うぐいすハーモニカ

日記というより備忘録。何を書いても結局ミッチーこと及川光博氏の話をしてしまう系ベイベー。らぶ。

半沢直樹(2020)10話(最終回)の渡真利忍について。

7年越しの続編が、更なる延期の後についに最終回を迎え、達成感のような清々しさと、半端ない喪失感に苛まれている次第です。わーん!無事に終わってよかったけど!来週からとまりんに会えない!!寂しい!!泣

取り乱しました。はあ、金曜日に各種ワイドショーで流したくれたクランクアップの映像可愛かったなあ。キャピキャピしてらした。ミッチーさんが、堺雅人氏と香川照之氏のそれに立ち会えるタイミングにしてくださったことに、ひたすら感謝です。

更に、ミッチーさんったら今週もLINEを下さいました!とても嬉しい!なんか嬉しすぎて直訳みたいな表現になっちゃいます。これからも週1とは言わないまでも月2…いや、月1は欲しいです。この慎ましさに免じて是非。

では早速、最終回のとまりんについてシーンごとに綴っていきます。以下、内容にも触れていますので、ネタバレ注意です。

 

さて、今週のとまりんの出番は全部で8箇所でした。一つ一つは短かったけれど、最後なのでちょこちょこ色んなところに出してくれてた印象。ありがたい限りです。

 

1.営業第2部の会議スペース①

とまりん、富さん、福山、田島くんの4人が、大きな白い長机に、横並びに座っています。前回苦労して突き止めた証拠ファイルを、頭取が箕部に渡してしまったという情報を、悔しげに展開するとまりん。前回のあらすじの説明係ですね。ところで、反省しているからか、反省を強いられたのか、福山だけコーヒーが手元に無いのがちょっぴり可哀想。嘘です、普通にあれ福山のですよねきっとね。田島くんが他部署からのお客様3人分だけ淹れてくれたのでしょう笑。

説明係の後に聞き役に徹するとまりんは、苛立ちと諦めと悲しさの表情を滲ませています。相変わらずお顔とおててが綺麗。

頭取の裏切りにショックを受けているであろう半沢に、想いを馳せるとまりん。「何があっても頭取は、って、ずっと信じていた人に、裏切られたんだ…」のウィスパーイケボに心臓を鷲掴みにされました。慈愛の顔したオフィスの天使…ところで、後輩だからか、1人で他部署の人々の中に残されテンパったのか、田島くんだけ椅子なし膝立ち状態なのがちょっぴり可哀想。座りなさい座りなさい。

 

2.剣道場

とまりんの心配通り、頭取に裏切られた失意と、箕部に刃が届かない悔しさを竹刀に込め、独りで素振りに明け暮れる半沢。そこに、とまりんから話を聞いてわざわざ駆けつけてくれたのが、森山と瀬名社長。激励の掛かり稽古で青春したことで、半沢のモヤモヤも吹き飛んだ模様。ええーここまで計算した上で手配(?)してくれたってことだよねとまりん…イケメンすぎない…?メールか電話か分からないけど、2人に何と言って伝えたのか知りたすぎますね。重すぎず軽すぎない絶妙な感じなんだろうなカッコいいな〜…ディレクターズカット版でそこんところ是非詳しく…(求めすぎ?)

そうして3人で爽やかに笑い合っているところに、「やっぱりここかあ」とひょっこりとまりん登場。「俺のことも誘いなさいよ全く」と微笑を浮かべるその様子が、言葉に反して「よしよし、ちゃんと元気になってるな?」と確認しているように見えてなんかもうどうしたの今日めっちゃイケメンじゃないとまりん…!

そのままみんなでご飯に、と立ち上がろうとする瀬名社長達を「ああ〜ごめんごめん > <」と漫画のような表情で申し訳なさそうに一旦止めるとまりん。あれから行方をくらませていた紀本が戻ってきたとのことで、半沢を指パッチンで先導します。去りゆく2人を呼び止め、応援の声を掛けてくれる森山と瀬名社長。後者のハイトーンな雄叫びにビクッとするとまりんが、いつものフェアリーでした。やっぱビックリするよねアレね。

 

3.常務室前の廊下

紀本の部下に制されつつも常務室に押し入る半沢。しかしそこに紀本の姿はなく、代わりに大和田が。そこでの試練(後述)に耐えた半沢が部屋から出てきたところに颯爽と現れるとまりん流暢な英語で何やら一言(多分get…?←)伝えてサムズアップ。ともあれ、ミッションコンプリートした様子。ここでの出番は、この一瞬の横顔&後ろ姿のみでした。カメラに近すぎてピントも合ってないし、ぼんやり見てたら普通に見逃すレベル。

 

4.紀本の潜伏先のホテル

恐らく、3でのとまりんの働きにより、部下に紀本の居場所を案内させることに成功したであろう2人。部屋に強引に押し入る半沢と対照的に、後から静かに現れて、油断している部下から紀本宛の紙袋をサッと奪い、部屋にスルリと入り込み「ありがとう、お疲れ様、チャオ〜☆」と爽やかスマイルで扉を閉めるとまりん大変鮮やかな犯行でした。

この時、部下が「渡真利さんっ」と声を上げているのですが、これは先程までとまりんが部下の味方のフリをしていたからなのか、それとも完全に姿を消していたのに急に現れたからなのか、どちらでしょうか。この辺もディレクターズカット版で明らかになる予感。盛り沢山ですね!(圧力)

部屋に入ってきたとまりん、キョロキョロしつつ、すぐに紙袋と自分の鞄を近場の机の上に置きます。両手はなるたけ自由にしておきたいスタイルなのかな。ずっと鞄を握りっぱなしの半沢と、これまた対照的。

美しい背景に徹するのかと思いきや、ちゃんと紀本に詰め寄るとまりん紀本の「バカかお前らは」というセリフのおかげで、ちゃんと紀本にも見えていることが明らかになり、ちょっと安心。

冗談はさておき、頭取の渡したあのファイルだけでは、箕部の不正を暴く決定的な証拠にはなり得ないという事実を知ることになります。ところで、ちゃんとこの後、森山と瀬名社長と合流してご飯食べに行ったのかな。

 

5.営業第2部の会議スペース②

半沢、とまりん、富さん、田島くんの4人で作戦会議。福山はハブられたわけではなく、とまりんの分まで仕事をしてくれているのだと思っておきます。

机に広げられた地図を見つめる4人、それぞれ机に手を置いて体を支えていますが、とまりんだけ手というか指で支えてる感じ。やはり所作がスマート〜!

箕部の口座情報を突き止めるべく、彼に近い人間が必要だという半沢に、「そんなやつ居るわけないだろw」とお笑いで言う「フリ」を丁寧めに担当してくれるとまりん「1人興味深い奴がいる」と返す半沢と顔を見合わせる形になり、「それだぁれ?」と言わんばかりのイノセントな目をするのが堪りません。

 

6.銀行内のおしゃれ食堂(?)

「おいおいおい半沢くぅん」というとまりんのツッコミから始まるこのシーンは、半沢、森山の3人でテーブルに着いています。背中を丸め、右肘を肘掛けに預け、ネコチャンハンドを膝に置き、脚を組むとまりん。シャンと背筋を伸ばしている半沢と森山に比べて、もはやなるたけ小さくなろうとしてるようにすら見えるんですが、もしかして忍んでるのかな?忍んでるのかなこれ??(そんなの可愛すぎる)

 

7.営業第2部のテレビ前

結局、頭取は箕部を追い詰める決定打を探るべく、敢えてファイルを渡し、懐に潜り込む作戦を取っていたのでした。それは大和田も同じこと。よかった、裏切り者は居なかった。

そうして迎えた、帝国航空の債権放棄の会見当日。頭取直々の命令で代理を務める半沢。その生中継を、営業第2部総出で見守る中、しれっと最前を陣取るチームとまりん左から田島くん、福山、とまりん(センター)、富さん、苅田。田島くん以外は他部署ですが、半沢担という共通項があるのでその立ち位置を受け入れられている様子。左手をポッケに突っ込み、右手で唇に触れながら画面を真剣な表情で睨め上げるとまりんが色気ダダ漏れの爆イケです。ヒュー!

箕部の罪を知り、銀行側の覚悟を知り、花ちゃんの真心を通じて初心を取り戻した白井大臣の援護射撃もあって、半沢は高らかに債権放棄の拒否を告げます。それを見て、一斉に沸く営業第2部。とまりんはというと、右拳を振り上げ、左足を浮かせ、全力の笑み。喜びを200%体現していて可愛い。左隣でタブレットを抱きしめたまま笑顔で興奮している福山も控えめで可愛いのですが、2人ほぼ同時に顔を見合わせ、その後とまりんが右手を福山の肩に持っていくのも懐っこくてほんと可愛い。そりゃ私の語彙も死にますよ。

半沢の熱い演説を、涙ぐんで聞くとまりん。ここまで感情移入できるのは、それだけ普段全力で良い仕事してるからなんだろうなあ、と殆ど描かれないとまりんの本職に想いを馳せてみます。スピンオフ早よ…(どさくさ)

 

8.銀行内の廊下

さて、ラストとまりんは、半沢と2人で廊下を歩くシーン。頭取が責任を取って辞任し、白井大臣も離党する中、半沢は自分だけ無事でいることに耐えられず、けじめとして銀行を辞める決意を一層強めていました。それを聞き、泣きそうに顔を歪め「お前ってやつは…どうしてそう頑固なんだよ!」と半沢の両肩を掴み、初めて声を荒らげるとまりん思えば、いつだって彼が本気で怒るのは、悪に対してと、半沢が自分の身を軽んじた時ぐらいでした。なんと胸熱。

そこに大和田からの着信があり、シーンはあっさり終了。わーんお疲れ様でした〜!場所的に、これがオールアップのシーンなのかも。

 

とまりんについては以上です。はーん寂しい…!ラストカットがおこりんだったのもちょっと寂しい…!や、最後の提供バックに6話の「ファイト!」なとまりんが居たので、厳密にはフェアリーエンドか。ならよし。

 

全体を通しては、カタルシスの連続でひたすらヒャーヒャー言ってました。やはり、これまで敵だった人が味方になっていく爽快感と頼もしさが溜まりません。黒崎ちゃんも大活躍で良かった〜!話の流れで息をするように半沢を握ろうとしてたのは草。

特に、白井大臣がこちら側に来てくれたのはとても嬉しかった。インテリヤクザ・乃原に対して「恥を知りなさい」と斬り込んだり、あの化け物・箕部に「謝罪しなさい」と詰め寄ったりするのがカッコよすぎて、あの辺りずっと「白井さんかっこええ」botと化してました。あと笠松も良い仕事してくれてましたね!最後の優しい微笑みよ…正しい心を持つ2人なら、きっとやり直せますね。花ちゃんもGJ〜!

大和田がまさかの辞職エンドだったのは少し、いえかなり寂しいDEATH…常務室にて半沢に不可逆的終了を言い渡し、再びデスを唱え、舌を鳴らし、フッと遠隔投げキッス(?)までするという試練のフルコースを与えていたのがもはや懐かしい…最後まで憎まれ役に徹することで、半沢をバンカーの道に踏みとどまらせるという、ツンデレの権化でしたね。あとギャグマシンの権化。今作で、物凄く魅力的なキャラクターになったなあ…!仮に続編が出るとしても、なんらかの形で出演して欲しいです。バラ農家のおじさんとかでもいいから…

総じて、闘志と希望が湧いてくる、楽しい胸熱ファンタジー活劇でした。超面白かった〜!!

 

よし、以上です。暫くは「円盤早よ」が口癖になる予感しかしません。とりあえず、ミッチーさんに関しては、今月末にファンクラブの会報が届くし、10/14(水)からは「#リモラブ」という新ドラマが始まるので、それを楽しみに生きます。あれ?ロスになる暇ないやつだね…?!働き者の推しに、特大の敬意と感謝の念を抱きつつ終わります。まあ、とまりんロス対策としては、やはり最新作を読んで若とまりんに想いを馳せるのが一番良いのかも。よし読む。では、また。