっちりのスーツを思うと、解放の象徴にも思えて大変胸アツです。

二人に一礼し、梨央の隣に腰掛ける後藤。兄から、退院したのか問われ、「いいえ」と答える時に軽く首も振ってるの可愛い。彼を正面からまっすぐ見据え、「ただ、大事な仕事ですので」と真剣な声色で続ける姿が、あまりにも頼もしすぎて泣きそうです。敵(?)が味方になる展開って、何でこんなにときめくんだろう…!

タブレットを取り出し、梓社長の後任に相応しいプロ経営者を淡々と示しながら、梨央に目配せする専務。頷く梨央。はーーーーこの相棒感よ!!梓さんの言葉通り、協力して会社再建に臨む二人…良き良きの良きです。

すぐには承知しない兄。想定内であろう後藤、兄が辞任した場合としなかった場合の企業価値評価の折れ線グラフを見せます。現実的かつ火の球ストレートな資料を前に、言葉を失う兄。勝負ありでした。梨央のお願いは、これらの調査だったのか、ただこの場に立ち会って欲しいということだったのかは分かりませんが、とにかく後藤専務のおかげでスムーズに兄を説得できたのは間違いないはず。すごいよ後藤さん!後藤さんYDK(やればできる子)!最近のよわよわドジっ子キャラも愛おしかったですが、最終回でこんなにイケイケの専務まで拝めるなんて、非常に幸せです。

 

3.捜査

時は流れ、2022年に。女性(秘書の児島さん?)の手によってデスクに置かれる、6月6日付の新聞。一面に載っているのは、梓社長が詐欺罪で起訴されたという記事。そしてここ、緑色のバンカーズランプや小さな地球儀、奥の棚に見える湯呑みセットから、専務室なのかもしれません。よかったー!ちゃんと片付いてたー!次のシーンでは、頭の包帯は外れていたものの、まだ骨折が完治していなさそうだったので、誰かが手伝ってくれたんだといいな。

殺人事件については黙秘を続けている梓。共犯の疑いがある者の一人として、後藤専務も警察に尾行されています。スーツ姿で颯爽と横断歩道を渡る専務…かっこよ…

左腕のアームホルダーのみとなった後藤、当然のようにイケ度が爆上がりしています。いやあ、包帯なしverも見せてくれるなんてどれだけ手厚いの…?パジャマ姿もメガネありverと裸眼ver、鼻血もマオカラーverとスーツver、寝顔(?)ですら安らかverと血まみれverが用意されているという差分の充実っぷりに、感謝しかありません。

ところで、捜査資料の中に、例の赤いペンの所持者5人のアリバイが図示されていました。橘記者が亡くなった日(後藤専務がめちゃくちゃ逃げる前の日)なんですが、その日の後藤さん、17時~19時半頃までは会社に居たようです(※真の死亡推定時刻)。

そこから空白の時間を経て、20時半から数十分程、コンビニの防犯カメラに映っていた様子。この時にラーメンとか水とかメトロノームとか買い込んでたのかな(最後のは多分コンビニには無いやろ)

当時死亡推定時刻と思われていた21時~22時は、防犯カメラによると、ほとんどの時間をコインパーキングで過ごしていた様子。車で食事休憩を取っていたのか、もしくは鼻血がなかなか止まらなかったのか

そして23時から約30分、またコインパーキングの防犯カメラに捉えられています。車で仮眠をとっていたのか、もしくはまた鼻血が出てしまったのか。なんかもうほんと…お疲れ様でした…

 

4.決意

2022年12月、ついにSND850が承認され、時を同じくして、全ての真実を抱え込んだまま、加瀬は退職届を残して姿を消します(大号泣)。

梓の面会に訪れる後藤専務。刑務官と共に入ってくる梓を、ピュアッピュアなまん丸お目目で見つめるその様子は、まるで母に会えた少年のようでした超絶可愛いな…(心の声が漏れてる)怪我は全快したようですが、右の生え際辺りにうっすら残った傷跡が、痛々しくも萌えポイント。制作陣の方々、ほんっっっっとオタクのツボをよーく分かってらっしゃる…!(後日追記:大画面で見直したんですが、どうもシンプルに影…ですかね…?興奮のあまり、無から萌えを生み出してましたすみません🙇‍♀️)

笑顔でお辞儀をし、久しぶり、と声を掛ける梓。しばらく感慨に耽っていたであろう後藤、ようやく我に返り、素早くも深々と頭を下げます。恩義や忠誠心というより、もはや信仰心に近そう

子犬のような愛くるしい表情で、梓の殺人容疑が晴れたことを伝える後藤。残念がる梓に、今度は慈愛に満ちた優しい声と表情で、「もう、黙っていなくともいいんです。…無くしたペンは、見つかりましたか?」と問い掛けます。少し慌てた様子で、無くしたのではなくあげたのだと返す梓。

どうやら二人とも、加瀬のことは察していたんですね。梓は、加瀬がペンをめちゃくちゃ探していた時よりも前から気付いていそうですが、後藤専務はいつ分かったんだろう。退職届…?(ほぼ答えに近いヒント)ともあれ、記録に残させない為に、名前を出さずに会話する様子が、とても胸に沁みました。

そして、梓の返答を聞きながら、視線を下に向け、ゆっくりと俯く後藤。どこか寂しげな表情に見えるのは、梓が釈放を望んでいないことを察したからかもしれません。そして、顔を上げながら、今度は自首の意向を伝えるんですが、声の透明感よ…巧いなあ…

もちろん梓は止めますが、「秘密を抱えて生きる人生を、…受け入れるのは、難しいです」と、困ったように微笑む後藤。もしかしたら初めて彼女の意思に背こうとしているのかもしれない彼の表情は、先ほどより大人びて見えました。いやまあ大人なんだけど…!

すっきりした表情で、「私も、そちら側に行きます」と穏やかに、しかし力強く続けます。決意の固さを知り諦めたであろう梓は、いいのに、と目に涙を浮かべつつ笑んでみせます。この時、アクリル板に反射した後藤が目を伏せたように見えるんですが、私の視力ではニュアンスまでは見えないので、映像解析班まだかー!!と声を張り上げつつラストカット終了。

 

まず後藤専務を、マオカラーのカラバリだけでなく、ヒロインかな?と錯覚するぐらい様々な種類の衣装に着替えさせてくれた制作陣の皆様に盛大な拍手を!そして、つよつよからよわよわまで、ドジっ子からイケメンまで、鼻血から重傷まで、と潤沢なシチュエーションを用意してくれた制作陣の皆様に(以下同文)!あったらいいなが揃ってた!!本当にありがとうございました!

ストーリーについては…もう少し整理してから書くかもしれない(し書かないかもしれない←)です。無駄のないシーン、美しい画、素晴らしい音楽、引きこまれる展開、魅力的なキャラクター達、ぶん回される感情SNSからの手厚い供給…総合的に間違いなく神ドラマだと思います。とにかく今は、加瀬さんが自分の幸せのために前向きに生き続けてくれることを心から願っています。うっうっ(血涙)。

むしろ慈善事業だよね?(真顔)

 

 

よし、以上です。毎週金曜日の楽しみが終わってしまって寂しい気持ちと、無事に終わってくれてよかった、という満ち足りた気持ちとで揺蕩いつつ終わります。好きやよ。では、また。

 

↑例によって、どこで買うかで特典が変わってくるやつ。Amazonは白山大学のロゴ入りマフラータオルです。

金曜ドラマ「最愛」9話・後藤信介の感想

9話放送後、動揺と緊張のあまりほとんど眠れなかった次第です。とりあえず、事件編が終わったらじっくりたっぷりハッピーな日常編をお送りしてもらって心の均衡を保ちたいところ…ずっと観てたいよう…

さて、未だに心がざわ…ざわ…していますが、今回も及川光博氏演じる後藤専務にピントの合いすぎた感想を綴っていきます。以下、ネタバレ注意です。

 

 

助かってくれい…(血涙)

いや死亡フラグは常時バリ3でしたよ?!でもまさか終盤にあんなドジっ子(重篤)を発揮するとは思わないじゃないかあ…😂でもまあ一晩経ってみたら、儚げに倒れるverと狂気に塗れながら倒れるver、1時間で両方見られるとかめちゃくちゃ贅沢な回だったのでは??と思えるようにはなりました(人でなし)。

さて。9話の後藤さんの出番は、ざっくり4箇所に。いつもよりテンションが迷子になると思いますが、ああ、この人は必死に心を守っているのだなあと生温かく見守ってください。

 

1.よわよわ専務

梓の部屋に集められし、赤いペンの所持者5人(中二病的表現)。後藤専務は、サラサラ前髪×Vネックシャツ×フリースという、私まっしぐらなラフな格好で、いきなり萌え殺されかけました。小脇に抱えているのは8話で羽織っていたウインドブレーカーだと思うので、きっと下はこのスタイルだったんだな…脱いだverまで見せていただけるなんてありがたや…

「こ…この度は……ご迷惑をお掛けして…申し訳ありませんでした…!」とつっかえつっかえ謝罪の言葉を紡ぐ後藤。梓だけでなく、全員に目線を配っているの良き。途中までは無表情&低音ボイスを保とうとしていたようですが、頭を下げる瞬間は、前回見せたよわよわの、悲痛な表情と声色でした。辛そうに震える様を見ていると、気の毒すぎて胸が張り裂けそう…誰か…彼に温かい毛布を…

梓が優しく「座って」と声を掛け、同時に加瀬が後藤の身体を支えるように寄り添ってくれます。ああんファミリーあたたか~い…!(※一部兄を除く)おどおどと視線を彷徨わせながら、ちょこんと椅子に腰を下ろす後藤きゃわ…姿勢よく座る普段と違い、背中を丸め、膝の上で手を組む姿が、あまりにも小さく見えて胸が痛い…誰か…彼に甘いココアを…

梨央への返しは、どうにかいつもの調子だったものの、今後の対応についての話し合いが進む内に、一点見つめモード(吐きそうな人あるある)になってしまう後藤。生唾を飲む感じもリアル。ついに限界を迎え、呻き声と共に素早く左手で口を押さえる後藤。ペチって音萌え。右のポケットから必死にハンカチを取り出そうとしますが、2秒ほど出てこず無駄にハラハラしました。立ち上がり、皆に背を向ける形で、ハンカチ越しに苦しそうに咳きこみます。内股気味の脚が小鹿のように細くて、脆さの説得力が凄い…皆からの声掛けにも応じられず、そのまま崩れ落ちてしまいます。ちなみに、位置的に駆け寄るのが一番早かったのは加瀬でしたが、最初に立ち上がったのは梓でした。ママァ…!(涙)

この後、あの辺りの床は一切映らなかったので、吐いたのかどうかはグレー。ですが、ただでさえ鼻血出し過ぎで心配なので、踏みとどまっていてほしいです。誰か…彼に高級栄養ドリンクを…

 

2.パジャマェ…

梓の部屋で倒れてから、暗転後、前回滞在していたホテルへ。加瀬さんの肩越しから見えるのは、パパッパパパッパージャーマッ(慣れろ)に身を包み、胸まで布団をかぶってぐったり眠る後藤専務。メガネなし&安らかな表情のせいか、かなり幼く見えるスリーピングビューティーによって、またもや過剰な萌えからの突然死の危機を覚えました。傍らには、慈愛に満ちた視線で見守る加瀬。やっさしい声色で「居場所は、守りましょう」と囁くと、反応のない後藤を残して部屋を後にします。パパァ…!(錯乱)

いやこの人どれだけ良い人なの…不安定極まりない後藤をこの部屋まで連れてきてくれて、パジャマに着替えてから寝入るまでずっと付き添ってくれたに違いないわけで…なんなら布団から右手だけ出ていたのって、パニック気味だった後藤を落ち着けようと握ってくれてた可能性ありませんか…どれだけ…どれだけ温かいの…しゅき…

そういえば、加瀬が去った後、謎にお口をもぐもぐさせていた専務にうっかりSATSUGAIされるところでした。何あれ可愛い。本当はうっすら起きていて、お礼を言おうとしたのか、それともおかげでめっちゃ熟睡できてて美味しいものを食べる夢でも見ているのか…何にせよ、癒され過ぎて専務の代わりに鼻血が出そうです。

 

数日後、ベッドで半身を起こし、備え付けのテレビから流れる真田バッシングを見つめる後藤。サラサラヘア&上目遣いのせいでもはや幼女みすらあります。下がズボンかワンピか確かめたいので一瞬布団めくっていいですか(変質者)

ゆっくり悲しげに俯き、弱々しくため息を漏らす姿が痛々しい。手元のタブレットには、それこそ吐きそうなぐらい大暴落している真田ホールディングスの株価が映し出されています。やや強めにそれを置き、日が差す明るい窓の方を儚げに見やります。そういえば、専務室といいライフヴィラといい別荘といい、後藤さんは窓と一緒に映ることが多いなあ…室内犬なのかな…(空っぽの考察)

 

3.「責任」と書いてお片付けと読む

久々にピシッとスーツを身に纏い、専務室の鍵を開ける後藤。梨央に体調を気遣われると、ちゃんと彼女の方に身体ごと向き直り、「ご心配をお掛けしました」と返します、すっかり毒気の抜けた表情で、なんというかお目目ぱっちりめできゃわです(語彙)。誠実なトーンで「責任を取ります」と続けると、一瞬眉間に皺を寄せつつ、頭を下げてみせます。何も言えずにいる梨央を置いて自室に入るんですが、下からのアングルもシュッとしててカッコええのう…

部屋は、最後に彼が荒らしたままになっていました。自業自得とはいえ、病み上がりでなくても滅入りそうな惨状を眺め、軽く息をつくと、何かを決意したように前を向きます。

場面が変わって、しかし、そこには電気もつけず片付けもせずに自席に座っている後藤専務の姿が…!まあうん、気持ちは分かります。

引き出しからそっと木箱を取り出すと、中には例の赤いペン。保存状態が良すぎるので、下手したら大事にしまいすぎて一度も使っていない可能性。ピュアすぎて泣きそう。蓋の裏には『後藤さん いつも頼りにしています 感謝をこめて』と梓からのメッセージが貼られており、待ってこのロゴ入り付箋、グッズ化したら売れるんじゃない?(集中しろ)思いつめた風にそれを見つめる専務。そこに着信があり、「はい」と重い声で受けると、間もなく怪訝そうな表情(可愛い)を浮かべ、「えっ…?」と聞き返します。電話の内容は、恐らく梓やばいで~テレビつけてみ~的なことだったんでしょうが、誰からの電話かは明かされませんでした。シンプルに梓さん本人からだったのかな…それとも…?専務が生き延びてないと迷宮入りになっちゃうからこれは生存フラグか…あっダメだ着信履歴見れば済むから別に死んでもいい…(曲名から一文字増やすだけでめっちゃ凶悪に)

 

4.命懸けのシンクロ

社長室に、珍しく走って入ってくる後藤専務。切羽詰まった様子で「社長、テレビを…!」と告げると、梨央の返答を待たずにリモコンを操作します。映し出されたのは、深々と頭を下げる梓社長。肩で息をしながら、険しい表情で見守る後藤。リモコンを握りしめた右手が可愛い。

梓は、不正の責任を全て一人で引き受け、この後出頭すると宣言します。すっかり目を潤ませた専務が、画面越しに「何でっ…」と訴えるように呟く姿に心が抉られます。それだけあなたたちが大事なんだよ…!伝われ~!

会見が終わり、涙目で言葉もなく立ち尽くす二人。静かに母の愛を噛み締める梨央と対照的に、納得できないといった表情で今にも叫び出しそうな専務にハラハラ。誰か…彼に体に優しいタイプの麻酔銃を…

「何でっ…」と涙声で再び呟き、その場にへたり込む後藤。「何で梓さんが…!」と自分への憤りを人のリモコンにぶつけ、素早く立ち上がると早足でドアに向かいます。呼び止める梨央に、覚悟を決めた表情で、息を荒げながら自ら出頭する旨を伝え、制止を無視して部屋を飛び出します。後藤!ハウス!!後藤!!

後を追い、落ち着いて話をしましょう、と呼びかける梨央。8話で加瀬にも落ち着いてくださいと言われていたのを思い出すと、一周回って微笑ましくなりますね。「お母さんを犠牲にして平気なんですか!」とぷんすこ進み続ける後藤に「母に言われたんです!」と梨央。その瞬間に表情が緩み、小さく「え…」と吐息交じりの声を漏らすなど分かりやすく隙が生まれる梓強火担。この時、梨央が後藤の胸元にそっと手をやるのが萌え。いいな~ふかふかしてそう~!

梨央と後藤とで会社を支えていってほしい、という梓の意思を伝えると、目まぐるしく、かつ可愛らしく表情を変化させながら1秒程度悩んだ結果、「私のせいだ…私があんなことさえ」と即刻振り出しに戻る専務。負けイベ感凄い。

下りの階段に差し掛かりながらも、必死に引き留め続ける梨央。「離せ!」と乱暴に振り払った反動で梨央…ではなく後藤自身がバランスを崩し、大きな音を立てながら勢いよく転落します。えっまさかこれノースタント…?!と後藤と同時に中の人が心配になるレベルの迫力に、息が出来ませんでした。階下に横たわる専務。閉じられた目が美しいね…(人でなし)

驚くべきは、奇跡的に壊れも外れもせず無事なメガネ。一方、本体は落下の途中で裂傷を負ったらしく、右側頭部から大量に出血しています。数秒失神していたであろう後藤、目を覚ますや否や、痛みに呻きながらもふらふらと立ち上がるガッツを見せます。もうお前はそのまま寝ててくれとハラハラしている視聴者の想いを他所に、右手で患部を押さえながら、おぼつかない足取りで、懸命に前へと進む後藤。その迸る狂気と色気(?)にこちらの動悸も止まりません。

しかし、ほとんど気力だけで動いていたものの、真顔から一瞬苦しそうに顔を歪めたかと思うと、床に膝をつき、激しく前のめりに倒れ込む後藤。この時の、無防備が過ぎる脱力具合にドキッとします。あと、映ってないけど、今度こそメガネはダメだと思います。倒れた場所は、真田ウェルネスのロゴが刻まれたカーペットの上。奇しくも倒れた体勢とロゴとのシンクロ率が高めで、体を張りすぎた一発芸みたいになってるのが悲しい。ゆるゆると広がり続ける血だまりに、駆け寄る梨央。呼びかけにも反応は無く(それは元気な頃からそう)、力の方向通り揺さぶられるだけの身体から漂う絶望感よ…あっ、うんもうあんまり動かさないで…

梨央が、加瀬に電話で報告する間に、頭部を固定された状態でストレッチャーに乗せられ、救急隊員たちに運ばれていく後藤専務。ノーメガネということは、やはりメガネは助からなかったのかもしれませんが、本体はどうにか一命を取り留めてくれますように…!と人騒がせが過ぎる狂犬の無事を祈りつつ今週は終了。

 

いやあ…前回で後藤スペシャルは終了かと思うぐらいたっぷり扱ってくれたのに、まだこんなに見せ場が?!という感謝が凄い。なので、このまま死んじゃったとしても文句は言えないんですが泣、もしそうなるなら、勿体ないので必ずや絶命の瞬間は映してほしいです。ううう、助かっても後遺症残ったらどうしよう…万が一優くんと同じ病気になってしまったら、梨央がマッチポンプ芸人呼ばわりされそうでツライし、何より彼女のトラウマになりそうなので、なんとしても元気に回復してほしいところ。と言いつつ治験を受ける専務も萌えかなあ…?(歪んだ愛)何にせよ、手術シーンは絶対に見たい…治す側の役が多いイメージなので、せっかくの重体(?)、余す所なく色々見せてもらえると…私も浮かばれます…(虫の息)

そして、最後の最後に大ちゃんに怪しげなスポットライトが。んなもん消せ消せぇ!!(過激派)もうさ、後藤専務が体を張って示してくれた(違う)ように、被害者全員自損事故ってことでいいから!!犯人=重力とか言われてもお母さん怒らないから!!ハア…ハア…とにかく…全員…どうにかして、幸せに………えっ……最終回…1時間しか…ないの…?(ガクリ)

 

 

よし、以上です。何よりの絶望は、来週で終わっちゃうことなんだよなあ…と一足早めにロスりつつ終わります。後藤専務が活躍する番外編があるなら喜び勇んで課金しますんで何卒…では、また。

 

↑いつも最高のタイミングで泣かせにくる名曲。来世でもきっと出会う」にめちゃくちゃ不安になります(展開的な意味で)。

金曜ドラマ「最愛」8話・後藤信介の感想

緊張と緩和にぶん回されて、口から心臓が出そうになっている次第です。ジェットコースタードラマということで、たぶん今週はめちゃくちゃ縦回転してたんだと思います。

 
 
 
 
 
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↑8話放送当日の朝に降ってきた星。頭の先から爪先まで完成された芸術

では、今週も及川光博氏演ずる後藤信介にピントの合いすぎた感想を綴っていきます。以下、ストーリーにも触れますのでネタバレ注意です。

 

 

死んだわ。圧倒的萌えの前に。全私が。

えー何ですか何なんですか…弱った専務の破壊力が限界突破してるじゃないですか…戦場の兵士たちが剣を下ろして涙を流すタイプの尊さ…制作陣の皆様にはもう1日1万回感謝の正拳突きしたい…少なくとも祈る時間が増えたシーンにして5箇所、どうにか正気を保ちながら書いていきますが、いつも以上に語彙が死ぬであろうことを先に謝罪させてください。

 

1.後藤失踪

行方不明になった後藤専務。加瀬、児島(秘書)、梨央の3人で話し合う中、児島の回想に現れる後藤。橘記者とライフヴィラで話している所を見ていたとのことで、7話の空白の新規絵が差し込まれました。秘書GJ。

しゃがんでお年寄り達と談笑する橘を、窓越しに見つめる後藤専務…というのが7話でのシーンでしたが、児島が目撃したのはその続き。橘の二の腕を掴んで立ち上がらせようとする後藤。掬い上げるように腕を持ち、しかし、すぐ服に持ち替えたように見えます。そして強めに振り払われるんですが、この時に腕を持ってたらどちらかが怪我しそうだし、ミッチーさんの気遣いなのかも?と思うとプロカッコイイ。からの、ぷんすこしながらこちらに歩いてくる専務きゃわ。

続いて、後藤が音信不通と知り、梓社長を頼る梨央。しかし、梓でも繋がらず。「私の電話に出ないなんてよっぽどのことよ」という台詞から、つい普段の従順可愛い後藤に想いを馳せてしまいます。あと、入社5年目で真田グループの金庫番をやってた頃の後藤さんの回想シーンください

などと気を散らしていたら、突然挟まる回想(現代編)。500万の件を、梓社長に詫びるシーンでした。黒いスーツとネクタイで、「誠に申し訳ありませんでした」と頭を下げ、流れるように床に膝を付き、日曜劇場的謝罪(DOGEZA)に移行しようとする後藤。両手を付いたところで、梓が「もういいの」と優しく腕を取るんですが、身をかがめた梓をパッと見やったり、ぎこちなく立ち上がったりする姿がほぼ子ども。いつものブキミッチースタイルにセットされていない前髪と相まって、見ていて胸が苦しくなるほどキュンときました。

ところで、加瀬さんが「後藤さん家見てくる」と言ってたので自宅映像来るー!!とウキウキしてたのに映りませんでしたね残念…円盤には入れといてください…(我儘)

あ、シーンの順番は前後しますが、願望通り荒れ果てた専務室を拝むことができて嬉しいです。思ったより物が壊れていなくてちょっと安心(映ってないだけかな)。警備員と梨央、児島がドン引きする中、散乱する書類の上に飛び散った血痕、そして専務の鼻血を堰き止めていたであろうティッシュを発見し言葉にできない萌えに襲われる私。今後警察沙汰になった時の為に、証拠品として保存すべきでは?(べきでは?とは)

 

2.つよつよ専務

場所は犬塚不動産、ようやく登場する後藤専務(実体)。車のトランクに、前回引きずっていた物騒なキャリーバッグが積まれています。開けると、ペーパーカンパニーの証拠と思われるファイルや冊子の数々。私にやらせてください、と慌てる犬塚を「必要ない」と一蹴しつつ、段ボールの中身をキャリーバッグへ移す後藤。ガチで重そうな言い方萌え。妻の失態を挽回すべく、必死に縋る犬塚を「構うな」と苛立ちながらシャットアウト。空き箱を押し付け、「私一人でやる。他人を信用した私が間違っていた」と低い声で言い放ちます。状況はアレだけど、台詞としてはめちゃくちゃ切ないです。

そして専務の襟や胸元に見える、赤い痕跡。位置的に、今度は両鼻から出た可能性ありますね。お召し物…と手を伸ばしてきた犬塚の胸ぐらを掴み、しゃがみ込ませる後藤。触れられたくなかったのかな(ダブルミーニング)。

「今後知ってることを一つでも、外に漏らしたら老後はない。口の軽い女房も、しつけ直せ」と、低く早口に脅す後藤。押さえつけながらの台詞なので、ところどころ力を込めた言い方になるの良き。何より、アップになったお顔の美しさに思考停止しそうになります。前髪サラッサラ…セットする余裕もない程追い詰められているのは気の毒なんですが、こちらとしては礼を言わざるを得ません。眼福。

スローモーションの中、車に乗り込む専務もイケ散らかしてました。思い詰めたその表情が、完全に心を閉じているようで切ない…千葉400、わ88-03…(どさくさでナンバーをメモるな)

 

3.炎上!バーニング証拠

バーベキューコンロで、肉の代わりに、独りで決算書を焼く後藤専務。首に汗を光らせ、眉間の皺を深くしながら、俯き加減に前髪をかき上げる姿から迸る色気が堪りません。そそそそしてなんと私の大好物であるフード付きのカジュアルな上着をお召しで!!!えっえっ車で着替えたのかな!!!(後日追記:落ち着いて、クローゼットにシャツ掛けてたからたぶん別荘でだよ!笑)ありがとうございます!!!

青空の下、太陽を背に両手でハンマーを振りかぶります。ターゲットは、橘のノートパソコン。入手経路を考えると胸がざわざわするので、脳内で「怪傑ミッチー」を流すことで思考を逸らしておきましょう(未だにパソンコ苦手なミッチー♪)思わず漏れる呻き声と、いつの間にか頬についた黒い汚れ萌え。

苦しげに顔を歪めながら、電動ドリルでとどめを刺す専務。ここまですればきっと米沢さんや青木君でも復元できないはずだと思いたいです。ハア、と疲労の息を吐き出すの萌えですが、念のため水没もさせておいてほしいところ。ほら専務、もうひと踏ん張り!(届かぬ声)

再び焼き書類の作業に戻る後藤専務。「あちっ」と零す独り言がぎゃんかわ。首から上しか映っていない為、BGMが無ければグラメの瓶人さんのお料理風景に見えなくもないかもしれませんね。煙に咳きこむ苦しそうな姿は、物凄く可哀想だけど良き(人でなし)。

作業を終えたのか、真田ウェルネス別荘内の絨毯の上に、ぐったり仰向けに横たわる後藤。ゆっくり眼鏡を外し、ぼんやりと虚空を眺めます。間もなく、どうにかこちらを向く形に寝返りを打ち、身を休めるべく目を閉じます。が、頭の位置が良くなかったのか(敷いてるお札の硬いとこに当たったのかも?)、痛そうに顔を顰めると、ごそごそとベスポジを求め、赤ちゃんのように丸くなります。

はい、私死亡。いや無理じゃない?可愛すぎない?そろそろ国で保護すべきじゃない?イケ散らかしていた頃の面影はとっくに無く、もはや幼女かネコチャンにしか見えない件。ちなみに、最後に意味ありげに窓辺が映ったことで、まさか侵入者に殺されちゃうやつ?!と無駄に警戒してしまい、気が気ではなかったです。怖かったー!!😂

 

4.ネコチャン(逃走編)

深夜、ようやく別荘にたどり着いた加瀬と梨央。別荘の中は真っ暗で、スマホライトと懐中電灯とで恐る恐る中を探ります。この時、どうか足元に後藤専務のご遺体が転がってませんように…!と心臓バクバクで見守っていたのは私だけではないと思います

そうして梨央の前に現れたのは、仮眠後も隠滅作業を続けていたであろう後藤専務。段ボールを運び込もうと戻ってきたようでした。二人の姿を認めた瞬間、驚きと絶望が入り混じった表情になり、ごめん、そのお顔がめっちゃ可愛いのと、生きてたー!!という安堵とで大きめの変な声出ました(不要な報告)。後ずさりながら段ボールをその場に取り落とすと、ダッシュで逃走を図ります。急にライト当てるからびっくりしちゃったのかな??(猫扱いすな)

待ってください、落ち着いてください、と叫びながら追いかけてくる加瀬に捕まるまいと、長距離走のスタイルで必死に走り続ける後藤。加瀬の声に時々振り返りつつも、スピードは緩めません。朝日が昇り始め、少し明るくなってきた海辺を、スポーティーな格好で駆けるその姿は、朝のジョギング風景に見えなくもない、爽やかな絵面です(現実逃避)。後藤が石段を上り切った辺りで、追いつくことを諦めたであろう加瀬、下から「誰の指示ですか」と叫びます。距離を取れたことで安心したのか、後藤もようやく足を止めます。一瞬その場駆け足みたいになってたのきゃわ。

少し間をおいて「誰の指示でもない、私一人でやった」と叫び返す専務。理由を問われ「会社の為にやった」と主張します。決して着服しているわけではない。それはきっと真実なのでしょうが、しかし法の前では無意味。加瀬から「為になっていません!」と返され、悲しそうな表情を浮かべる後藤。目を潤ませながら弁明する姿に、こちらまで胸が苦しくなります。許してやっておくれよ法…!

後藤は絞り出すように、震えながら「あの場所が、私の全てだ。他には何もないんだ。…何も、ないんだよ」と、訴えるように言葉を紡ぎます。手摺を掴んで、辛うじて立っているように見えるその姿は、あまりにも儚くて、朝日に紛れて消えてしまうんじゃないかと心配になる程でした。心細さからか、加瀬の視線を避けるように、おずおずと顔を伏せます。まるで叱られるのを怖がる子どものようで、私の中の庇護欲メーターはヒュンヒュン周回し続けています

後藤の言葉を肯定も否定もせず、梓社長の元に戻るよう告げる加瀬。そして加瀬が話し始めた瞬間、そちらを怯えたように見やる後藤がかわいそかわいいんですが、涙声で「合わす顔が無いでしょ」と自嘲気味に返すのも、既に自分が警察に追われていると思い込んでいるのも切なすぎて…😭

通報していませんと力強く返し、手を伸べる加瀬。一緒に帰りましょう、と優しく続けます。半べその後藤は、しかし無理やり笑顔を貼り付けながら首を振り、手摺から離れると、再び背を向け走り去ってしまいました。孤独に慣れ過ぎて、もはや人の信じ方も頼り方も分からないのかもしれません。なにそれ悲しい。

立ち止まったまま、「私の…全て…」と先刻の後藤の台詞を反芻する加瀬。この時、いや待って諦めないで絶対捕まえてくれ自殺しちゃう!!!と気が気ではなかったです。怖かったー!(2回目)

一方、別荘を探索する梨央は、例の絨毯部屋にたどり着くわけですが、メトロノームが謎すぎて怖いR&BのRだけを愛しすぎた感じ…?(多分色々違う)そして、血が付着したままのシャツが掛けられたクローゼット、床に無造作に置かれたカップ麺の空容器…に突っ込まれている鼻血付きティッシュ×2…大丈夫かな後藤さん血ぃ足りてるかな…椅子にはファイルが置いてあるし、床に座って食べてたのかな…別荘といえば贅沢で快適なイメージなのに、こんな、自らを罰するかのような…後藤さん…どうか…どうか幸せに…

そんな視聴者達の想いも知らず(そらそう)、すっかり昇り切った太陽の下、息を切らし、独りよろよろと立ち止まる専務。物憂げに空を見上げ、力無く俯く横顔は、疲弊しきっています。もういいっ…後藤っ…休めっ…!

 

5.ネコチャン(確保編)

結局、後藤を見つけたのは梓社長のようでした。過労により療養中とのことで、紺色のパジャマ姿で、ホテルのベッドに憔悴しきった様子で腰掛けている姿が映ります。パパパパパジャマ姿でーーーー?!?!(五度見)8話最後にして最大の萌え爆弾が投下されたことで、正直何もかも吹き飛びました。が、とにかく一言…生きててよかったぁ…ッ!!

あれだけ走って逃げて、結局行く宛が無く、別荘の倉庫に隠れることしか思いつかなかったであろう後藤専務を想像したら、あまりにも悲しくて胸が張り裂けそうになります。が、それはそうとしてサラサラヘアー×パジャマ×しょんぼりの組み合わせはヤバヤバのヤバです。発見時の映像がちゃんと円盤に収録されることを信じつつ、今週は終了。

 

今回、様々な表情の後藤専務を見られてめちゃくちゃありがたかったんですが、逆に普段どれだけ表情殺してるんだこの人…と切なくもなりました。そして、客観的に見れば寄付金詐欺に当たる行為も、彼にとっては「最愛」を守る為の手段でしかなかったんですね。悪事でなく(バレたらやべえという認識はあったものの)、会社の為だと信じていたからこそ、橘に詰められた時も、堂々と窓を開けられたのかもしれません。なんというか、前回私が望んでいた「綺麗な動機」とは、まさにこういう、法的にOUTでも私利私欲ではないパターンだったので、すごく安心しました。

しかし、死亡フラグを完全に回避できたわけではない(なんなら強まった気すら…)ので、来週も緊張と萌えとで吐きそうになりながらの視聴になるんだろうな…後藤さんが死ぬか、耐えきれなかった私の心臓が先に止まるかヒリヒリしてきたわい…!

ところで、証拠品のウェルネスのボールペンですが、それは警察ならもっと早い段階で精査していてもいいアイテムでは…?ともあれ、まさかのグッズ化が嬉しすぎて、情報を見つけるや否や精髄反射的に注文していました。いやー、嬉しい!登場人物や番組ロゴを印刷したものでなく、彼らの持ち物をグッズにしてほしいというオタクの心理をよく分かって下さっている…!と言いつつ、山尾刑事の机の上に置かれていた写真の数々も「捜査資料」としてグッズ化してもらえると、誰のファンだとしても全員幸せになるやつかも。チベスナ顔の専務…もはや懐かしい…涙

あとは、平和に育まれていく梨央と大ちゃんの愛が、あまりにも幸せ過ぎて泣けました。優くんの治験も無事始まったし、とにかくこの辺は何事もなく順調に進んでいってほしいです…ここが壊れたらもう辛すぎて無理…後生だからぁ…

最後に、加瀬さん→梨央の家族愛も尊過ぎて…!どうかこのまま、互いに支え合う素敵な関係が、いつまでも続いていきますように…!不穏なサプライズはいいからね…!いやマジで…!(迫真)

 

 

よし、以上です。長くなり過ぎたので、あっさり終わります。では、また。

 

↑専務の出囃子(言い方)のミステリアスな曲は「Under the Table」。この感じだともう本編で流れることは無い…?ちょっと寂しい。

金曜ドラマ「最愛」7話・後藤信介の感想

今週も後藤祭りが止まらなくて制作陣の皆様に拝み倒している次第です。

 
 
 
 
 
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↑可愛すぎるツーショット。なーごむー!逆光でも専務は真顔。

笑顔きゃわー!!やはりTwitterだと笑顔解禁なんですね。意識的に使い分けてると思うのですが、提案された方天才!

↑美し過ぎる絵画。舞い散るは拝観料か(?)。

↑遠い!笑 でも綺麗…!(GOTO含む)

↑可愛すぎてテンションが迷子になった一枚。ふええええ猫背ええええ!なんだか表情も力が抜けていて和みまくります。2人ともどこ見てらっしゃるか分からないのも可愛い。

 
 
 
 
 
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このお部屋でなんぼほど写真撮ってくれはったんですかありがとうございますありがとうございます可愛い…!

↑尽きないお写真のストックと感謝。前回の写真の白黒バージョンと見せかけて、加瀬さんは結構表情違います。でも後藤さんが全く同じにしか見えなくて凄い。

あふれ出るジョジョ感。しかしこのお二人、ノリノリである。しゅき。

…と、ご覧の通り、怒涛の後藤です(言いたいだけ)。感謝と同時に、こんなにいいんですか?という恐れ多さが、そして詫び石ならぬ詫び専務だったらどうしようとついバドエンを警戒してしまうチキンな私。

では、今週も及川光博氏演ずる後藤専務にピントの合いすぎた感想を綴っていきます。以下、7話ストーリーにも触れますのでネタバレ注意です。

 

 

今週の後藤、感情が相当暴走(韻しつこい)。冒頭の回想を除き、シーンにしてざっくり6箇所に分けます。ここ最近密度の高い場面ばかりで、なんだか毎週後藤回な気分です。ありがたや。

 

1.番犬VS狂犬

専務室に向かって臨戦態勢で歩いてくる加瀬弁護士と、何も知らずに自席でお茶を飲みながら書類に目を通す後藤専務。湯呑みがちょこちょこ変わってるのお洒落可愛い。自分で選ぶのかな。

入ってくるや否や、前の情報屋「生田誠」について問う加瀬。「…ん、誰ですか?」「何の話ですか?」と否定はせず薄ら笑いで誤魔化す後藤。やはり嘘はつけないタイプなんですね。情報屋の正体が優くんであることを告げると、思わず加瀬から目を逸らします。奥二重萌え。

優くんについて話しながら近づいてくる加瀬…越しの後藤が美しい。表情を殺しつつ視線に警戒を滲ませ、僅かに目を細めるの好き。

真横に立ち、後藤を追い詰めるつもりが無いことを示す加瀬。ほら、怖くない…的に野良猫を手懐けようとしているように見えてきました。そちらを向かぬまま「一体何を話しているのか…」と尚もはぐらかそうとする専務でしたが、突然右肩にトンと手を置かれ、流石に一瞬ハッとした表情を浮かべます。身を強張らせつつ加瀬を見上げる後藤。緊張したお顔きゃわ(人でなしの感想)。

今後も梨央社長のバックアップをよろしくお願いします、と告げながら、専務の体をポンポンと叩き、深々と頭を下げる加瀬さん。見られていないのを良いことに、サイレントに舌打ち顔をする後藤が分かりやすくて愛おしい。去りゆく加瀬の背中を睨め上げる姿も可愛いです。

 

2.お電話専務

社長室にて談笑する加瀬と梨央を、廊下から見やる通りすがりのマオカラー専務。「ケッ」という書き文字が見えそうなほど面白くなさそうな表情がgood。

すぐにバイブレーター着信があり、スマホを確認するんですが、先程まで持っていなかったので、ポッケから出したにしては超スピードに見えるのが地味にジワります。そっと耳にスマホを当てる横顔が国宝。「はい」の言い方の心の籠ってなさも良き。

 

3.窓を開けて

電話で呼び出された先は、真田ウェルネスの運営する老人ホーム。ちゃんとスーツに着替えてから訪れる専務が愛おしい。どこで着替えてるんだろう…そこ全然掘り下げてくれて大丈夫ですよ公式さん…(変態)

眉間に皺を寄せ、ホームの外を見やる後藤。視線の先には、お爺さんお婆さんと楽しげに話している橘しおり記者。窓ガラス越しの専務、外の風景が映り込んでザワザワしたような画になっていて、上手いなと思いました。スクリーントーン的。

個室に移動した2人。両開きの窓を開けながら「本当に懲りない方ですねえ」と後藤。これ、意外な演出でした。2人きりで秘密の話をするなら、カーテンを閉めるやつかなと思っていたのですが、果たしてその意図は…

真田ウェルネスの闇に食い下がる橘に、休学&退社の理由を調べた旨を伝える後藤。「学生時代に、おつらいことが…」とぼかしつつ囁き声にする程度には人の心がある様子。しかし、せっかくの切り札を「それが何か」と軽くスルーされ、更に入居者からの寄付金の不正流用というカウンターを喰らい、スンッ…となる後藤が哀れ可愛い。しかし、ここでまさかの閉まっていたもう一つの窓を開けながら「取材能力の未熟さは相変わらずのようですね」と後藤専務。悲しき強がりなのか、それとも…?

 

4.後藤、激昂

不動産屋の犬塚からの電話を、会社にて受ける後藤。妻が記者に情報を漏らしたとのことで、表情が普段よりいっそう冷たく、鋭くなります。無言で電話を切ると、そのまま専務室に入ります。間もなく、部屋から「うんっ💢💢」という神戸くんの地団駄ギレを5倍強めたような苛立った声が。そして、ドン、というような鈍い衝撃音や、書類が散らばるような音、確実に何かが割れた音などが聞こえてきます。通りすがりの加瀬さん、廊下からそれを聞きつつ、そのままスルーします。どこがどれだけ荒らされたのか、次に専務室が映るのが楽しみですね(心無い感想)。

 

5.鼻血チャンス(2回目)

茶店にて、橘記者の上司と待ち合わせる後藤。ポツンと1人待ってるのが可愛い。カップの中身はコーヒーなのか紅茶なのか、はたまた緑茶なのか(大穴)…何にせよ、ブラック(ストレート)派でしょうかね。ライトが後藤の机にあるそれと似てるので、後藤チョイスのお店でしょうか。到着した上司に声を掛けず、目線で呼ぶの好き。

記事を買わせてくれませんか、となかなかに分厚い封筒を差し出す後藤。厚みが足りないと言われても、アルカイックスマイルを浮かべながら「ご希望をお聞かせください」と返します。「じゃ2倍で」と言われ、さすがに厳しいのか態度にイラッとしたのか笑みが消滅。重低音の「承知しました」が良きです。

ここで上司、胸ポケットからICレコーダーを出してほくそ笑みながら「冗談ですよ」と囁きます。表情を変えず、完全に凍り付いた後藤。本来ならザマァwwと言うところなのかもですが、後藤専務に寄り過ぎている私としては可哀想で仕方ありませんでした😂ドンマイ後藤😂(軽い)

そのまま去っていく上司の後ろ姿を無表情に睨む後藤の左の鼻から流れ出す、赤い液体。会社に危機が迫ると流血する仕組みの彼は、もはや会社そのものなのでは。

拭われなかったそれは、白く輝くワイシャツの襟に落ち、滑るように胸元に零れます。撥水性凄い。二滴、三滴と落ちていきますが、結局動かぬまま次のシーンへ。気付いた店員さんが慌てておしぼりを持ってきてくれてますように。

 

6.後藤、暴走

夜遅そうな時間に、加瀬からの電話。「こんなことしてどうするつもりですか」と怒りを滲ませています。答えず、そのままゆっくりスマホを下ろし、通話を切る後藤。遠くを見つめる美しい横顔が、ゆっくりとこちらを向き、迫ってくるという心臓に悪いカメラワークに感謝。

ここで引きの画になり、後藤がどこかのボロアパート(ペーパーカンパニーの1つ?)の廊下にいることが分かります。大きなキャリーケースを引き摺る怪しさの権化は、恐らくこの後10メートル進むごとに職質されまくるんだろうなあと思いつつ今週は終了。

 

予告編で映った最後の専務のお顔にうっすら髭が生え(掛け)てたの萌えました…逃亡してるのかな…ここまで怪しさ満点だと、彼の中の「最愛」を守る為に必要な、綺麗な動機故の行動なんだと信じたくなりますね(天邪鬼)。いやあ、それにしてもまさかの鼻血チャンス到来!完全にミッチーさんの冗談だと思ってたので油断してました。ハメられて可哀想〜🥺となってたところに不意にぶっ込まれたので、

↑つい心無い呟きに。本当ですよ?本当に直前までかわいそがってたんですよ…??

そして、橘さんんんん…!正直、前回から死亡フラグ立ってるなとは思っていましたが、こんなに呆気なく…15年前、理不尽に被害者になってしまった彼女が、この世に一矢報いることなく死んでしまうのはあまりに救いが無いので、何かこう…せめて彼女の死が、世界を前向きに変えるような何かに通じているといいな…改めて、性犯罪者の人権は剥奪しよう!はい!(復唱を待つ間) 

優くんが前を向けたのは本当に良かったです。ネットワーク関係に明るい弁護士ってめちゃくちゃ現代にマッチしてそうなので、加瀬さんと組めば無敵間違いなし!そんな未来が無事に来ますように…!

 

 

よし、以上です。全10話ということで、残すはあと3話。後藤専務のハピエンルートを必死に脳内シミュレーションしつつ終わります。では、また。

 

金曜ドラマ「最愛」6話・後藤信介の感想

今週は、始まる前から後藤さん祭りで幸せだった次第です。

↑インスタに真正面バージョンもあり。ツイッターの写真の方が動きがあって好みです♪「オフショとは思えない無表情さ」とネット記事にまでなってるの草。

 

↑色彩情報を削ぎ落とすことでお二人のカッコ良さが際立つ一枚…!井浦新氏、本当にありがとうございます🙏🙏🙏🙏本編でも組んでくれたら胸熱なんだけどな…そんなん記念日制定しちゃう…

 

↑ふええええ念願の社長の席に座れてる〜!それでも無表情なの愛おしい〜!!ほんと、楽しそうな現場で何よりです。癒される…!

 

他にも、ミッチーさんが後藤さんについて語ったインタビュー記事もあるのですが、同じ内容でも媒体によって見出しが違ったり、取り上げる場所が違ったりして面白い!

<最愛>及川光博が“不気味ッチー”を演じる上での苦労を明かす「油断するとキラキラしちゃうんです(笑)」【インタビュー】 | WEBザテレビジョン

及川光博インタビュー「心を優しく抱きしめてくれるような終わり方だとうれしいなって」『最愛』 | TV LIFE web

及川光博:「最愛」で不気味な存在感 “不気味ッチー”は「楽しい」 鼻血シーン、マオカラーの裏側も明かす - MANTANWEB(まんたんウェブ)

及川光博、ヒール役にやりがい「敵は手強い方が面白い」『最愛』鼻血シーンもノリノリ(マイナビニュース) - Yahoo!ニュース

とりあえず「鼻血の呼吸」はジワりますね…出し方や止め方とかで十の型まであったりするんだろうか…笑

 

さて、そろそろ6話について、及川光博氏演ずる後藤専務にピントの合い過ぎた感想を綴っていきます。以下、ストーリーにも触れますのでネタバレ注意です。

 

 

今週の後藤さんのシーンは、ざっくり5箇所。なんかもう、最初からクライマックス過ぎて呼吸困難に陥りました。全集中常中はやはり修行が要りますね…!

 

1.埠頭の後藤

線路傍に停めた車の中で、ぐったり身を休める橘しおり記者。そして始まる、埠頭の後藤の回想(微妙な韻)。

「バカだな、…お前…」と橘に話し掛ける、後光の後藤。左手を伸ばしながらググッとカメラに近づいて…いや待ってまさかの橘目線?!乙女ゲーかな?!これで、前回「この台詞言われた〜い🥰」とキラキラしていた人々は、もれなく天に召されたものと思われます。いやあ、"正しい及川光博の使い方"を心得すぎているぜッ…!

必死に身を捩り、泣き叫んで命乞いする橘に対し、淡々と拘束を解いていく後藤。怯え切った彼女を、スマートにトランクから出してやります。お姫様抱っこで。いや心得すぎかー!!!(腹式voice)

普段、屈強な男性陣に囲まれているとヒロインにしか見えなくて困る後藤(※主観)ですが、こういうシーンがあるとちゃんと男子!!って感じで非常に良きですね…!!はーーーカッコ良!!!丁寧すぎず雑すぎない絶妙な無機質さでボサっと地面に下ろす感じも大好きです。

これだけでは終わりません。慌てて駆け出そうとする橘の腕を左手で掴み、ぐいっと引き寄せ、よろけた彼女を抱き止める後藤。何なん?!助けると見せかけてこの場で視聴者もろとも萌え殺す気なん?!?!この時、顔を逸らすかのように遠くを見ているのも紳士で良き。

恐る恐る後藤を見上げる橘。後藤はというと、海風に乱された髪を右手で耳に掛けながら(so good)、そんな彼女を一瞬確認し、またすぐに遠くを見ながら「歩けますか?」と一言。眉間の皺と、やれやれ感の滲ませ方がperfect。橘を、駐車場に停めてある白い車の方に向かせて、「さあ、帰りなさい」とジェントルに促します。運転手は部下かな。ともあれ、こうして後藤専務による乙女ゲー体感ツアーは終了したのでした。無事生還できてよかった(我々含む)。

そして現在に戻る。橘を現実に引き戻したのは、後藤からの着信でした。優くんもそうだったけど、みんな彼のこと「後藤さん」で登録してるんだね。距離感がリアル。

 

2.ナイスシルエット

指定されたであろう広場に出向く橘。待ち構えるは、見事なまでの美しい姿勢で石のベンチに腰掛ける後藤の後ろ姿。スーツ!(脊髄反射的に叫ぶな)

脅しの指示をしたのか問われ、「いいえ?」と返す後藤。ううむ、読めない。彼の斜め後ろに、互いに背を向ける形で腰を下ろす橘。後藤と対照的に前屈みです。

」∠

↑記号化するとこんな感じ(伝われ〜!)。

橘の自虐を、黙って無表情に聞く後藤。聞いてます?と訊かれ「ええ。哀れですねぇ」とフリーザ様のように返します。そして、お見舞いですと分厚い封筒を置いて立ち上がり、背を向けたままその場から離れます。チベスナ顔で遠くを見つめながら反応待ってるの可愛い。

大量の諭吉を確認し、口止め料かと詰め寄る橘。彼女からの非難を遮るように「引き際は、…わきまえてください」と冷たく言い放つ後藤。それでも真田ウェルネスの闇の追及をやめないと宣言し、「ゾウを倒すアリの話知ってます?」と煽る橘。その言葉に反応し、ようやく橘のほうに向き直ると、「何十万匹が集まってようやくゾウを倒すそうです。一匹では、踏み潰されます」と先程のベンチまでジリジリ追い詰め、へたり込ませます。ひゅー!大人げなーい!好っき!!

見下ろしながら、産業新聞を辞めた理由を問う後藤。煽るような軽やかな口調に反して、この後、整髪料で固めた前髪が、風で変な形になっちゃうのがジワジワきました。法都大学の休学の時期について言及しようとしたところで、ついに胸元に封筒を投げつけられます。一瞬ビクっとしてるのきゃわだし、逆光の中舞い散るお札とミッチーさんって、なんというか絵画ですね。

熱を持った口調で捨て台詞を吐き、去っていく橘の背中を、訝しげに見送る後藤。この時点では、橘しおりの調査結果まだかなーと待ってる最中であろう後藤がかわいそかわいい(重症)。

散らばった諭吉を拾い集めてくれるキッズと親御さんを見つめる後藤。別アングルの、逆光横顔シルエットが美しすぎました。絵画かな?(2枚目)

 

3.後藤、笑っちゃいます

場所は専務室。久々にマオカラーを着た後藤のノートパソコンに映し出されているのは、優くん逮捕のニュース。唇の右上の大人ニキビの跡を隠すように口元にスッと持っていく右手が素敵。「24歳の男」のところで「お前の弟な?」と言わんばかりに一瞬梨央を見やるのも好きです。

ニュースの途中で、ゆっくりとノートパソコンを閉じる後藤。フィニッシュは右手中指、インパクトはやや強めです。以降、中指を突き刺したままお送りされます。

もし梨央の弟であると世間に知れたら会社ヤバイよ、と兄&後藤で梨央を詰めますが、後藤と二人で話をさせてほしいと言う梨央。当然、兄は面白くないので食い下がりますが、ここで、中指の爪でノートパソコンを軽く叩いて兄を注目させ、視線を送る後藤。兄が応じるまで、何度もコツ、コツ、と。お顔はぎゃんかわなんだけど圧が半端ない。結果、素直に去る兄が弱可愛い。いや後藤が強可愛いのか(可愛いんだ)。

パソコンから手を離し、梨央に向き直る後藤。上目遣いのスウィートなフェイスから、開口一番「人殺しに、同情の余地はありません」と凍てつくような言葉が放たれて脳がバグりそうになりました。弟の刑が確定したら辞めると潔く言う梨央に対し、「よう言うた」と思ってそうな感心顔で受ける後藤。

かつて梨央が梓社長から言われたという、後藤への絶大なる信頼の言葉を伝えられ、一瞬切なげな表情を見せ、目を伏せる後藤。一緒に胸が苦しくなる視聴者。

梨央は、自身が退いた後のことを丁重にお願いし、部屋を後にします。無表情を保っていた後藤でしたが、ドアが閉まるや否や口元が緩むのが分かりやすくて可愛い。ふふふ、と小さく笑いを漏らし、一旦耐えたかと思ったらフフハハハッとそれはそれは可愛らしく(?)笑い出します。俺社長キター!!の勝利の笑いか、それとも…?後ろ姿で表情は見えませんが、声だけでもらい笑いしちゃいます

 

4.妖怪・嫌味おばけ

ラボの廊下を歩く梨央。向かいの角から、深紫マオカラー&手ぶらで現れる後藤専務(デジャヴ)。弟が起訴されるか否か、結果はすぐに知らせてくださいとネチネチ言い残し、満足げな表情で踵を返すんですが、うん、やっぱり嫌味言うために徘徊してただけだなこの人。浅可愛い…(新たな扉を開くな)

去り際にすれ違った加瀬を、チベスナフェイスで見やり、不機嫌そうに眉を顰めるのも可愛い。「ムッ…」っていう書き文字が見えそう。

 

5.NEW情報屋

バス停のベンチに座り、新たな情報屋・志田(やはりチャリなのか)から橘しおりの調査報告書を受け取る後藤。スーツであることも手伝って、遠目に見たら普通のサラリーマン過ぎて萌える…いや普通よりシュッとしてて色白だけど…

志田から「専属の情報屋、雇ってましたよね?」と訊かれ、「彼は、消えました」と昔話の結末のように答える後藤。手元に資料があることで、テンションの低すぎるアナウンサーに見えなくもないなあと気を散らしつつ今週は終了。

 

優くん釈放されて良かったー!!!😂😂😂

署から出たところの、日の当たる場所で抱き合う梨央と優くん、彼らを包み込むように抱き締める加瀬さんが印象的でした。温かくて美しいシーンだった…!ところで、頼り甲斐があって優しくてパフェ好きでタートルの似合う加瀬さんは、我らの欲望の塊なのかな…?ほんとこのドラマ、ミッチーさんだけでなく全ての俳優さんの使い方が天才過ぎて、ありがたさに常に拝んでる気がします。

橘しおり、それで名前がずっと平仮名だったのか〜!というアハ体験(?)も気持ちよかったです。学生当時から曲がったことが嫌いだという彼女が、今後真田家にどう関わってくるのか、既に来週が待ちきれません。あっそれは毎週か☆ビバ良ドラマ!!

 

 

よし、以上です。早く先を知りたいけど、知ったら終わってしまう!永遠にワクワクしてたいよ〜!!という久々に味わう幸せなジレンマにもだもだしつつ終わります。では、また。

 

↑お姫様抱っこ、宙を舞うお札といえば、この作品。本編は地獄なのでツライ…という方は、サントラだけでもめっちゃ良きなので是非。

金曜ドラマ「最愛」5話・後藤信介の感想

Twitterでの質疑応答企画にて、後藤専務のマオカラーについて言及があって喜んでいる次第です。

↑そうなんだ〜!うっすら外ではスーツなのかな〜とは思っていましたが、やはり公式から答えてもらえると嬉しいです。介護施設に力を入れてる→マオカラーというのは、こう、スーツよりは作業着っぽいほうが現場の人感が出るとかそういう感じですかね…?(適当)それとも色味の話…?← ともあれ、他にもたくさん質問のある中、後藤関連のものをチョイスして下さりありがとうございました!

では今週も、及川光博氏演ずる後藤専務にピントの合いすぎた感想を綴っていきます。以下、ストーリーにも触れますのでネタバレ注意です。

 

 

5話の後藤さんの出演シーンは、ざっくり3箇所。優の回想シーン(潰すまでやりますよ)(まだスマホケースにカードが入っていなかった頃の専務)は除きます。今週も比較的色んな表情が見られたので、幸福度増し増しです。

 

1.再び笑顔

例のゲラ記事を片手に、専務室に駆け込む加瀬弁護士。自席に座っていた後藤専務は、ゆっくり立ち上がって、ソファに掛けるよう手で促しますが、立ったまま勢い良く話し始めた加瀬に、少し怯んでいる様子。きゃわ。

眼前に記事を突きつけ、橘記者について切り出された後藤、「マスコミがまた、何か言ってきましたか?」とまん丸おめめのぶりっ子フェイス(ド主観)で返します。身長差による上目遣いもあるのかもですが、とにかくやたら可愛い。

それでも加瀬の勢いは止まりません。梓社長から、かつて橘と真田との関係が良好だったことを聞き、何故今更こんな記事が出るのか不審に思っている様子。その追及中のカットは、いつものチベスナフェイスです。「やべ…」と言わんばかりに口を開きかけて閉じるのが可愛い。

でも、「何か隠していませんか?」と問われた時のカットは、ものっそい幼女顔で、思わずハァウと声を漏らしてしまいましたよわたしゃ。いかん、萌え殺される。

そんな幼女顔にも動じず(そらそう)、橘の目的を知りたいと続ける加瀬。思案するように目を伏せ、遠くを見つめる後藤。はぁん横顔で睫毛が映える〜!瞬ききゃわ〜!

ペーパーカンパニーの存在を知られていることを思い返しつつ、尚も問い続ける加瀬に対して沈黙を貫きます。痺れを切らし、「何を知ってるんですか?!」とついに後藤の腕(多分)を掴む加瀬。途端、スッと冷たい空気を纏わせると、見下すように顎を上げ、右肘で加瀬の手を払い除けつつ、目を逸らさぬまま襟を正してみせます。一瞬また幼女顔してた気もしますがこの一連の動きが麗しすぎて動悸が止まりません。

距離を取るように窓辺に歩を進め、背を向けながら、「公園で殺害された男について、社長(梨央の方?←)からどう聞いています?」とようやく口を開いた後藤。加瀬からの、ほぼ面識なしという回答を半ば遮るように「君は、」と振り返り、「それを真実だと考えていますか?」と目を見て問いかけます。明るい窓が後光に見える神々しさですが、カーテン越しのこの光が照らすのは真実なのか、はたまた…という美しくも味わい深い画。大好物です。

ここで、加瀬から視線を外し、事件の4日前、なんと殺された男と話をしていたことを告白します(2にて後述)。その時に預かった資料を差し出しながら、真偽を確かめるよう進言。続けて「橘しおりも、同じことを調べているんじゃないですか?」と初めて聞いたぞという柔らかい声で彼女の名刺を渡し、加瀬の笑みに対して初めて見たぞという柔らかい笑顔を返す後藤。加瀬の笑みは「一旦情報サンキュ☆」で、後藤のは「よっしゃペーパーカンパニー悟られずに済んだセーフ☆」辺りの感情なんでしょうか。いつか後藤の、心の底からの明るい笑顔が見られる日は来るのか…まあ何にせよ可愛いのでよし!!(いいんだ)

 

2.事件4日前

雨の降る夜、真田ウェルネスを発とうとする白いバンに、突然立ち塞がる男。急ブレーキも間に合わず、軽くぶつかってしまいます。その衝撃で、後部座席にいた後藤もつんのめります。シートベルト大事。そしてビックリ顔萌え。

慌てて出てきた運転手を押し退け、車内に凸する男。「な…っ、何なんだ、貴方は!」と、さすがに怯え混じりの表情で、語気を強める後藤。しかもなーんか上目遣いなんすよぎゃんかわ〜!あれじゃん、本能的に可愛さアピールで身を守ろうとするやつじゃん…!(?)

男の目的は梨央社長。人違いではあったものの、息子の康介について必死に説明します。男に害意が無いと分かったことで、冷静さを取り戻したであろう後藤、梨央に伝えることを約束するのですが、その低音ボイスが堪らない…!いざという時スムーズに脱出するためか、いつの間にかシートベルトを外しているのも好き。

 

3.(悲鳴)

↑橘の字幕ですが、完全に我々とも一致してたので引用しました。

海沿いの道に停められた横浜ナンバーの車。近づき、トランクに手を伸ばすスーツの男。開けると、そこには、口に貼られたテープ越しに悲鳴を上げ、必死にもがく橘の姿がありました。左手でテープの端を掴み、剥がしてやる男…その正体は、後藤専務でした。海風で額が露わになり、オールバック風になっているのと、黒地に白ストライプのスーツと、この激ヤバな状況が手伝って、イケ散らかしマフィアが爆誕しております。そら(悲鳴)ですよこんなもん。字幕のタイミングとは違うけど。

橘を冷ややかに見下ろしながら、「バカだな、…お前」と後藤。ふええええ言い方良き〜!!強めの「バカ」も、噛み締めるような「お前」も良き良きの良きです。嫌悪というより憐れみに近いように聞こえたのですが、その真意は…?!ともあれ、サプライズマフィアにハアハアしつつ今週は終了。

 

梨央と優を想う父、父と姉を想う優、優を守りたい梨央、優と梨央を救いたい宮崎刑事…それぞれの愛が、現実と照らし合わせた時に微妙に噛み合わないもどかしさ・切なさに加えて、絶妙なタイミングで流れ出す主題歌「君に夢中」…涙で溺れそうになっていたところに突如現れたのが、そう、マフィア後藤。

きっと視聴者が溺死しないように助けに来てくれたんだね後藤…中にはこの後藤が致命傷になった視聴者がいるような気もしますが…ともあれ、ありがとう後藤…(ジョイマンか)

 

 

よし、以上です。毎週面白すぎて前のめりになりつつも、いけるやつ?これちゃんとハピエンになるやつ?とハラハラしつつ終わります。次回6話。そろそろ折り返しなのかな…?!もっとずっと観てたいよう!では、また。

 

↑君に夢中、といえばミッチーさんのこの曲もそうでしたね。ムチュッチュー!(歌詞)

金曜ドラマ「最愛」4話・後藤信介の感想

今週も、呼吸を忘れる瞬間があるほど面白かった次第です。ミッチーさんの新規絵と関係なく、来週が楽しみなのって凄く贅沢。や、もちろん新規絵もめちゃくちゃ楽しみなんですけどね!

では、及川光博氏演ずる後藤専務にピントが合いすぎた感想を綴っていきます。以下、ストーリーにも触れますのでネタバレ注意です。

 

 

後藤回やん。

びっくりしたー!!ギリギリまで食器を洗っていたんですが、まさかの後藤ナレーションから始まったものだから、アッワアワのまま鍋を放置してテレビの前に走りましたよ…!他のシーンも、出るわ出るわの後藤ざんまい。ざっくり数えて、なんと7箇所!豊作!大漁祭り!

 

1.独白

『かけがえのないものと聞いて、何を思い浮かべるか』と開幕早々に響く後藤専務の美声。低音たまらぬ。画は、3話でのお茶を飲む姿でした。うっすらスポットライトのようなエフェクトが掛けられていて、主役感(あるいは犯人の供述感)が半端ない。

『家族。友人。恋人。では、それらを持たない人間は?…私は、自分を受け入れてくれたこの場所を、何よりも大切に思う』…ここで、1話にて無人の社長室を見つめる後藤の映像。からの「潰すまでやりますよ(再放送)」。そして、『寂しい人間と言われようと、それが私の人生だ』…本当に言われてきたのか、言われる前に自虐することで心を守っているのか…ああ、それ以上の愛で君をトリートメントしたい…(要らんことすな)

ねえ待って、このキャラでこの哀愁は反則級の愛おしさじゃない…?梨央への態度が大人げなく見えるのは、それだけ自分の「最愛」(=会社)を荒らされるのが耐えられないということ…?好きやよ…(混線)

『世の中には、孤独と折り合いを付けられる人間と、そうでない人間がいる。「彼」もおそらく、私と同類だ』…ここで、情報屋が映ります。ところで、後藤専務が情報屋の正体を知っていたかどうかってそこそこ重要なポイントな気がするんですが、これ以上はセルフネタバレの恐れがあるので考えるのをやめます(思考停止顔)。

 

2.詰め専務

社長室にて、先週のゲラについて話し合う加瀬弁護士、梨央、後藤専務。真上からのショットが新鮮です。後藤は、足を開き気味にソファーに座っています。手はお膝。

加瀬の見解では、裏付けの無い、ただの嫌がらせ記事。しかし、その嫌がらせが続くことを問題視し、梨央に対応を求める後藤。気をつけます、と席を立つ梨央に、座ったまま「違います」と威圧を孕んだ声で言い放つと、静かに立ち上がり、わざわざ梨央の前まで来て創薬事業しくったら辞めます(要約)」と言わせるまで詰め続けてきます。

話題を記事に戻そうとする加瀬を無視しつつ、爬虫類のような鋭い眼光でねちねちと、しかしあくまで声は荒らげず、淡々と口撃する専務…胃に穴あきそうやでぇ…!でも、梨央の言い分を遮る「それぇ…」の感じ悪さめっちゃ好きです。フィクションだからこそですが!笑

 

3.出血大サービス

ゲラの件で橘記者を呼び出した後藤専務。もちろんおこです。橘は車で、後藤は徒歩っぽく見えたので、真田ウェルネスの近くかな。

「あなた…いつからそっち側に?」と後藤。遠くを見ながら言うのがなんか可愛い。どうやら橘、フリーになる前は後藤からの情報でウェルネスの記事を書いていた様子。2010年入社(後の履歴書参照)ということは、新人の頃からではないとしても、そこそこ長い付き合いなのかもしれません。ねえ過去編やりますか若後藤見れますかハアハア。

目的を問われ、真田ウェルネスペーパーカンパニーを多数所有していることに言及する橘。不意に急所を突かれ、後藤も顔を顰めます。目の細め方がネコチャンなんだよなあ…🐈‍⬛

登記簿謄本を突きつけられ、必死に表情を殺し続ける後藤でしたが、怒りかストレスか、右の鼻からゆるゆると赤い液体が流れ出します。唇に差し掛かる前に気付き、一瞬ハッとした表情を見せるの萌え。気恥ずかしそうに(※ド主観)視線を逸らしつつ小鼻の辺りを摘み、上を向いて止血を図ります。咄嗟だとそうなるよね分かる…!とますます萌えが加速しました。わあ、人間だあ…!(歪んだ萌え)

専務への配慮なのか、血が苦手なのか(彼女の性格的に後者かも)、顔を見ないようにしつつ、ハンカチを渡してくれる橘記者。後藤は、逆にガン見しながら受け取り、素早く鼻にあてがいます。またご連絡しまーす、と軽やかに去っていく橘を睨み続けるその瞳は、憎悪に近い熱を灯していました。

鼻を押さえたまま、その場で情報屋に橘を調査するよう電話で指示する後藤。詳細を訊かれ、ハンカチを握りつぶしながら「害虫です」と大人げなく返します。よかった、もう鼻血止まってるね。戸惑う情報屋に「何でもやると言ってきたのはあなたの方ですよね?」と詰め寄る後藤…の右鼻に残る血の跡が愛おしい。

↑一発OKさすがすぎる。カット後、誇らしげになってるであろうミッチーさんください(強欲)。

 

4.流し目専務

真田ウェルネスの入り口付近にて、聴取を終えた宮崎刑事と桑田刑事が立ち去るのを、流し目で見守る後藤。はあ美人(再認識)。

 

5.専務のお部屋から

机上のスマホに、情報屋・生田誠からのバイブレーター着信があり、手を伸ばす後藤。待ってスマホケースのカード3枚に増えてるじゃん。3話でも見えてた白いのは名刺…?や、知らんけどこんなとこに1枚だけ入れるもの…?真ん中のはテレカだとして(適当)、縁取りのあるカード is 何。ともあれ、何も入ってなかった1話を思うと、だいぶ生活感が出てきてキュンです。スマホ本体でなくスマホケースを掴む雑さ(?)にもギャップ萌え。持ちやすいもんね、傷みそうだけどついやっちゃうよね…!

脱線しました。「後藤です」と溜息混じりに応答しながら、ソファーに腰を下ろします。橘の調査結果が告げられる中、法都大学を1年間休学&その頃に両親が離婚しているとの情報に反応を示す後藤。肘掛けにトンと指を打ちつけ、休学の理由を尋ねます。横顔綺麗。そして脚組んでる!普段は威厳を保つために開いてるんだとしたら可愛いな。結局、調査はこれからだと返され、「お願いします↓」と露骨にテンションを下げつつ通話終了

 

6.廊下にて

社内で後藤と鉢合わせる梨央。専務、手帳も持たずにうろついてるということは、もはや梨央に嫌味を言うためだけに徘徊してた説。

後ろ姿ですが、顔の方向的に、前半は梨央の方を見て話していそう。後半は、例によって遠くを見ながら。「次の役員会でじっくりお話ししましょう」と言い捨て去っていく、そのうなじにピントを合わせて欲しいです。

 

7.定例役員会

(相棒のロケ地的な意味で)既視感が凄い会議室にて、皆が席に着く中、梓さん&梨央の兄と共に入室する後藤専務。お偉いさんの位置に座るのですが、1人だけめちゃくちゃ姿勢が綺麗。

会議前に、ゲラ記事の真偽についての話題に。加瀬が躱そうとしますが、「よろしいですか」と静かに挙手し、追撃する専務。芝居がかった口調で、梨央が殺人事件に関与していそうな言い方をします。きっぱり否定し、後藤をじっと睨む梨央。…を黙って睨み返している後藤がドストライクな件。なんか幼くない?ぎゃんかわじゃない??あれかな、いつものチベスナ顔じゃない上に、黒目にハイライトがあるせいかな…?!お顔の角度といい前髪のかかり具合といいperfect…You are our angel…(変なスイッチ入った)

証拠は無いという加瀬のフォローを、信用問題の話にすり替え、梨央の責任を問う後藤。抑揚こそ控えめですが、大袈裟に顔を顰めてみせたりなど、普段より表情豊かめで愛おしい…!

勝利を確信したのか、いつの間にか立ち上がっている専務。梨央のもたらした不利益について語りますが、梓さんからのフォローに、チベスナフェイスに戻って睨むの可愛い。

「躓いた時は、責任を取る覚悟だと、仰いましたね?」とトドメを刺す時、ほんのり浮かべる笑みの絶妙っぷり。さすが表情筋のアスリート、繊細な場面でも大活躍です。辞める?ねえ辞める?と言わんばかりの待機顔も憎たらし可愛い。

そして、満足したのか、そっと座る専務。しかし、ここで海野さんが治験コーディネーターからの前向きなメールを展開したことで、梨央の熱意が評価される流れに。海野さんと梨央を目だけで交互に見やる、そのあんぐり顔(弱火)が可愛い。

加瀬が、新薬が承認されれば投資額の30%以上のリターンが見込める、と語った時、あっこれ今日は無いな…と思ってそうな落胆の表情で目を伏せる後藤。きれい。

必ず結果を出すと改めて決意を表明する梨央に、梓さんが期限を問います。1年以内との返答を受け、じゃあ進退については1年後でもいいよね?(意訳)と後藤に確認する梓さん。なんてスマートな立ち回りだろう。とっくに営業終了状態で油断していたであろう後藤、えっ俺?と言ってそうなびっくり顔で二度見し、小さな溜息と共に遠くを見つめ、無言の承諾。

最後、「ええわ、次いこ次!」と聞こえてきそうな顔で気分を切り替えたっぽいところで今週は終了。

 

いやー、本当に盛り沢山の4話でした。なんなら梨央の回想にまで出てきましたよ専務。ありがたや…!色んなお顔が見られて大満足です。

情報屋=弟くんというのは、割と早い段階でうっかり思い当たってしまっていたので、直前まで「違え…逆に違ってくれ…傷とかあるなよ…!」と密かに祈っていたのですが、届かぬ願いでした。ネタバラシと同時にビックリしたかったのにな〜悔しい😂あんなに考えないよう気を付けてたのに〜!😂笑

電話越しの優の声を「大ちゃん」だけくっきり肉声にする演出は痺れたなあ。動画に映った腕の傷を見て、「優…」と呼びかける宮崎刑事の慈しむような声にも泣きそうになりました。きっとあの動画の出来事の後に真犯人が現れてるんだと…信じたい…!だってこのままじゃ救いが無さすぎて…!😭

 

 

よし、以上です。5話予告後の「この番組をもう一度ご覧になりたい方は…」の宣伝の中に鼻血後藤が差し込まれていたので、もう一度ご覧になりたい鼻血みたいになってたことにジワりつつ終わります。では、また。

 

↑後藤専務のグッズ(概念)