うぐいすハーモニカ

日記というより備忘録。何を書いても結局ミッチーこと及川光博氏の話をしてしまう系ベイベー。らぶ。

「#リモラブ」10話(最終回)・朝鳴肇の感想

終わるや否や朝鳴さんロスになった次第です。as soon as。

わーん!良き部長&パパを堪能させてくれてありがとうミッチーさん!そして、この大変なご時世の中、無事に最後まで走り切ってくださってありがとう制作陣の皆さん!!

では早速、リモラブ最終回の朝鳴さんにピントを合わせた感想を綴っていきます。以下、本編の内容にも触れますので、ネタバレ注意です。

 

 

最終話の朝鳴さんの出番は、全部で4箇所。なんというか萌えの総決算という感じだったので私的には大満足です。最後ということで、いつもよりやや詳しく書いていきます。

 

1.人事部

コーヒーブレイク中の朝鳴さんと五文字くん。シーンの最初は朝鳴さんがコーヒーを淹れ終えた直後の後ろ姿から始まります。朝鳴ぴょんぴょん、もとい、ある意味三次元離れした外ハネシルエットが愛おしい。

どうやら五文字くんが、岬さんからの「カネパルが分社化することで美々先生がクビになってしまうかもしれない」という情報について、朝鳴さんに詳細を訊いた様子。カップを片手に振り返り、応接ソファに座る五文字くんの隣に歩み寄りながら答える朝鳴さん。いつも自分が座る位置のソファを陣取られているせいで(はないと思うけど笑)、立ちっぱなしです。コーヒーを飲むべく、手慣れた様子でマウスシールドをひょいと持ち上げるの萌え。

朝鳴さんがカップに口を付けた次の瞬間に、9話と同じく「びっくりニュース!」と営業の岬さんが賑やかに乱入してきます。いつも、マスクをしているとはいえ大声で近づいてくる彼を警戒してか、距離を詰められる前に「おっとっと…」と慌ててマウスシールドを所定の位置に戻す朝鳴さん。一口ぐらいはコーヒー飲めたかな。

そもそも五文字くんの情報源は岬さんだったので、びっくりニュースの内容は、もちろんダダかぶり。「うん、今ね、その話してた」とマウスシールドの位置を調整しながら、やや気を散らし気味の朝鳴さん。しかし「業務委託にしたほうが安く上がるみたいですよ」という情報が付け足されると、その手を止めて「え、そうなの?」と岬さんの顔を見やります。こういう細やかな聞き演技が本当に巧み。

それを聞き、あの美々先生がリストラに?wと面白がって、あることないこと言い出すモブ人事トリオ。すると、これまで黙って業務に打ち込んでいた青林くんが、珍しく「やめろよ」と少し強い口調で諌めます。人事部全体の空気が凍る中、後ろでこっそり五文字くんとアイコンタクトを取る朝鳴さん…の表情がごめんなさい可愛い。その後、青林くんがモブ人事トリオに向かって頭を下げ、くだらない噂話はもうやめてほしいと懇願するのを、無言で注意深く見守る朝鳴さん。防衛本能からか、いつの間にかカップが両手持ちモードになっていたのが可愛くてほっこりしました。

 

2.朝鳴家1

最終話にしてお洒落な外観公開。ミッチーモービル、もとい朝鳴モービルは青色でした。パパの運転シーン見たかったな〜!表札はローマ字表記で、上部にはwelcomeと書いてあり、キザさと懐っこさがモロに出ています。

お家の中では、リビングにて富近先生とパジャマ姿の保くんが、トランプゲームで楽しげに盛り上がっています。それを、キッチンにて洗い物を片付けながら見守る朝鳴さん。2週連続でエプロン姿を見せてくださり本当にありがとうございます。布巾で手を拭いながら2人の元へ向かう途中、壁時計にふと目をやり、「あ、おいおい、こんなに遅くなっちゃったよ。もう寝ないとなぁ保」と優しく諭します。この言い方めっちゃ好き。筆者も宵っ張りなので、日付が変わる前ぐらいにこの台詞のアラームセットしようかな。

素直に従い、おやすみなさい、と立ち上がる保くん。去り際に、富近先生とエアハイタッチをしていきます。完全にパパ譲りのやつだ〜とニコニコするやつ。しかし、9話での保くんからの告白もあり、そんな彼を心配げに見つめる朝鳴さん。当の本人は、ケロッとした様子で、先に寝るね〜とリビングを後にします。

続いて帰ろうと立ち上がる富近先生を、意を決した様子で「ちょっと待って。話がある」とジェスチャー付きで止める朝鳴さん。珍しく真剣な口調です。

ソファにそれぞれ座り、先日の保くんの「もう富近先生に会いたくない」発言について、いつもの口調で伝える朝鳴さん。ぎこちない笑顔が逆に切ない。あとクッションを膝に置いてるのぎゃんかわ。伝えづらい話であるため、少しでも柔らかいものに触れてストレスを緩和しようとしているのかな。クッションの上で心細げに組まれた指も印象的です。がんばれ。

富近先生はというと、保くんが先程まで全く普段通りだったことに驚きを隠せません。っていうか今思えば保くんが本心を隠して明るく振る舞うのってパパ譲りなのかも😇😇

「新しいお母さんは要らない、とも、言われた」と最も言いづらいことを、どうにか笑顔で伝える朝鳴さん。しかし「そういう話したの?」と穏やかに返され、慌てて首を振り、保くんから言い出されたのだと答えます。最後は再び笑顔で締めましたが、訊かれた直後はさすがに必死な表情でした。

それを受けた富近先生、しんみりと、そしてどこか楽しげに「子どもって面白いねえ、全然嫌われてるって分からなかった」といった旨の台詞を返します。この人も気遣いの人だよなあ…

「ゆりっぺのそういうとこ、好きっ」と冗談っぽく言う朝鳴さん。この「好きっ」の言い方がめちゃくちゃデジャヴ(しかもごく最近の)なんですが、事情により詳細は割愛するので、未来の私は頑張って思い出してください(突然の私信)。

そして、「もう会わない方がいいな、ゆりっぺの為にも」と、とびきりの笑顔で、しかし最後は表情を引き締め、しっかりと目を見つめて伝えます。一瞬驚きと悲しげな色を滲ませながらも、そう来たか、とニヤリと返す富近先生。

「お世話に、なりました」と真面目なトーンで告げ、頭を下げる朝鳴さん。それでもクッションは手放しません。すると、ややあって富近先生が軽い口調で「これ、形見に貰っといていい?」と先日貰ったネックレスを示します。それがスイッチになったかのように、朝鳴さんも笑い混じりに「いいよいいよぉ?」と戯けて返します。「質屋に入れるかも」「どうぞどうぞ」とお互い笑顔ですが、きっと心は土砂降りです。切なすぎて胸が張り裂けそう。

じゃねー、とめちゃくちゃ軽く別れを告げ、去りゆく富近先生の背中に、「ごめんね、保と3人でクリスマスなんてさ…難しいことだったね、ごめんっ」とライトな口調ではあるものの、ここで初めて謝罪の言葉を口にする朝鳴さん。何故か途中に茶目っ気たっぷりの自然なウインクが挟まるのもご愛嬌。固く目を閉じて顔を伏せ、しかしすぐに様子を伺うかのようにチラッと瞼を持ち上げるのきゃわ。

すると、背を向けたまま「肇ちゃんさあ〜、」と初めてやや語気を強める富近先生。怒られると思ったのか、気まずそうに「へっ…?」と極小ボイスで訊き返すパパ。しかし、続く言葉は穏やかなトーンでした。3人でだなんて難しいに決まってるよ、といった台詞を聞きながら、申し訳なさそうに俯く肇ちゃん。「難しいけど、それでも惹かれたんだよ。あたしは貴方に」と振り返って伝えるゆりっぺは、うっすら涙目に見えました。無言で見つめ返す肇ちゃんは、やや動じつつも、切なげな表情です。そうして、さよなら、と今度こそ去っていくゆりっぺに、何も言えない肇ちゃん。せ゛つ゛な゛い゛。

ソファに1人残された肇ちゃんは、今にも泣き出しそうな表情で俯いています。唇をぐっと巻き込み、そして何かを吹っ切るように顔を上げ、背もたれに身を預け、天井を見上げます。そして、ここで引きのバックショットになった時に、キッチンの死角で体育座りしている保くんが映ります。はわわわわ聞いてたんか保くん…!!どっからや保くん…!!いやあ、忍びのスキルもパパ譲りですね…!(とまりんと混ざってる)真っ直ぐな瞳で、何かを思案しているようでした。

 

3.朝鳴家2

美々先生の家で、富近先生と我孫子ちゃんの3人で女子会が開催されている夜。一方その頃、朝鳴家のリビングでは…

ひええええクッションに抱きついたままソファでごろんと寝落ちてるー!!ってか服可愛いー!!半開きのお口もぎゃんかわ!!!

取り乱しました。なんかもう結局あれほど見たかった診察シーンが無かったことすら不問にしていいレベルの破壊力。ハアハア言ってすみません(ハアハア)。

そこに、忍び足で毛布を運んできてくれる保くん。ソファの前のローテーブルには勉強道具が置かれている為、恐らく勉強中に背後で寝落ちているパパに気づき、寝室から持ってきてくれたんでしょうね。優しい子〜!!そっと毛布を掛けて、パパの寝顔を見つめ、優しく微笑むの尊い。そして勉強の続きをしようと再び机に向かいます。

しかし、毛布を掛けて貰ったタイミングで目を覚ましたらしいパパ、保くんが背を向けたことを悪戯っぽい表情で薄目で確認すると、いきなりゾンビのような声を上げ、両手を突き出して驚かしてきます。お茶目か。飛びずさってガチビックリする保くんもベリーキュート。

起きてた?と聞かれ、ご機嫌に「起きてた〜」と返す朝鳴さん。ドッキリ成功でご満悦の様子。いや、それとも毛布を掛けてくれたのが嬉しくてテンション高めなのかな。どのみちきゃわ。そして「いや、寝てた。でも起きた」と身を起こします。甘えた口調と、一瞬見せる眠そうな表情が溜まりません。

明日学校に雑巾2枚持っていかないといけない、と言う保くんに「うん、了解」とびっくりするぐらい可愛らしい声で答えるパパ。しかも立ち上がったその姿は萌え袖。更にセーターの裾を掴み、お尻に掛かるようグイッと伸ばしながら、トテトテとリビングを後にします。ここに来て急ピッチで視聴者を仕留めに来るとは…少なくともこの一連のシーンで私は無事天に召されました(無事ではない)。

前にゆりっぺが作ってくれた雑巾を持ってくるパパ。何やら不器用に縫い付けてある文字に気づき、保くんと2人で交互に読み上げて笑い合うのが非常に可愛かったです。「タ?」「モ?」「「つ?」」と最後は同時に首を傾げながら。親子で天使や〜!!

何で「つ」だけ平仮名なんだろうな、と笑うパパ。ふと、一生懸命雑巾を縫ってくれているゆりっぺを思い出し、切なくなったのを誤魔化すためか、ニコニコと「ヘタクソだね〜しかし!」と声を裏返らせながら、それを愛おしそうに掲げます。そんなパパと雑巾とをそれぞれ見つめる保くん。

 

シーン自体はここで終了ですが、このあと視点は富近先生にシフトします。女子会がお開きになり、ちょうど帰ろうとしていたところに、朝鳴さんからLINEが届き、「怖いから代わりに誰か見て〜」と柱にしがみついてビビりまくる富近先生が乙女可愛い。以下、LINE全文です。

 

「雑巾ありがとう、保より」

「追伸」

「クリスマスは一緒に過ごそう。3人で。

保がそう言ってくれました。

ブラボー❣️❣️

あなたのハジメちゃんより」

 

よかったあ〜!!!😂😂😂どうやら保くん、先日の2人のやり取りと雑巾の温かさと、きっと他にもこれまでの色々を総合的に判断した結果、ゆりっぺを受け入れてくれたようでした。もちろん、パパの幸せを願って、という想いもあるだろうけど…!でも保くんが嫌じゃないなら!本当によかった!

一方、別れのやり取りを見られていたとは知らない富近先生、ガチで雑巾のみで心変わりしたの??と戸惑いながらも、とても幸せそうに声を弾ませていました。あと肇ちゃん、文面かわいいぞコノヤロー❣️❣️数字は全角派なのかな〜はあ可愛い。

 

4.朝鳴家(外)

クリスマス当日。朝鳴家に到着したゆりっぺに電話が(朝鳴さんが掛けたのかな?)。彼女の視線が車に向いたタイミングで、車の陰からミーアキャットよろしく、同時にひょっこり顔を出す朝鳴親子がギャンかわ。2人ともおめめがキラッキラです。戸惑うゆりっぺの前に駆け出し、パパの「せーの」に続けて「メリークリスマス!」と声を揃える2人。笑顔で「メリークリスマス」と返すゆりっぺ。確かな幸せがここにあります。

すかさず車のトランクを開け、電気を点ける肇ちゃん。電飾に照らされ、ツリーやらモールやら熊のぬいぐるみやらが綺麗に飾り付けられたそれらが、キラキラと優しく光を放ちます。これ2人で頑張ってデコったんだろうな〜〜〜〜はあ尊いキザにゆりっぺを指差し、「サプラ〜イズ!」とドヤる肇ちゃん…の首に巻かれたバーバリーのマフラー堪りませんなご馳走様です(今更)。

幸せそうな笑顔で、暫く美しい車内を覗き込む3人。顔を上げ、2人に心からの笑顔を向けるゆりっぺ。サムズアップで喜び合う男子達。ああ胸熱。

そんな彼らに、ゆりっぺからそれぞれプレゼントが手渡されます。保くんは「ありがとうございます!」とまだ敬語でしたが、その声は豆乳キムチ鍋の時より明るくて、本当に嬉しそうでした。お礼代わりに手を合わせる肇ちゃんにもプレゼントが渡され、可愛らしい喜びの声を上げます。そうして萌えの詰め合わせギフトによって私の残機がゼロになったところで終了。

 

というわけで、おめでとう〜!!ブラボー朝鳴家〜!!朝鳴家フォーエバー!!最高です、最高のクリスマスです!幸せいっぱい胸いっぱい…!このまま3人で幸せな家庭を築いていってほしい…!ちゃんと適宜ワガママ言うんだぞ保くん!

全体としては、結局どのカップルも上手くいってよかったです!なんかもうキュンキュンしすぎて涙目になりました🥺やはり意思の疎通が大事だなあと改めて思うなど。某相棒とか某コナンとかも、こんな風にちゃんと話し合えば無駄に殺さなくて済むのになあ、というのは野暮なツッコミでした。

あと、檸檬2と仲良くなった女の子というのは実在しない予感がプンプンするので切ない限りなんですが、五文字くんもいつか何らかの形で幸せになってほしいです。思えば、何でも正直にさらけ出し包み込んでくれる青林くんと、嘘をついてでも相手の幸せを願う五文字くんは、真逆の存在でした。彼らの友情も末永く続きますように…!あとサンタさん、人事部トリオのスピンオフください!(どさくさ)

 

よし、以上です。放送日ギリギリまで撮影と編集でてんやわんやだったであろうこの作品、無事に終わって本当に良かった。改めて、ありがとうございました&お疲れ様でした!ミッチーさんの次回作に想いを馳せつつ、終わります。そうだ、神戸くんのスピンオフもください!(強欲)では、また。