ドラクエをほぼ通らないまま大人になってしまった私ですが、まんまとハマっている次第です。
最初は、装備ガチャだのその強化素材だの転職だのと要素が多すぎて、正直しんどいかなーというのが第一印象でした。子どもの頃から親しんできたことで、進化やタイプを学習済みであるポケモンと違って、ドラクエはアイテムやステータス、魔法の名前もよく分からないし、モンスターの種類も弱点も未知数なので。どこパレ(ドラクエのモンスターメインのアプリ)のおかげで、ドラキーやねこまどうが可愛いということは知ってるんですが、まあほぼノーヒントです。
しかし、夫はドラクエを通っているらしく、ぼうけんのしょが消えてしまった時の音を得意げに披露してくれるのですが、こちとら噂にしか聞いたことがないので「おお、それがあの有名な…」ぐらいしかリアクション出来ません。すまぬな。
ともあれ、彼の知識に頼りつつ、結局2人でぼちぼち始めてみることに。
そしたらまーーー面白い。
何が面白いって、ゲームのストーリーに沿って、次の街や洞窟などの目的地を、近所に設定し、実際にそこまで歩いて冒険できるのです。それだけでワクワク。回復ポイントも其処此処に設置されており、今のところ、ポケモンGOに見られるポケストップ不足などの田舎格差は、感じていません。素晴らしい。
そして、基本的に片手の親指でスンッとボールを投げるだけ(しかも別売りのオモチャがあれば画面を見ずともプレイできる)のポケモンGOと比べると、DQウォークの戦闘は、余程実力差がない限り、前提知識の無い私は幾分頭を使わねばなりません。頻繁に立ち止まる煩わしさを思うと、これまた敷居が高い。
が、なんとウォークモードなる便利なボタンがあり、敵と接触した時に自動で戦ってくれるという有り難すぎる機能のおかげで、そこもクリア。ただオートの戦闘に頼り過ぎると、みんなMPばかすか使っていつの間にかペチペチ殴るだけの状態になってしまいがちなので、長時間目を離すのは危険ですが。
ちなみに、これが現在の私のパーティです。まずは主人公の戦士。
お察しの通り、ミッチーさんに寄せております。ちょうど「歩くの歌」がアツイ時期なので、名前もそのままアルクに。ガチャ運の無さから微妙な服装ですが、フードが可愛いのでよし。
お次は、武闘家。
闘う女子が大好物なので、仲間になるやいなや即刻性転換させていただきました。と言いつつ、こっそり慶次郎の見た目に寄せているのは内緒。歩く、ときたら走る！というわけでrunちゃんです。
そして、僧侶。
ショートカットの金髪に翠眼。そうです、私の永遠の推し・クラピカに寄せてます。女の子だけど。元の銀髪ストレートに碧眼というのも可愛かったので、姿を変えるか迷いましたが、せっかくだから推し寄りに。名前は、クルタ族のイメージで「田舎」のアナグラムです(酷い)。
最後に、魔法使い。
ガチャ運の悪さによる一番の被害者が彼です。この子もデフォルトの姿(女子)が好みだったのですが、男女雇用機会均等法に則り、性転換していただきました。今凄いこと言ったな私。銀の髪と眼を持つ私の永遠の推しその2・御剣怜侍に寄せてます。名前は、ミッチーさんの某曲の歌詞より、シティーボーイのイメージがプンプンする「夜の帳」から。それ故にこの格好の残念さが6倍染み渡る形になっています。ゆくゆくは貴族っぽい格好にしたいところ。
そういうわけで、愛しい推し(匙加減)と可愛いモンスターに囲まれて、楽しく冒険しています。案内役のスライムの名前が「スラミチ」なのも、ベイベー的に大変よろしい。平日にガンガン進めると夫が拗ねるので、ストーリーは土日に2人で攻略する形になりそうです。というわけで今日はポケモン狩りに専念しよう。ワクワク。
そういえば、ミッチーさんはゲームのことを「キャラが育っても自分が強くなるわけじゃないんだから時間の無駄(意訳)」と仰ってましたが、私は、ゲームで心がリフレッシュ出来たり、ストーリーに感じるものがあったり、キャラにときめいたり、セリフから語彙や蘊蓄を学べたりしたら、それはもう十分に有意義な時間だと思ってます。もちろん、無駄だと思ってプレイしてる時間は完全に無駄なので即刻やめるが吉だけれども。私も、作業ゲーだと感じたり、勝てなさすぎて苦痛だったり、やってて楽しくなくなったら距離を置くようにしてますし。
よし、以上です。イッシュ地方のポケモンが一部解禁になったみたいなので、今日は時間と体力が許す限り乱獲してこようっと♪では、また。
