うぐいすハーモニカ

日記というより備忘録。何を書いても結局ミッチーこと及川光博氏の話をしてしまう系ベイベー。らぶ。

日曜ドラマ「霊媒探偵・城塚翡翠」1話・鐘場正和の感想

待ちに待ったミッチーさんの新ドラマがついに始まり、興奮している次第です。多分毎回言ってますが、まだかなーと待ち遠しく思ってる時期からオンエア日までのグラデーションが荒すぎやしませんか???(直訳:もう1話の放送終わったの?!)

ミッチーさんのドラマ感想記事を書くのは、最愛以来。約1年ぶりになるので、色々勝手を思い出しながらの更新になりそうですが、とりあえずは、及川光博氏演ずる鐘場警部にピントの合いすぎた感想を綴っていきます。以下、ドラマ本編にも触れますので、まだ観てらっしゃらない方はネタバレ注意です。

 

 


鐘場警部、好き!!!

あまりミッチーさんでワイルドなキャラって見たことないので、なんだかとても新鮮な気持ちです✨1話現在、基本的には口が悪いだけで、怒鳴ったり下品な振る舞いをしたりということはなく、おかげで安心して楽しめています。エリートキャラや陽気なおじさんキャラとはまた違う栄養素を摂取できている実感があって、なんか凄く身体に良い気がする

初回サービスなのか、予想よりも出番は多めでした。シーン別に4つに分けて語っていきます。


1.山奥

「透明な悪魔」による連続殺人事件の現場に居る、鐘場警部。切れ者推理小説家・香月を勝手にアドバイザーとして連れてきている破天荒ぶり。剣持刑事と金田一の関係性に似てますね(知ったかすんな)。

記念すべき第一声は、香月の「これで6人目ですか」を訂正する「7人目だ」でした。そのタイプの訂正は不穏な妄想しちゃうのでやめてほし…ちょい悪デカという前情報からイメージしていたよりも、ずっと柔らかくて穏やかな声色にときめいてしまいました。セリフや行動は剣持タイプでも、見た目(声含む)は完全に明智警視タイプですね…隠しても滲み出る育ちの良さよ…

キャラの特徴であるタブレット菓子(フリスク)を噛み砕くシーン。1回で出てこなかったのか、シャカシャカ小刻みに振ってるのがリアルで好き。出し過ぎたら戻す派かな、それともそのまま受け入れて過スースーに耐える派かな。ところで、毎回ご遺体に近づく直前に食べるんだとしたら、紳士通り越して狂気に近いものがあるかもしれない

ガリゴリと荒々しく噛み砕きながら、「まさに悪魔の所業だな」とぽつり。舌噛まないようにね…!とハラハラしました。あんな勢いで噛んだら確実に流血試合になるうぅ…😂

歩き出す前に「おい」と小さく香月に声を掛けて促すの萌えました。言い方がワイルドで大変良いですね。あと腕章と二の腕の隙間にもキュン。映ってませんが、ここで白手袋を嵌めている様子。大好物なので、次回以降はぜひ着用シーンも見たいです。

と、カッコよくキメていたのに、斜面を降る際に軽く滑り掛けてるの可愛かったです。着地の時に「はいっ」って言っちゃうのもぎゃんきゃわ。

ご遺体との対面前に、丁寧に手を合わせる鐘場警部。立ち位置的な問題か、ご遺体袋のジッパーを左手で開けてくれますありがとうございます(左利きフェチ)。

被害者の特徴を挙げ、性癖丸出しだな、と嫌悪の表情を見せると、香月に「どう思う、作家先生」とぶっきらぼうに尋ねます。当然めちゃくちゃ部外者なので、部下の雨野に怒られる鐘場警部。面倒くさそうな「いいんだよ」に萌えつつ、何の説明にもなってないのがジワジワ面白いです。

そして、引きのシーンで分かる鐘場警部の姿勢の良さよ。でも表情や言動でエリート臭を相殺してらっしゃるのが流石でした。顔を上げることで前髪を払うの良いですね、直後の「霊能力者」という台詞を立てるのに最適の動きと間でした。やっぱり巧いなあ…!

 

2.喫茶店

サブタイトルの画面に置かれたアイスコーヒーにストローをぶっ挿すところからスタート。めちゃくちゃ重要な役じゃん!!と感激してしまいました。ほぼ同時に、くしゃっとストローの紙を落とす荒さがいいですね。組まれた脚が長〜い!

大学時代の後輩を亡くした香月に、「なんていうか、…ご愁傷様だったな」と告げる声色が、深刻過ぎず軽妙過ぎない絶妙な具合で良きでした。飲む寸前だったアイスコーヒーを、飲まずに置いてから話し出すのも、気遣いが感じられて好き。

事件現場の詳細や、容疑者の男性達について滔々と語ってくれる鐘場警部。いやー、説明係おみごと!後でゆっくりアイスコーヒー飲んでください…!

翡翠の言葉を思い出し、女性の容疑者は居ないか尋ねる香月。鐘場警部は、軽い笑い混じりに「なんだよ急に」と返すんですが、なんというか、予想外の質問に対して普通に驚くのではなく、一旦薄ら笑顔に変換するのが、知的でいいなと思いました。初見では、なんか急に照れたぞウブなのかって感じてしまったけど

そして喫茶店でもフリスクを口に放り込むの凄いな。凄くスースーしたいんだな。それとも、実はアイスコーヒー×フリスクってめちゃくちゃ美味しかったりするんですかね(試さないけど)。以降、もぐもぐしながら説明係続行。きゃわ。


3.警視庁大原警察署

署の廊下で、香月に捜査状況を説明する鐘場警部。缶コーヒー片手に、窓の手摺りに背中を預けて佇む、そのシルエットは絵になる美しさです。容疑者の男性2人のアリバイが発覚したとのことで、ぐいっとコーヒーを飲み干し「捜査は振り出しだ」と苦々しげに告げると、空缶をゴミ箱に投げ入れます。ナイッシュー!!

そのまま歩き出すんですが、香月にまた小さく声を掛けてます。これはどんな臆病な野生動物でもほいほいついて行っちゃうな…ナイスリーダーシップ…

そこへ、翡翠を連れてきてくれた雨野と鉢合わせ。ちゃんと雨野の目を見てお礼言うの良いなあ。徹夜明けにこき使われてぷんすこする雨野を「分かった分かった、感謝してるって」と宥める鐘場警部。多分感謝はしてても分かってない(≒またやる)んだろうな、というのが滲み出てて好きです。なんかいつも怒られてるの可愛いな。あと翡翠と目が合った時の表情もめっかわ。なんか謎に幼く見えました(主観)


場所を会議室に移す4人。容疑者の写真の中から、翡翠が気になった人物(被害者の友人)について、再び説明係に…なると見せかけて一旦雨野にパスする鐘場警部がお茶目。あと翡翠のことを「城塚さん」呼びしてるの萌えました。いや普通それ以外何て呼ぶねんって感じですが、なんというか、ちょい悪だけどちゃんとしてる〜!みたいなギャップ萌えですかね。

翡翠が写真を選んだ理由に根拠がないと聞いて、そこそこのテンションで怒り出す雨野。鐘場警部も「おい、」と小声で諌めますがスルーされます。更に「鐘場さんっ💢」と呼ばれ、面倒くさそうに目を閉じて「はい😩」と返事するのが、学級委員長と不良生徒みたいで和みました。


4.翡翠

真犯人である被害者の友人を呼び出し、自首してもらうべく推理を語る香月。そうして彼女が自白したタイミングで、翡翠のアシスタント・真に目配せします。応じた真が玄関に通じる扉を開けると、なんと鐘場警部&雨野ペアが登場。もう出番終了だと思ってたので嬉しいサプライズでした。犯人からしたら何にも嬉しくないだろうけど。開けてもらった時、小さく「ああどうも」とお礼言ってるの好き。ちょい悪紳士。

警察手帳を掲げながら名乗り、署の方で詳しく話を聞かせてください、と鐘場警部。口調めっちゃ穏やか〜!香月が「信頼できる刑事さんです」と付け足すのも嬉しいです。大丈夫なんですね?信頼しますよ??(真顔)

ここで、「信頼できる」と言われて威厳を出さねばと思ったかどうかはさておき、雨野に対して「おいっ」と顎で指示を出し、両ポッケに手を突っ込んでオラつき始める鐘場警部が愛おしい。指示通り被疑者を誘導する雨野を見ながら、小さくうんうん頷いてるのすら可愛く見えてきます。去り際に翡翠を一瞥し、おどおどと目を逸らされつつも、挫けずにオラつきモードのまま退場したところで今週は終了(ド主観)。


全体としては、好きな感じの世界観でした。シックな雰囲気にときめくので、衣装もセットも小道具もいちいちキュンキュンしちゃいました。光や影、色彩も美しくて、目が喜ぶドラマ。キャストの皆さんも見目麗しい✨

そして、翡翠ちゃん役の清原果耶氏の演技に圧倒されました。降霊シーンでは、その迫力とあまりの切なさに涙ぐんでしまったほど…誰もが「霊媒で被害者に直接犯人訊けたら楽だよな」と妄想したことはあると思いますが(主語デカい?)、そうか、こんなに残酷な行為になるのか…と思い知らされて、反省しました。特に、今回の事件も、連続殺人事件の方もそうですが、悪人じゃない子が死んじゃうのは、こう、メンタルに来ますね…つら…どうか、せめて安らかに…

来週も楽しみですが、ホラー要素が強まってそうなので、ビクビクしながら観ることになりそうです。今回の泣き女の時点でヒエッとビビり散らかしてしまったので…(貧弱貧弱ゥ!)

 

 

よし、以上です。来週は、終わり次第即ベッドに飛び込めるよう、寝支度万端の状態で臨まねば、と決意しつつ終わります。ひえ〜いろんな種類の緊張が襲ってくる〜!😂では、また。

 

 

ミッチーさんの奥歯のセラミックの限界を試してくるアイテム。これはドラマのとは違うデザインに見えますが、同じものがお店で普通に買えるやつだといいなあ〜!