うぐいすハーモニカ

日記というより備忘録。何を書いても結局ミッチーこと及川光博氏の話をしてしまう系ベイベー。らぶ。

グランメゾン東京7話感想

まさかもう一度KAMEHITOフィーチャー回が来るとは微塵も思っていなかったので、登場シーンの多さに拝みながら享受した次第です。だってほら、2話と3話で結構時間割いてもらえたから、あとはちょこちょこ映るだけかな?と完全に油断してたというか。はー可愛かった。

以下、中身のない感想になります。ネタバレ注意です。

 

えー、まず最初に。瓶人さんの出番いっぱいあった嬉しい!という単純な喜びと、えっこんな結末なの…?!という複雑な想いとで、放送直後に記事を綴っている現時点では全く気持ちが整理できておりません。うーむ。育児をしながら仕事に全力で取り組むのは、働き方改革だけでは現実問題無理ゲーで、家族のサポートなくして両立できない、ということを訴えているのか。では、もし瓶人さんがチームグラメに属さずあのまま「レシピ動画の貴公子」でいたなら、また違う結果が待っていたのか。

…まあアレですね。エスコフィユ時代、最も子育てに手が掛かる時期に、しかも共働きであったにも関わらず、ほぼ育児に参加せず仕事に没頭し、妻の悲鳴を(尾花に逆らえなかったとはいえ結果的に)無視し続けた、瓶人さんの罪。

(その心身のストレスが原因とはいえ結果的に)夫と向き合うことを放棄し、我が子すら捨てて丸3年バックれた、エリーゼさんの罪。

そもそも、パパやばあばや保育園のみんなと急遽お別れして、ママと2人きりでパリに帰るという決断は、アメリーちゃんの自由意志が尊重されたことだったのかどうか。

そういやエリーゼさんの名前に食べ物が入ってたのかどうか。まさかあのお菓子か。

…などなど、その辺りのことを上手くまとめて言語化する技量が私には無いので、これまで通りストーリーをなるたけ浅めに振り返りつつ、瓶人さんの萌えシーンについて狂ったように綴っていきたいと思います。

 

前回に引き続き、緊張の面持ちの瓶人さん。なんだかもう今にも倒れそうなぐらい脆く見えて、庇護欲刺激されまくりMAXでした。いや着地点が鬼畜。

少し巻き戻って、舞台はグラメ厨房。芹田くん、前回認められたことで地位が見習いからセミ見習いに昇格し、コックコートと新人指導の役を与えてもらえた様子。ばっちり髪も固めてて、意識の変化が微笑ましい。そして尾花に指導される芹田くんをちらちら気に掛け、優しく微笑む瓶人さん良き。みんなで育てていく姿勢が温かくて素敵です。

ところで、アメリーちゃんのお迎えのことを「デートの時間」とか言っちゃうんですね。何ですかその瓶人さんしか許されなさそうな表現。厳密には、中の人のおかげで許されてる感ある表現。少なくとも、私はそのセリフに若干の拒否感を覚えてしまいました。娘から言うならともかくパパが言うのは…ちょっと…

お迎え衣装は、やっぱりサイコバニー。もこもこ大きいロゴがキュートなジャンパーでした。しかし、ばあばにおまかせ☆と帰されてしまうパパ。アメリーちゃんも平気そう。躊躇いつつも、「マシェリ〜💕(最愛の人的なニュアンスらしい)」とその場を去ります。

瓶人さんの居ぬ間に、何のフリもなくいきなり現れたエリーゼ。見た目から勝手にイメージしてたのが悪いのですが、日本語が予想以上に流暢で驚きました。タイミング良く帰ってきた瓶人さんは、怒りと当惑で詰め寄ろうとしますが、尾花と京野さんに物理的に阻止されます。この取り押さえられる感じが妙に愛おしくてな…なんというか、京野さんがママなのはもちろんですが(?)、普段窘める立場の瓶人さんが、普段窘められがちの尾花に制されてる所に絆を感じるというか。上手く言えないんですが、ツッコミへの信頼故に「お前はツッコミだろ!」とボケがツッコむ感じ。伝われ〜!

この後、料理人を馬鹿にされて2人でキレるのも相棒感あって良き。エリーゼからの無茶振りという名の挑発に、まんまと乗る尾花を「お前が決めるなよっ」とツッコむ瓶人さん。そうそう、本来こうでなくっちゃ、という安心感がありました。ところで尾花にガシッと肩を組まれる瓶人さん可愛い。最近、そしてこの回、スキンシップが多くてとてもキュンキュンします。仲良きことは美しきかな。

こんな感じのエリーゼさんを、果敢にも自宅に泊め、懐柔作戦に出る倫子さん。エリーゼさんは、尾花が居候してることにドン引きしつつ、1話での瓶人さんと同じ忠告をしてくれます。登場時の剣幕からヤバ妻なのかと警戒してましたが、やっぱり夫婦なんだなあ、と少し安心。

ところで、瓶人さんとの馴れ初め話の再現として、尾花が瓶人さんのハイクオリティモノマネぶっ込んでくるの最高でした。 キムタク氏、あらいふの時のぴったんこカンカンでもミッチーさんのモノマネを軽くしてらしたんですが、絶妙に似てるんですよね。芸達者。

そして待ちに待った瓶人パーカータイムきたー!!あの3話冒頭で着てた可愛いやつ!!パーカー類は部屋着専用にしてそうですし、今回ぐらいじゃないともう見られないと思ってたので、本当に良かったです。今後はもうストーリー的に相沢宅が映されることもないでしょうし、見納めパーカーかもしれません。うっうっ(泣くな)。

翌日、お店にてポールダンサー瓶人爆誕正確に言うと、柱にしがみつき、ひょっこり顔を出す姿が、さながらグランメゾン東京に迷い込んだ天使でした。ぎゃんかわ。君を飼いたいですっ(混線)。

久々登場のハンターに、笑いながら豪快に背中をどつかれビクっとなる瓶人さんの可愛いが過ぎて、そろそろ語彙が足りません。いやぎゃふんとは言わないでしょ、という精一杯のツッコミも可愛いし、新鮮なキノコという名の宝箱を見て分かりやすくうずうずするのも可愛い。可愛いがいっぱい。

一方、芹田はgakuに乗り込み、江頭にこれまで渡されてきた端金、もとい袖の下を突き返します。偉いぞ芹田。ところがその帰り道、丹後さんと祥平と鉢合わせてしまいます。迂闊だぞ芹田。そして、芹田がグラメ見習いだと知り、江頭に飼われたスパイだと察し、釘を刺す丹後さん。そこで祥平もピンとくる辺り、やはりこないだの柿谷の新メニューから漂うグラメ感に気付いていたんでしょうね。その上、公平にすべく調理場や料理の詳細を「盗めるものなら盗んでみろ」と見せてくれる丹後さんのハイパーイケメンタイムが止まりません。なにこの最高のライバル。最終的にぶっ潰す宣言で締めるところも含め、プロの矜持を感じる良いシーンでした。

所変わって、公園で遊ぶアメリーとエリーゼさんを、遠くのベンチから足を組んでヤキモキしながら見守る瓶人さん。 後からやってきた尾花達に「あれみてよ、みてあれ 」と幼児のように訴える様がSO CUTE。

ところで、デート発言と同じく「アメリーは渡さないから」というセリフもチクリと引っかかりました。物じゃないんだからさあ…

そしてエリーゼさんと瓶人さん、2人で言い争っているシーンかと思わせて、カメラが引くと実は同じテーブルに尾花と倫子さんも居たという漫画的演出。好きです。

話し合いの最中、アメリーちゃんが熱を出したと一報を受け、尾花と共に急遽帰宅する瓶人さん。ほんと今回2人で行動するシーン多いですね。凄く良いですね。

ところで、布団で寝ているアメリーちゃんを起き上がらせる時、「おっき」と呟いてたパパに危うく萌え殺されるところでした。 さりげなく寝癖を指で優しく整えてあげるのにもキュン。パパぁ…!(幼児がえり)

と、ここまでパパみを見せつけてきた瓶人さんでしたが、いつのまにかアザラシのぬいぐるみを抱いて幼女みまで見せつけてきてました。何してんの可愛い。挙句、尾花との内緒話を希望するアメリーちゃんによって寝室から追い出されました。アザラシを抱えたまま。何してんの可愛い。

ところで、尾花夏樹が料理で負けるところを初めて見た〜と喜ぶ倫子さんでしたが、視聴者的には瓶人さんの料理教室でフルボッコにされている姿を目撃しているので実質2回目ですね。夫婦両方に負ける尾花。

新メニュー開発の為に、KAME'sキッチンで始動する尾花と瓶人さん。息ピッタリのバディ感が胸熱だし瓶人さんのエプロン可愛いよエプロン。どうでもいいですが、キノコに衣を付けて揚げるシーンを見て、テレビ千鳥のマツタケンドッグを思い出しニヤニヤしていたのは内緒です。

そういえば、予告で気になっていた瓶人さんのスーツスタイルですが、よく見たらジャケットもネクタイもシャツもサイコバニーでしたね。ということは、恐らくズボンも?もはや信者。

チーム相沢家として家族と共に食事を楽しむ瓶人さん、最後のメニューはチームグラメに戻って厨房にIN。パパからシェフの、厳密にはジャケットからシャツ腕まくりのギャップにメロメロです。しかし調理中の横顔が「あ…😦」という表情に見えて、しくったの?しくった顔なの??と少しハラハラしてしまいました。杞憂でよかった。

ところが、美味しく仕上がっていたことがかえってエリーゼさんの不安を増幅させることに。料理の開発に掛かっている時間の膨大さと、そこからアメリーちゃんとの時間を絞り出すことの大変さを指摘される瓶人さん。完全に裏目に出た。

この辺り、猫背で両腕を身体の前でだらりと垂らすボクサー瓶人爆誕していたのですが、どうやらテーブルに両手をつきたかっただけのようです。ゆっくり距離を測ってたんですね。

瓶人さんの、全身全霊の涙ながらの説得も、隠し球であるアメリーちゃん作のデザートも逆効果感なまま、結局トップレストラン50の結果次第に。

ここで、ようやく冒頭のシーンに戻ってきます。長く贅沢な回想シーンをありがとうございました。

なかなか店名を読み上げられず、不安に苛まれ項垂れる瓶人さんの肩を掴み、奮い立たせるようにグインと引き戻す尾花。その想いに呼応するように、無理やり笑顔を見せる瓶人さん。セリフがない分、ここのやり取りは一段とグッときました。

顔を両手で覆ったり、美しすぎる閉じ目を披露したりしつつ、結局グランメゾン東京が呼ばれたのは、10位枠。エリーゼさんとの約束は、エスコフィユ時代の10位を上回ることだったので、お店的には快挙でも、瓶人さん的には失敗でした。それでも無理して笑う泣き虫を、強く抱きしめる尾花。そのまま耳元で「ごめんな」と告げます。彼が素直に言葉に出して謝るのは、もしかしたらこれが初めてかもしれません。なにそれエモい。

そして諦めムードだったgakuはまさかの8位。これかあ、キムタク氏の仰ってた7話の衝撃展開って!とはいえ、丹後さんと祥平の頑張りや男気を見てきた分、普通に嬉しかったです。チームグラメ含む他店がスタンディングオベーションで讃える中、ショックで座ったままの瓶人さんと、会場から出て悔しさのあまり叫ぶ尾花が印象的でした。秀才コンビが天才コンビに一矢報いた瞬間、という意味では胸熱です。

約束通り、パリに帰るエリーゼさんとアメリーちゃんを見送るチームグラメ&瓶人ママ。アメリーちゃんを満開の笑顔で抱っこする瓶人さんぐうかわ。そしてなにそのコート可愛い超似合ってる。萌え袖かつフード。ありがとうございます。

しかし、ガチお別れというわけではなく、今回の一件でエリーゼさんの心情にも変化があったようで。アメリーちゃんが、ママがパリで待ってるって、と伝えた時の瓶人さんの、泣き笑いの表情の美しさたるや。でも抱き締めすぎでアメリーちゃんの安否が気になってしまったのは内緒。

去っていく2人をぐしゃぐしゃの泣き顔で見送る瓶人さん。背後から両肩をガシッと掴んで無言で慰めてくれる尾花。「痛いよ😂」と返し、頑張って泣き止む瓶人さん。はあああ良いコンビだなあ…(しみじみ)

さてラスト、ここまで散々秘めてきた恋心と嫉妬心を、まさかのお酒の勢いで当人たちにぶちまける京野さんに「いや今?!?!?!」と驚きつつ次回へ続く。やだやだ、こんなの、フラれフラグまっしぐらじゃないかあ…!

 

よし、以上です。我に返ってみたら無駄に長くなってしまって自分で引いています。今回、瓶人さんが可愛いだけでなく、尾花が今まで以上に相棒感を出してくれたのがツボだったんだと思います。全盛期のエスコフィユでもこんな感じだったのかな、というコンビネーションがとても心地良い。シナリオの 細かいとこは 置いといて またリピります 多分何度も(短歌)。では、また。