うぐいすハーモニカ

日記というより備忘録。何を書いても結局ミッチーこと及川光博氏の話をしてしまう系ベイベー。らぶ。

日曜劇場「天国と地獄〜サイコな2人〜」4話感想

回を増すごとにハラハラドキドキが増してきて、すっかり夢中になっている次第です。もう間髪入れず感想いきますので、以下ネタバレ注意です。

 

 

まず最初に。野暮なツッコミとは思いますが、もうこの世界線では新型コロナが終息したということでよろしいか。よろしいね、うん。よしもう気にしない。

置いといて。元に戻るに戻れなくなった望月イン日高と、永遠に無双状態の日高イン望月、迂闊だけど命懸けで望月に協力してくれてることには変わりない八巻、日高イン望月を怪しみ始めたリクくんと河原。地獄の膠着状態が動き出し、どう転がっていくのか…とても面白かったです。

直情型で、相手の気持ちは基本スルーして「べき論」の押し付けをしがちな望月。もちろんそれはイン日高と化しても変わらず、更に専門知識も無い状態だから、社長業はほぼ成り立っていませんでした。知識や配慮不足による業績悪化に加え、謝罪はおろか労いの言葉すらない不遜な態度に、社員達からも不信感を持たれてしまいます。まあでも望月イン日高はよくもったほうだと思います、私ならプレッシャーと無力感により2日で出社拒否すると思う。

そして、ついに秘書から理由を詰められ、説明せざるを得なくなった望月イン日高。「警察からの帰りに階段から落ちて、頭を打ったことで記憶障害が残ったのかも…?」といった旨の、嘘と真実を絶妙に混ぜた100点満点の回答で乗り切ります。勝負強いよね彼女。

大納得の秘書、即座に社員全員にメールで知らせます。次の瞬間、おいたわしやと涙ながらに社長室へ押し寄せる社員達。なにこれ日高めっちゃ愛されてる。戸惑う望月イン日高は完全にプリンセスでした。

そういえば、日高に妹が居るという新事実(日高イン望月が、メイクとかの順応が早いのは、そのおかげなのかも?)。彼女からの信頼も厚く、サイコキラーな一面しか知らない望月イン日高(と視聴者)の頭上はクエスチョンマークでいっぱいです。妹に「昔から優しいじゃん」と評され、「ひだ(かが?!)っ…わた(しが?!)っ…俺が?」とどうにかキリッと着地する一生さんが愛おしい。

 

一方、対照的に日高イン望月は絶好調です。なんせ仕事の出来る人なので、署内での信頼が日増しに強くなっていきます。更に、リクくんからゴミ袋の中身について訊かれた時も、「鑑識の実験で血が飛び散ったレインコートを捨てそびれたので家ゴミとして出した」と笑顔で返します。確かに「これ着ておっさん殺してたんだ〜」と答えるよりは信じやすい、これまた100点満点の回答だと思います。ただ、同じ100点でも日高イン望月の場合は全くのデタラメが淀みなく出てくるのが怖い。

そういえば、社員や妹からもそうですが、新天地でも慕われる日高(イン望月)ってめちゃくちゃ愛されキャラですよね。頑張れ望月…まずはもっと相手の気持ちに興味を持つんだ…

 

そして今回最大にハラハラしたのは、河原の行く末でした。とりあえず命が無事でよかった…!捜査本部から外れたことで危険度が下がるといいな…と思いつつ今後何かしらピンチに陥るところも見てみたいな…(死ぬのは無しで)とりあえず今回の、乱れ髪で椅子を蹴飛ばし、関西弁で独りごちる姿は大好物でした。

あっそうそう、刑事のフリする望月イン日高が胸熱でした。一生さんが刑事役の作品を(少なくとも私は)見た事がないので、なんだかキュンキュンしました。でも普通にやってそうだな、後で調べてみよう〜☺️置いといて、展開としても胸熱だったなあ。

 

時系列は前後しますが、望月イン日高が、日高イン望月に手袋を返すくだりも胸熱でした。正義のために、己や家族を犠牲にする覚悟を決めた望月イン日高…カッコイイ!初めて望月の好感度が上がりました(酷い)。

 

好感度といえば、迂闊すぎて心臓に悪い八巻ですが、なんやかんや命懸けで望月に付き合ってくれる辺り、良いやつだし憎めません。更に、偽名の「湯取鉢巻」で完全に好きになりました笑。長生きしてね!!

 

最後に。前回謎だった「4」が、殺害候補リストの名前に含まれている数字だったという事がわかり、少しだけ闇が明けました。日高の人望からして、やっぱりただのサイコキラーでは片付かない何かがありそうで、来週も目が離せなさそうです。リクくんもまた間が悪くコインロッカー目撃しちゃうし。わーん!また上手く誤魔化してくれ日高イン望月…!

 

よし、以上です。最初は純粋に日高断罪エンドを望んでいましたが、今はとにかく救いを望みつつ終わります。望月も日高も救われる終わりでありますように…!では、また。

 

そしてやっぱり一生さん刑事役やってらっしゃった!そりゃそうか!わーい!

 

ヒトリシズカの1話にも。いつか絶対観よう。