うぐいすハーモニカ

日記というより備忘録。何を書いても結局ミッチーこと及川光博氏の話をしてしまう系ベイベー。らぶ。

日曜ドラマ「霊媒探偵・城塚翡翠」4話・鐘場正和の感想

流石にもう無いよね、と油断していたらまたまた豪華な供給があってキュンキュンした次第です。

最初から最後までずっと面白可愛くて天才。楽しい編集といい、スタッフさん達には感謝しかないです🙏

では早速、今週も及川光博氏演ずる鐘場警部にピントの合い過ぎた感想を綴っていきます。内容にも触れますので、以下ネタバレ注意です。

 


4話は鐘場警部の怪しみ100連発SPみたいな回で、色々大豊作でした。これで本当に犯人だったら新喜劇ばりにずっこけてしまいそうと思いつつも、0.001%ぐらい信じ切れてなくてごめん。今回は時系列でなく、関連シーンでざっくり4つに分けて語っていきます。

 

1. vs香月

「透明な悪魔」による9人目の被害者発見のニュースを見て、「これから会えませんか」と鐘場警部に電話する香月。1コールで出たっぽいけど、たまたまスマホ触ってたのかな

警察署の会議室にて待つ香月。プロジェクターには被害者女性達のプロフィールが映し出されています。そこへ、いつもの「おーい」というユルい挨拶と共にやってくる鐘場警部。香月からこの事件に積極的に関わろうとするのは初めてのことのようで、「もしかして霊媒娘の影響か?」と五七五で問う鐘場警部(五七五ではない)。オカルトの類は一切信じてないというのが、キャラのイメージ通りで萌え。「犯人のクソ野郎を檻にぶち込むことが出来るなら」とガラ悪さ全開なのも良いですね。

香月に捜査資料を手渡し、椅子に腰を落とすと、事件の説明をしながらフリスクをシャカシャカ。手元がアップになり、初めてパッケージの裏が映るのですが、フリーズペパーミント!あなたフリーズペパーミントっていうのね!!長いから今後もフリスクって呼ぶね。左手中指のほくろ…(メモ) 原産国オランダ…(不必要なメモ)

プロジェクターを見つめる時に気の毒そうな表情を浮かべるのが切ないし、お顔が可愛い。ちゃんと「ご遺体」と言う、一見キャラに合わない丁寧さも好きです。

説明台詞が一段落したタイミングで、再びフリスクを取り出すと、「まさに"透明な悪魔"だよ…」と呟いて口に放り込みます。香月が被害者達の共通点を分析している時、後ろ姿のほっぺがもごもご動いてるの超可愛い。

該当ページを見せるべく、席を立って資料をざかざか捲る鐘場警部。一旦手に取ってパラパラやるとかでなく、机の上に置いたままべらんべらんと勢い良くいくのがいいですね。

そして三度目のフリスクタイム。いつもの癖で一瞬懐を探しかけてから、何食わぬ顔で机の上に置きっぱなしだったそれに手を伸ばすのがリアル可愛いです。中身が上手く出てこず、ひと粒落下するフリスク。この時「ん(出てこないぞ)、ん…(落としちゃった…)」と「ん」だけで独り言を言ってるのが可愛すぎて死ぬかと思いました。

更に、拾い上げて念入りにフーフーしてるのぎゃんかわ。さっき資料に人差し指でトンってしたからか、親指と中指で持つ衛生観念にめっちゃ共感しました(偶然かもですが)。親指でぐいと押し込むように口に入れ、舌で奥に運ばれていくフリスクいけないものを見ている気持ちになって思わず気配を消してしまいましたが、サービスタイムありがとうございました

何か思いついたのか、ここで突然資料を手に立ち上がる香月。「なんだよ、もう覚えたのか」とオラつき気味の口調でさっきのプリティーな自分を挽回しようとする鐘場警部(主観)。霊は信じてないのに、翡翠の霊能力はバリバリ信じてそうな自己矛盾も可愛い。「お前さんらしくない」とぶつぶつ言う時に上目遣い気味なのもたまりません。はーーーーーきゃわ!!(一旦萌え放電)

 

 

2.張り込み編

翡翠のマンションの前で、香月と翡翠が出てくるのを、車の中から双眼鏡で見張る怪しすぎる人物。そう、絶対鐘場警部です。


すっかり夜になった頃、マンションに戻ってきた2人。まだ居る鐘場警部。仕事してるの?と言おうと思ったけど、きっとこれが仕事なんですね。双眼鏡の先には、翡翠…ではなく、香月。まさか、彼を疑っているのでしょうか。それにしても、1人の張り込みって休憩行けないから過酷そう…ナイスガッツです

視線に気付いたのか、周囲を見回す香月。すぐに監視を中断する鐘場警部。双眼鏡を持つ手がピクってなるの可愛い。めちゃくちゃ目が合ったのかな(間に合ってないやん)フリスクで栄養補給するんですが、もう何時間もスースーし続けてそうで可哀想。シャカ…シャカ…と取り出す手つきも気持ちヨボヨボしてたし。それこそオムライスとか食べて来てほしいです。


香月と翡翠が来ている、7人目の遺体発見現場の山。2人を追って現れる鐘場警部。車から降り、両手ポッケで事件現場を険しい表情で見下ろします。やがて辛そうに顔を顰め、その場を後にするんですが、なんだか胸が痛くなりました。やっぱ犯人じゃないよう…翡翠ちゃんを見守ってくれてるだけだと…思いたいよう…

ようやく2人を見つけ、双眼鏡モードになる鐘場警部。これでもかという怪しいオーラを纏いながらフリスクを食します。ちょっとネタキャラ化してきてない?

 

 

3.vs翡翠

翡翠のマンションにて。赤いカーテンの向こうに透けた翡翠が、こちらへどうぞ、と声を掛けます。居酒屋の暖簾を開けるみたいな手つきで入って来たのは鐘場警部。つまり最初のカットは鐘場警部目線なのか〜!良き!!

雰囲気に飲まれない為か、オラつき多めなのが虚勢を張ってるように見えて可愛いです。

掛けるよう促され、無言でソファーに向かうも、座る時うぇーいって声が出ちゃうおじさん感も愛おしい。

翡翠は、「透明な悪魔」を捕らえるべく、事件現場で降霊を試みるので、鐘場警部に同行してほしい、と依頼します。「霊媒師様の降霊ってやつか」と嫌味な言い方をしたり、そんなの作家先生にやらせりゃいいだろ、と普通に面倒臭がったりと、露骨に態度激悪の鐘場警部。視聴者を騙すための悪人モードなんでしょうか。でも怠そうな声の出し方もいいな…

これが翡翠の独断であることを知ると、何かのチャンスと見たのか、組んでいた脚を大きく開き、前のめりになります。口を開く時に舌打ちのような大きな音を立て、目一杯の圧を与えながら「一つ条件がある」と告げ、他言無用&単独行動とさりげなく二つ約束させる悪い大人・鐘場正和。警察が霊能力者に頼っていることをマスコミに知られたくないという理由を語る時、下顎を出しながらMAXオラついてらっしゃいました。

行き先の書かれたメモを手渡され、チョキで挟んで受け取るのがクール✌️畳まれたメモを開く動作も、再び片手で閉じる動作も、全てがいちいちカッコいいです。

去り際に呼び止められ、不機嫌そうに「あ?」と振り返る鐘場警部。今日ずっと輩。娘を亡くしていることを言い当てられると、軽く唾を飲み、一瞬視線を彷徨わせるなど明らかな動揺を見せます可愛い。しかしすぐに翡翠を真っ直ぐ見据え(上目遣い気味可愛い)、威嚇の色を孕ませながらゆっくり歩み寄ります。「それが…何だってんだよ」と静かに怒りを滲ませ、無表情に見下ろす形で睨み続ける鐘場警部。怯んで目を逸らした翡翠を見て、さすがに大人げなさを反省したのか(主観)、ちょっと可愛い顔してから無言で去っていきました。なので罪悪感は抱くタイプだと思う(主観)

 

 

4.vs雨野

雨野が9人目の現場で発見したひと粒のフリスクは、鐘場警部が食べているのと同じ種類でした。彼が捜査に消極的に見えるのもあり、雨野の中で不信感が高まっていきます。

夜遅く、蝦名にフリスクを預けて警察署に戻る雨野。会議室には、大きな窓を背もたれにして、座って腕組みしたまま眠り込んでいる鐘場警部の姿が。ぎゃぎゃぎゃぎゃんかわあー!!!!

ちゃんと上着を脱いでるので、寝落ちではなく、寝るぞと決めての仮眠でしょうか。張り込み大変だったもんね…はああああ首がカクってなるの萌えええェ…!雨野も思わず疑惑を引っ込めそうになる天使の寝顔。

雨野(と視聴者)が見つめすぎたのか、ふと目を開ける鐘場警部。その目つきの鋭さは、懐かないタイプのネコチャン。はーーーーーーあくび混じりの眠そうな声色最高ですね…その後の大あくびも堪らなく良いっ…!どうしようずっと可愛い…助けて…

身体を起こす時によいしょーとおじさんっぽい声を出すのも愛おしい。上着を掴み「ちょっと顔洗ってくるわ」と部屋を後にします。待ってちゃんとそっちにもカメラさんついていって…!

残された雨野と、鐘場警部のパスケース。中に挟まっていた娘(故人)の写真が、被害者達の特徴と似ていることに気付き、蛯名(実は翡翠のマンション張り込み中(!))に電話を掛け、詳細を確認します。

それを遮る、「誰と電話してる」という低く冷たい声。ふええ痺れるぐらい良い声…顔洗ったらこんなん出るんか…

慌てて振り向く雨野に、「こんな時間に、誰と電話してるんだ」と再び尋ねます。両手ポッケのオラつきモードに反して口調は穏やかですが、迫力が凄い。そしてこの難局を、彼氏という絶妙にリアルな答えでやり過ごす雨野の機転もなにげに凄い。

一瞬めちゃくちゃ恐ろしい顔をされた気もしますが、叱るでも深掘りするでもなく「なんだ…お前恋人いるのかよ」と小さじ4分の1ぐらいの笑みを見せる鐘場警部。この辺ずっと気怠げな声でドキドキします。いや雨野どうなる?!の吊橋効果的なやつかもしれないけど

雨野にパスケースを手渡された後、「今日はもう帰れ」と促すんですが、不穏なBGMに負けず優しい声に聞こえた私は末期なんでしょうか。はああ残業中に言われたいセリフNo. 1…(それはそう)

分かりました、と去る雨野に無言でうんうんと小さく頷くの可愛いな。1話でも雨野が指示を聞いた時うんうんしてましたが、癖なのかな。愛おしすぎませんか。

「夜道には気をつけろよ」というどちらにも取れる台詞を、悪い方寄りの言い方で雨野の背中に投げつけるのがジワジワきます。もし犯人でないなら絶対気遣いの台詞なのに裏目に出てるぅ…!不器用ぅ…!

独りになった鐘場警部、明らかに食べ過ぎのフリスクをもぐもぐしながら、娘の写真を見つめます。無念を奥歯に込め、ガリッと噛み砕くその表情は、犯人への憎悪に歪んでいるように見えました。


後日。雨野が、喫茶店でコーヒーを飲む鐘場警部を、外から見張っています。よかった、フリスク以外のものも胃に入れてる…!(そんなチェックのためではない)

腕時計を確認する姿も良きですね。お店から出てくる時の立ち姿も素敵だし、ガラスに映り込んだ姿も素敵なので、倍素敵

住宅街を歩く鐘場警部、を追う雨野。途中で見失うも、颯爽と車を運転して去る姿を目撃します。いやさっきから凄くレアな姿をいっぱい見せてくれてありがとう雨野…!ナイス尾行!!

翡翠と夜の8時に落ち合う予定の阿笠記念病院。喫茶店の辺りではまだ空が青かったのに、今それぐらいの時間なんだとしたら、なかなかのロングドライブ。停車させ、運転席から降りる鐘場警部ですが、ドアを持ってない方の左手は珍しくぶらぶらさせています。何かしらかっこいいポーズが見られると踏んでたんですが、流石に疲れたのかな。

間違いなくゾンビが出てくるタイプの病院に、躊躇いなく入っていく鐘場警部カッコいい

タクシーで追いついた雨野も、後から銃を携えて恐る恐る入っていきます。ますますゾンビゲーム感出てきた

すると、突如背後から襲い掛かる鐘場警部。右手で雨野の口を塞ぎ、左手で銃を持つ手を遠ざけながら、全力で壁に押しつけます。必死の形相にゾクリ。雨野だと認識してそうなのに行動がキャンセルされないので、意図が全然読めません。それどういう感情?!と私が雨野と同じ表情になったところで、今週は終了

 

 

いやー、なんやかんや全員が怪しく見えてくる良回でしたね…!踊らされるのが大好きなので、このまま来週まで大人しく舞っておきます。誤字にあらず

香月と鐘場警部の出会いは4年前。「透明な悪魔」が現れたのも4年前。犯人がご遺体を漂白し出したのは、翡翠ちゃんが現れた8人目から。後輩の着信を無視してまで、鐘場警部とお揃いのフリスクを食べ出す蝦名。これらが意味するものとは一体…(※セルフネタバレを防ぐためここで思考停止させています)

車で翡翠と香月が話していた、鐘場警部を捕まえる、という表現になんだかキュンキュンしちゃいました。もうすぐポケモンSVの発売日だからかな

最後に。番組終わりの「Huluで全話配信中」のアナウンスからの「それが…何だってんだよ」のコンボには吹き出しました。これは配信や円盤では観られないだろうから、きっと地上波組ならではの遊びですね📺

 

 

よし、以上です。予想通りめちゃくちゃ長くなってしまったので、いい加減終わります。来週で終わりなんて寂しすぎるので、続きはHuluパターンでも全然大丈夫ですよ。鐘場警部さえ出てくれてれば。では、また。

 

 

↑フリーズペパーミントで検索したら一番上に出てきたトレーナー。何一つ関係ないことを確信