うぐいすハーモニカ

日記というより備忘録。何を書いても結局ミッチーこと及川光博氏の話をしてしまう系ベイベー。らぶ。

バレハラについて。

「ネタバレハラスメント」という、今思いついた造語の略語をタイトルにしてしまった次第です。でも既にありそうだよな、と思って「バレハラ」でググったら「もしかして:ヴァルハラ」と訊き返されたけれど、こちとら天国じゃなく地獄です。まあ日夜戦いまくってるという意味では当たらずも遠からず…?

置いといて。この世には2種類の人間が居る。ネタバレOKな人間と、NGな人間。もちろん「基本ネタバレ無理だけど興味ないものならOK」「基本ネタバレOKだけどオチだけは言うな」「全部知った上でないと不安だからむしろネタバレ無しでは見れない」という具合に、程度の違いはあると思いますが、まあ大まかに2種類ということで。どちらが良い悪いということではありません。

ちなみに、私はNG派です。厳密には、自分でそれを体験しようと心に決めているものについては、どんな些細なバレも絶許マンと化すけれど、その気のないものについてはむしろ積極的にバレを踏みにいくタイプ。このように、シチュエーションに応じて派が移り変わるのですが、しかしネタバレに対していつでもウェルカムという姿勢では無いため、NG派としています。

さて、ここからはツイッターにおけるネタバレの話をします。NG派にとって、ツイッターは、常にネタバレという名の地雷がそこいらに埋まっている戦場のようなものです。そんな中、無警戒にふらふら歩いて負傷したとしても、それは踏んだ人の責任になると思っています。だって基本的にネタバレそのものは爆発しないから。多くのそれには、悪意という名の火薬は含まれていないのです。

例えば公開直後の映画のオチを声高に叫ぶのはテロだけれども(状況的に悪意しかないし、営業妨害だと思う)、普通の感想自体に悪意はないわけです。むしろ、劇場に足を運ぶ前に、軽く雰囲気だけでも知っておきたいな〜という人にとっては、ありがたい情報だと思います。一般的には、物語の核心以外は全てネタバレとは呼ばないのだから。仮に核心だとしても、ふせったーやブログなど、ワンクッション設けてあるなら問題ないとも思っています。見たくない人は読まなければいいだけなのだから。

もちろん、何一つ知りたくないという過激派も居ることでしょう。推しが出ると分かった時点で、原作の情報すら入れず真っ新な状態で臨みたいと思う私のように。もしあなたも同じタイプであるならば、不用意に戦場を彷徨いて文句を言うのではなく、必ず自衛しましょう。ちなみにツイッターならば、画像表示機能はオフにしておくのが大前提です。

オススメなのは、抜き足差し足スクロール法です。自分がワンマンショーに参加する前だったり、録画消化前だったりする時に用いるのですが、ツイッターを見る際、まあとにかく超ーーーーーーーゆっくりスクロールするだけです。もちろん、目の動きもゆっくり。そうして1つの呟きにつき2、3文字目まで見て、危険か安全か判断します。疑わしきは罰せよじゃないけど、もし判断が付かなければ読まない。経験上、これを気をつけるだけで、かなりの確率でネタバレを避け、欲しい情報のみ仕入れることができます。

個人的に、この人ネタバレしそう!と片っ端からミュートしていく作戦はお勧めしません。何故なら、ミュートしてないノーマークの人がぽろっと望まぬ情報を呟いてしまった時に回避できない上に、その人を無駄に恨んでしまうことになるからです。その人全然悪くないんだよ、私達が過激なだけで。

あと、ネタバレやめてください!ってアピールするのもエレガントではない。上述の通り、ネタバレの定義って人それぞれですし、そもそもツイッターってただの独り言ツールであって嫌なら見るなの世界だと思ってるので、強制するのはナンセンスです。それも、一般的には何の変哲もない内容のツイートを。勝手に爆発してるのは私達だけなんだという自覚を持とう。

一方で、リンクや画像等、何のクッションもなくセトリや演出の変更点等を呟く人々に対して、ねえ死ぬの?今それを言わないとあなた死んじゃうの??と思う気持ちが無いわけではないです。でも、忘れないで。その人達にとって、それはむしろ参加できなかった人への善意の報告であり、決して我々過激派を狙った悪意の爆撃ではないのです。ともあれ、人にとやかく言うより、そのエネルギーを自衛に費やしたほうが圧倒的にスマートだし、効率もいいはず。昨日と他人は変えられないけど、明日と自分は変えられる。

 

最後に、万が一ネタバレを踏んでしまった時の奥の手。

忘れましょう。

しまった!と思った瞬間、頭の中で念仏を唱えるとか、お気に入りの歌を唄うとか、とにかく思考を逸らす。その後も、思い出しそうになる度に違うことを考える。これ、シンプルだけどめっちゃ効きます。なんかもう最終的には何だっけ…?ってなってます。そうなればしめたもの。要は、初見時までに真っ新な状態に戻ることができれば問題ないのです。

ぐだぐだ言いましたが、ツイッター歴8年目の私が出した結論は、自衛最強!です。踏まぬよう慎重に、踏んだ時は忘れる。これだけで心の平穏が保たれるので、NG派の方は是非お試しあれ!

 

よし、以上です。本当なら、今の時期はネタバレに最新の注意を払ってるんだろうな〜という妄想と共にお送りしました。ただ、2020年のツアーとしては中止でも、概念的には延期だと思えているおかげで、寂しくはあっても悲しくはないです。これも、ミッチーさんの気遣い溢れる言葉選びのおかげなんだよなあ…しゅき…と惚れ直しつつ終わります。では、また。