うぐいすハーモニカ

日記というより備忘録。何を書いても結局ミッチーこと及川光博氏の話をしてしまう系ベイベー。らぶ。

日曜劇場「天国と地獄〜サイコな2人〜」9話感想

集中しすぎて、番組終了後まで15分拡大スペシャルだということに気付かなかった次第です。わーん!!このままだと色々言っちゃいそうなので、早速ネタバレ感想行きます…!

 

 

あかん…なんかもうずっと泣いてました…切ないのもそうですが、人と心が通じ合うシーンにほんと弱くて…経験上、多分この後小一時間ぐらい断続的に思い出し泣きするやつです(しつこい)。

ともあれ、今週は人物ごとに4つに分けて綴っていきます。よし、切り替えてこ!気分変えてこ!

 

ツンデレ日高

物語が進むにつれて、結局唯のめちゃくちゃ良い人だと分かった日高ですが、第一印象があまりにも殺人鬼過ぎたので、つい「ツンデレ」という言葉を使いたくなってしまいます。

立場が一気に悪くなった望月イン日高を守るべく、再び入れ替わってくれた日高。あんたカッコいいよ。これで乙女な一生さんも見納めかと思いきや、先に立ち上がっていた望月に向かって、膝立ち&上目遣いで、手錠を掛けてもらうべく両手を可愛らしく突き出してみせるという、ド級の萌え爆弾をお見舞いしてくれました。ッカァーーーー!!🤦‍♀️

あとは車内での生着替えシーン…うひゃあパンチラ!!ネクタイ!!ッカァーーーー!!🤦‍♀️しかしこれ、無意味なサービスショットじゃないんです。万が一検問に引っかかった時のために、刑事の格好に着替えてたってなわけです彼。ヒュー!いやでもやっぱパンチラを映す必要は普通に無いですね。

その上、お世話になった身体なので、と事前に望月の爪をピカピカにしていた律儀な日高。なんかもう好感度しか上がりません。

置いといて。兄の目的を知らされてからというもの、彼は予想以上に頑張っていました。兄の為に隠蔽工作をし、日高イン望月になってからは、兄に加えて自分と望月の立場が悪くならぬよう奔走していたというのだから、健気です。敬語の弟キャラ良いなあ…(集中しろ)

奄美大島にて河原に追い詰められた時、望月を人質に取って逃げるフリをし、結局彼女に手錠を掛けさせるシーンは、涙無しでは見られませんでした。「二人して地獄に行くことはありませんよ」ってどんだけ良い子なん…何で笑顔になれるん…うっうっ幸せになって…(情緒不安定)

 

②東朔也の人生

実の兄だと知らずに、当時コ・アースの清掃員だった東と親交を深めていた日高。一方東は、知っていて敢えて正体を明かさず、あくまで清掃員と社長として接していました。東の心境を考えるとひたすら胸が苦しい。そして、小学生の頃に東が渡した手紙を、大人になってもずっとラブレターだと思い込んでいた日高のピュアさを考えるとやっぱり胸が苦しい。

日高から奄美旅行(実母の故郷)に誘われ、行くかどうか迷っていた東。結局、痴呆症を患った父に「俺を捨てて母の所へ行くのか」と縋りつかれ、振り解いた拍子に階段から転落させてしまい、結果的に父親殺しになってしまうという酷すぎる展開に。この辺あまりにも辛すぎて主に泣いてました。

何が辛いって、こんなに辛い人生を歩んでいるのに、東が恨んでいるのはあくまで運命やリストの人間であり、日高のことは憎んでないんですよね。もちろん羨む気持ちはあったでしょうし、殺人を手伝わせようとしていたのは軽い復讐心もあったのかもしれない。でも、乳歯を肌身離さず持ち歩く程度には可愛い弟だったわけです。でも何かしらに包んでおいた方が良かったとは思う、保存的な意味で。

「こいつは何も悪くない」と望月から日高を庇い、独りで捕まろうとした東。奄美大島に着く前に、船の中でそっと息を引き取った東。やるせなさは残りますが、弟やリクくんに見送られる最期は、比較的安らかで幸せだった気もします。ズズッ(泣いてる)。

 

③新生・望月

再び元の身体に戻った望月は、1話の頃の妖怪・手柄女とは一味違います。リクくんも言ってくれてましたが、自分の為でなく他人の為に行動するようになっていたんですね。よかった、ちゃんと愛すべき主人公に成長してた…!そのおかげで、初回では鼻についた横暴な言動が、今回は頼もしいものにしか見えませんでした。感動。でも容疑者の顔面にノータイムでグー入れたらあかん。

や、その後「こんなにあんたを想ってる人が居るのにφとか言うな!(意訳)」と叱咤したり、弟を庇う東に「だったら初めからこんなことすんじゃねえ!」と涙ながらに啖呵を切るのはカッコ良すぎたから許す。あれ?ねえ、もし東の死因ガンじゃなくて脳挫傷とかだったらどうしよう(突然の怖い話)。

日高と入れ替わったことで、他人を思い遣る心や、慎重さ、何よりヒーロー魂を手に入れた望月。とても魅力的なキャラに生まれ変わった次の回が最終回なのが寂しいです。いや多分それ制作陣の思惑通り。

 

④その他(八巻、リクくん、河原)

さて、ずっと迂闊でどこか呑気で、でも割と命がけで望月を助け続けてくれている八巻。今回はオトリとなって、ついでにちゃっかり仙台旅行を満喫したわけですが、日高のカードを使う様子が防犯カメラに完全に映っちゃってるので、実は望月と同じぐらい立場が危ういっていう。ラストで、上官に何か(恐らく望月と日高の入れ替わりの件)を告白しようとしていましたが、普通に心神喪失狙いかと一蹴されそうな気がするので、既に可哀想です。彼も報われてほしい…!

リクくん…師匠との突然の別れという切ない結末になってしまいましたが、きっとリクくんのおかげで、東の心は大分癒されていたと思います。自慢の弟子だよ…!

河原…ずっと死んでほしくないとは願ってきましたが、ちょっと暫く大人しくしててくれという願いを付け足したいです。金的食らったのはかわいそザマァでしたね。いやどんな感情。

 

 

よし、以上です。今回はベソベソと感情の整理をしながらだったので、思った以上に時間が掛かってしまいました。泣いても笑っても次回でおしまい。どうか、どうかハッピーエンドでありますように…!と強く願いつつ終わります。あと、ミッチーさんの新規絵を含むドラゴン桜2の予告編も楽しみ!楽しみだけど情緒が不安!では、また。

 

↑昼にWOWOWでやってた引っ越し大名。当たり前だけど日高も教頭先生も居ませんでした。