うぐいすハーモニカ

日記というより備忘録。何を書いても結局ミッチーこと及川光博氏の話をしてしまう系ベイベー。らぶ。

半沢直樹(2020)9話の渡真利忍について。

昨日今日と、ミッチーさんから連日でLINEが来たことに小躍りしている次第です。はぁん顔が良い〜!何よりお元気そうで嬉しい!

さて、いよいよセミファイナルである9話が終わり、早く結末を観たい気持ちと、まだまだ終わって欲しくない気持ちとがチャンバラを繰り広げています。はあ〜とまりんに会えなくなる〜寂しい〜(後者優勢)。

どうでもいいですが、前回の記事(半沢直樹(2020)8話の渡真利忍について。 - うぐいすハーモニカ)で、初めて「数字リスト」なる機能を見出しとして試した結果、恐らく公式の想定と全く異なる使い方だったようで、勝手に苦労してしまっていたことを告白します。というわけで、今日は普通に手作業で番号振ります笑。

では、今週のとまりんも最の高だったので、さっそくシーンごとに萌えポイントを掘り下げていきます。長くなる気配が濃厚なので、お覚悟を。以下、ストーリーにも触れていますので、ネタバレ注意です。

 

とまりんったら、今週は今期で一番出番の多い回でした。シーンにして、なんと8箇所。そりゃあミッチーさんもLINEくれますよね。いやあ、楽しいシーンてんこ盛りで大満足でした!

 

1.東京中央銀行の廊下

自宅謹慎中であるはずの半沢からの電話に、右手をポッケに突っ込み、颯爽と廊下の真ん中を歩きながら応えるとまりん周りの人があまりにも気に留めていないので、改めてフェアリー説が脳内をよぎり、つい笑ってしまいました。

電話の内容は、タスクフォースのインテリヤクザ・乃原の調査依頼。とまりんの後輩が乃原と同じロースクールだったそうで、そこから探って欲しいとのこと。相変わらず人脈が凄いし、その人脈を把握してる半沢はやっぱり仲良しなんだなあと。「あのねえキミ、今自宅謹慎中でしょ?どこで何やってんの!」という、字面と言い方だけだと面倒見のいい女子マネージャーのようなツッコミを入れつつ、思い直し「やっぱ聞きたくない」と適度に知らんぷりするとまりん。立ち回りが上手い。そして電話越しなのにそっぽ向いてるのぎゃんかわ。

お前には絶対に迷惑をかけない、と言う半沢に、しかし意外にも「嫌だね」と返します。「お前のような男こそ銀行のトップになるべき、その為に危ない橋を渡ってきたんだ(意訳)」と、力強く語るとまりん。しかもカメラ目線で。最高ですありがとうございますご馳走様です。これです、こういうとまりんが見たかった!これまで半沢大好きっ子による献身的猟奇愛(言い過ぎ)にしか見えなかった奉仕の動機がようやく分かり、とてもスッキリしました。ストーリー上の都合の良いフェアリーだった訳ではなく、とまりんにもちゃんと熱い信念があったんだね、カッコイイぞ!予告編での「見くびらないでくれます?」は、上層部からの圧力に対してではなく、過保護(?)な半沢に対してだったのだと分かり、一安心。しかし、これでますます渡真利忍の正体が東京中央銀行の守護妖精である説が濃厚になったような気がしなくもないような。

「借りはちゃんと返すように」、と付け足して空気を和らげてくれる優しいフェアリーに、半沢は100倍の恩返しを約束します。妖精さんって何が嬉しいのかな、やっぱり日本酒とかをお供えする感じになるのかな。

 

2.智美ちゃんのお店

8話にて学んだのか、さすがに内容がマズすぎるからか、今回は閉店後(19:20頃らしいので休業日なのかも?)に集まっているようでした。メンバーは、半沢ととまりん、田島くん、富さん、森山。智美ちゃんも入れると6人と史上最多人数です。信頼できる仲間が増えてきて胸熱なのですが、観る側としてはとまりん大映しになるターンも減るので複雑な気持ちです。とりあえず見切れる鼻すら綺麗。あとお茶を飲む時、ナチュラルに湯飲みの底に手を添える育ちの良さもたまりません。本当に所作の美しい人だなあ。

箕部の不正融資の証拠資料が、書庫センターに保管されている可能性が高いということで、みんなで探しに行く流れになった時に、無言で小さくのけぞって露骨に嫌がってるのもお茶目。まあ智美ちゃんと森山抜きの4人で30箱、1人あたり7箱以上見なきゃいけないとなると普通に嫌かな…笑

 

3.書庫センター

同じ池井戸潤氏の作品「七つの会議」に出てきた倉庫を彷彿とさせる場所でした。偶然そう映っただけかもしれませんが、みんなが前のめりに歩を進める中、1人だけ上体を反らすように歩くとまりんが、嫌がってる感あってじわじわ可愛いです。該当の棚がごっそり空になっていて、実はちょっぴりホッとしていたりして笑。まさか紀本が?という富さんの呟きに、ピクッとシリアスモードに切り替わる表情捌きが流石でした。

 

4.書庫センター・守衛室

守衛さんの説明を聞く最中、キョロキョロしつつ椅子にグーの手を乗せているとまりんが可愛い。油断するとネコチャンが出ますよねこの人。

映像に2度目の灰谷が登場した辺りでは、いつもよくやる腕組みポーズが拝めました。そうです、右手首を肘置きにして左腕を支え、左手親指で唇を触るアレです。はあ〜、全パーツ綺麗。

そして、防犯カメラ越しのとまりんまで観ることができて興奮しました。定点カメラの映像って、なんか覗き見気分で生々しくて、凄く…いいんです(言葉を選んだ)。欲を言えばとまりんが入館証明書を書くところも書いた後の現物も見たい。是非BOXの特典にしましょうよぉ。ニッチ過ぎるかな。

 

5.銀行の会議室

書庫センターのメンバー4人で、8話に登場した会議室で作戦タイムです。とまりんは、例の青シャツ紺ネクタイスタイル。そうか、もしやシリアスな時の正装なのかも。

先日半沢から依頼されていた、乃原についての情報を展開するとまりんが机の上に置いたグーの手の甲の血管んんん!(突然の実況)So good。

話の先を正しく推測した半沢に、気持ちのいい指パッチンをプレゼントするとまりん。利き手じゃない方でもあんなに鳴らせるの流石ですよね。ミッチーさんのご両親のどちらかが左利きなんだったりして。と左利きフェチとしては勝手に興奮してしまいます。

ところで、富さんが頭取について語り終わった時、ずっと席で拳を包み込むようにしながら大人しく座っていたとまりんが、バン、と軽く机を叩くような音と共に、スタスタと歩いてフレームインしてきます。立ち上がる瞬間については後日ディレクターズカット版で見られるということですよね分かります(圧力)。半沢の熱い話の最中も、またもや猫の手を椅子の背に乗せて癒しを提供してくれるフェアリーが健気でした(曲解)。

どうでもいいですが、大和田から半ば強引に得た極秘ファイルの中身を、バリバリに印刷してホワイトボードに貼り付け、メンバー全員で見ている状況が、なんかジワりました。極秘なのに!笑

メモに書かれた謎のアルファベットについて、首を傾げて考えているとまりんの後ろ姿が超可愛い。半沢に「説明して?」と促します。この時、みんな立っているんですが、とまりんだけ机に軽く腰掛けている格好で、このセリフと同時にスッと立ち上がるんですね。凄く良い…

説明の途中で、解答ボタンを押すかのように指パッチンしてから発言するとまりんが可愛い。更に、MK=箕部啓治であることを見抜いたとまりんに、これまた気持ちのいい指パッチンをプレゼントし返す半沢。4話でのピンポォン!の応酬を思い出しますね。ほんと仲良し可愛い。それを受けて両手で小さくガッツポーズして喜ぶとまりんが天使でした。すぐに己を諫め、真顔になるのも良き。

ノックと共にタブレット福山が登場するのですが、「あ、福山?w」と指差して何故かちょっとウケてるとまりんが可愛い。この世界の中でも普通にネタキャラなのかな。ところで、福山の口調や声質が、なんとなくフリーザ様っぽく見えてきたのは私だけでしょうか笑。資料に引かれた線にきっちり定規を使ってるのも、キャラが立っててとても良いですね。

「問題は、誰がこのメモを書いたのか」と言いながら、今度は指を鳴らす代わりに手を叩くとまりんタブレットが居る時は鳴らさない仕様なのかも。

メモのサイズから、棺の会のメンバーで、かつメモと同じサイズの手帳を常に持ち歩いている灰谷が怪しいと即座に目星を付ける福山。もはやストーカーレベルの情報量ですが、味方にするとこんなにも頼もしいんですね。そうして半沢の指示により、タブレット福山&Alexaとまりんの灰谷調査コンビが爆誕します。「2人で?!」と戸惑うとまりん動揺のせいか「富さんと田島は?!」のジェスチャーが、なんかアワアワしてて可愛い(語彙)。

 

6.たいこ茶屋

かくして、福山と2人きりという、珍しいシチュエーション。…の前に、最初に叫ばせてください、予告編にあった枝豆もぐもぐ、カットしないでくれて本当にありがとうございます…!!2度にわたる絶望から期待していなかった分、喜びもひとしおです。とまりんかわいいよとまりん

話を戻します。最初の2人の会話が、それぞれのキャラが出てて凄く好きです。自分の知っているデータについて渾々と語り続ける福山に対し、自分もよく来るよと共通の話題に持ち込もうとしたり、反応が無ければその知識を褒める方向にシフトチェンジしたりとコミュ力を遺憾なく発揮するとまりんこの短い会話劇で、この情報量は凄い。ちなみに、とまりんが褒めた後、さっきまで無表情だった福山が笑顔を見せていて和みました。さすがフェアリー、タブレットともお友達になれそうな勢い。

18時に灰谷が来るというデータを元に、衝立の上から顔を覗かせて、お店の入り口を見張る2人。あれ?なんか可愛いなこのコンビ。

本当に現れた灰谷に驚きつつも、すぐ半沢に連絡するとまりん。念の為応援を送る、と告げられクエスチョンマークだらけになるとまりんを放置して話は先に進んでいきます。

福山の作戦により、食事の途中で席を立つ灰谷。その隙に、2人で手帳をチェックします。目的は、メモに書かれた特徴的な「D」の字を、手帳のそれと見比べること。しかし、これがなかなか見つかりません。A、B、C、ときたから次は…と期待したらいきなりZに飛んでいて、思わず「何でだよ!」と手帳にツッコむとまりんが可愛い。普段から独り言多そうだよね。

そこに、灰谷が帰ってきてピンチ!先々週の生放送の時のように、前髪が左目にハラリと掛かってめちゃかわの化身になるとまりん。狼狽の表情が、しかしすぐに驚愕の表情に変わります。目線は、灰谷ではなく、その後ろからやってくる、半沢が念の為呼んでおいたというその人。

そう、我らが黒崎ちゃんです!なんという胸熱展開なんでしょう!全国の茶の間が一気に明るくなったに違いありません。その気配になかなか気付かない灰谷に、顔でのジェスチャーで振り向くよう促すとまりんが可愛い。

そして始まる黒崎無双。もはや頼もしさしかありません。泰然たる態度で手帳を調べる黒崎ちゃんの向かいの席で、少し余裕が出てきたのかメガネのズレを調整するとまりんの途中でカメラを切り替えずに最後まで映してほしい(嘆願書)。

そして、ついに手帳から特徴的な「D」の字が見つかります。「デジャヴってやつかしら?」と、とまりんを見ながら言う黒崎ちゃん。それを受け、隣に座る福山(このカットではフレーム外)の方を見やるとまりん。一瞬の演技なんですが、2人だけの芝居にせず、映っていない福山も巻き込むのが素敵だなあと感動しました。

灰谷をネチネチと追い込んでいく黒崎ちゃん、途中でとまりんに目配せします。無言で頷き、すぐにスマホのボイスメモを起動させるとまりんに痺れました。半沢に対してもそうですが、目と目で通じ合うハイスペックぶりが素晴らしい。Bluetoothかな(たぶん違う)。

指示者をなかなか吐かない灰谷。ついにこの場からの脱走を試みるも、黒崎ちゃんの必殺・股間ホールドによりあえなく失敗。悲痛な叫びが店内に響き渡ります。この時の、灰谷に感情移入しまくりのメガネコンビのリアクションがめちゃくちゃ面白かったです。とまりんは、もはや自分が握られているかのような臨場感溢れる表情で、福山は、哀れな被害者と冷徹な加害者をあんぐりと見比べているのがツボでした。そして微塵の情けも見せないクラッシャー黒崎。

苦悶の表情で固まる灰谷が、ゆっくり席に座らされるのを、ハラハラ見守るとまりん。その後、両手で口を覆って「信じられない」と言わんばかりの面持ちで黒崎ちゃんの方をサッと見やるとまりんが乙女可愛い。感情移入し過ぎるあまり、脳内シミュレーションで一緒に忍ちゃんにされてしまった疑惑。見てるだけでこれなら、本当に握られたらショックで失神しちゃいそう。改めて、生放送で握られなくてよかったねとまりん

更なる黒崎ちゃんの追撃に、灰谷と表情筋をシンクロさせるとまりんこんな顔初めて見たかもしれない!笑 そして改めて綺麗なおててだな〜!

堪らず、ようやく紀本の名を白状する灰谷。ここで、再びシリアスモードのスイッチが入る3人がめちゃくちゃカッコイイ。

 

7.地下4階の隠し部屋

そうして、舞台は半沢と紀本、富さん、黒崎ちゃんのいる地下4階に。証拠書類を持った福山と、先刻のボイスメモを再生しているスマホを印籠のように掲げたとまりんが、助さん角さんよろしく、水戸黄門・黒崎ちゃんの背後から登場します。なんと滾る演出か!!このくだり、興奮のあまり思わず拍手してしまいました。

ちなみにボイスメモからは、白状したのに無情にも3撃目を食らったであろう灰谷の悲鳴が流れていたのですが、この時のメガネコンビの表情が見た過ぎましたね。もうシリアススイッチ入ってるから頑張って我慢してたのかな。健気可愛い。

しらを切る紀本に、黒崎ちゃんが歌いながら証拠の品を見せつけます。この時、後ろで黒崎ちゃんから目を逸らし、ちょっと笑ってしまってるとまりんがSo cute。でもちゃんと証拠を出す瞬間はキメ顔になってるんですよね〜その切り替えがめちゃくちゃカッコいい。

役目を終えて去りゆく黒崎ちゃんに道を開け、軽く一礼するとまりんそしてそのまま去ると見せかけて立ち止まる黒崎ちゃんを、軽く二度見するとまりんこのくだりが大好きです。

半沢が紀本を追い詰めるのを、後ろで辛そうに聞いているとまりんは、ピントが半沢に合わされていたことで、位置的にほぼ半沢のスタンドのようになっていました。ぼやけていても分かる麗しさな…!

 

8.地下5階の隠し部屋

ラストとまりん。紀本から聞き出した隠し部屋の、厳重にロックされた扉が解錠されるのを、一番遠い位置で見守っています。扉が開かれた後、部屋に入るのも一番最後でした。富さんが入った後に続いて入る感じ。警戒心からか、年功序列か、単に立ち位置の問題か、気になるところです。

置いといて。結論から言うと、箕部を追い詰めるための最重要資料は、既に持ち去られた後でした。犯人は大和田。福山がオンタイムで報告していたことが仇となる形に。半沢はとまりんに、情シスの苅田から大和田の位置情報のメールをしてくれるよう依頼します。それを受けた時の「了解っ」の焦りと苛立ちを滲ませるバランスが絶妙でした。

すぐに苅田に電話しますが、急な連絡だったのでいまいち温度感が伝わらず、なんとなく噛み合わない2人。「分かるでしょ!」とぷりぷりするとまりん可愛い。彼の以心伝心能力は、やはりその場に居ないと機能しないようです。対半沢なら電話越しでもいけそうな気もするけど。もどかしげに「大至急だよっ」と言うのが今週のラストカットでした。

 

とまりんのシーンとしては以上です。ひや〜盛り沢山!!見どころ満載すぎて、次回予告がノーとまりんだったことは、そこまで気になりませんでした。これ、もしかしなくてもまだ最終話撮ってる真っ最中ですよね…?大変…無理せずとも、また生放送で繋いでもらって一向に構いませんけどね…?!(強欲)

全体としても、非常に見応えのある1時間15分でした。でも最終的に大和田と頭取まで倍返しされることになりそうなのは悲しい…特に大和田…!1000倍返しってどんなもんなんですかね、焼き土下座みたいなことですかね。まあさすがに物理面ではないと思いますが…!笑

あと、半沢という等身大フィギュアに、全体重で土下座ポーズを取らせようとしてる大和田が最高に面白かったです。反発エグすぎて飛んでっちゃったけど…!

 

よし、以上です。最終回は、とにかく正しい心根の人達が報われるラストでありますように…!

先日発売となった、池井戸潤先生の最新作「アルルカンと道化師」が、本当はとまりんが主人公になる予定だったという嬉しすぎる話を知ったことで、心をざわつかせながら終わります。先生、短編でもいいので次回こそは渡真利忍くん主演のスピンオフ作品を…!(気が早い)では、また。