ツイ禁から1週間が経ちますが、意外に平気なものなんだなあ、と他人事のように感心している次第です。2日目3日目辺りが誘惑のピークで、後はもうまったく気にならなくなりました。
って、1週間経つということは、いよいよ来週の土曜にまで迫ってきていると…!ひええ早い!まだ服もメイクも迷走してて決まりきってないのに…!はあ〜〜嬉しい早く参加したい!!(情緒不安定)
さて、タイトルについて。興味が持てず避け続けてきた恋愛ドラマ「WITH LOVE」を、ようやく見終えたので、主にミッチーさん演ずる吉田晴彦に絞った感想を綴っておこうと思います。以下、ネタバレ注意です。
まず、1998年の作品ということで、色々懐かしい感じがしました。特にダイアルアップ接続の音とか。あと携帯が当たり前ではなかった時代なので、固定電話と電話ボックスが大活躍。上手く待ち合わせが出来ず、すれ違わせるにはもってこいのアイテムですよね…!
ミッチーさんですが、記念すべき俳優デビュー作品ということもあって、ややお芝居が固い印象を受けました。初々しくて貴重な映像だと思います。いやあ可愛い。特にお酒飲んでるシーンは漏れなく可愛い。
しかしこの吉田くん、3行で纏めると、
①鋼メンタル
②正々堂々とストーカー
③自己満足の塊
みたいな役どころで、最後まで感情移入出来ませんでした。というか、まあ結局、登場人物の誰にも共感できなかったんですが、そこは置いといて。や、私が極端に合わなかっただけで、当時は「こういうドラマティックな恋がしたいな」と思う人のほうがメジャーだったのかも、という気もします。
既婚者しか勝ち取れないらしいパリ勤務。吉田くんは、その目的のために、結婚相手を見繕うべく参加した合コンで、ヒロインの雨音ちゃんと出会います。世間擦れしていないピュアな彼女は、愛していた元カレに裏切られたことで、恋に臆病になっていました。恐らく百戦錬磨であろう吉田くんのアプローチに対しても凪です。むしろ靡くどころか、価値観の違いにドン引かれちゃう。「俺様を好きにならないなんて…面白え女…」とまで思ったかどうかはアレですが、ともあれ吉田くんは、パリ勤務の野望があるにしても、異常なまでに彼女に惹かれていくわけです。
そこからはもう、1にストーク、2にストーク、と言わんばかりのストーキングっぷり。職場に押しかけたり、自宅の電話番号を仕入れて掛けてきたり、酷い時は自宅に入ってきて勝手にぱそんこの中身を見たりするわけです。おまわりさんこっちです、と言いたいところですが、ストーカー規制法が施行されたのは2000年。この作品の2年後でした。いやあ、見てて辛かった笑。
しかも雨音ちゃんは明らかに避けてるのに、周りのお節介な友達は「なんで?愛してくれてて良い人じゃーん!」と能天気にストーカーを大プッシュ。いや見た目で贔屓すなストーカーやぞ。(ちょっとわかる気もするけど…←)
そうして、何度フラれてもめげずに凸る吉田くんのメンタルが凄すぎます。視聴者である私の方が先にめげた。わしゃ愛される推しが見たいんじゃ…熱烈ストーク当て馬なんぞ見とうないんじゃ…ってか最後まで恋愛に発展しなかったので当て馬ですらなかったんだろうけど…つら…
見終わって思ったんですが、吉田くんのあの感じ、ミッチーマイヤーみあるなあと。相手の気持ち無視で、好き好きアプローチしまくって、なんやかんや共に過ごすうち「あれ…?俺じゃねえな…??」とようやく気づいて解放してあげる感じ(ざっくりまとめたので語弊があるかも)。吸血鬼だと、胸が締め付けられる切ないラブストーリーになるのに、生身の人間だと大分印象が変わりますね不思議。
まあ、第一印象:ストーカーから、婚約パーティー&共にパリへ行くところまで漕ぎつけたのは、普通に大健闘だったと思います。マメだし器用そうだし、悪い人ではないんだろうけど、メル友なりすまし事件が怖すぎて、ちょっと生理的に無理でした。視聴者にパスワードロックの重要性を教える役割も兼ねていたのだと思いたいところ。
最後に。吉田くんが「ビトウィーン・ザ・シーツ」というカクテルを注文するシーンがあるのですが、同名のミッチーさんの曲の元ネタこれかー!!と初めて知れて良かったです。まさか実在するカクテルだったとは…!食事の後はいつものバーで=歌詞主人公の家の比喩だと思い込んでいたので、「シーツの中で寝っ転がって乾杯するとか絶対零すわ…うーん、それすら萌えシチュになるのだろうか…」と的外れなこと考えてましたね…無知怖い…
よし、以上です。並行して見進めていた「氷の世界」も、残すは最終話のみ。一回観ているはずなのに、殆ど何も覚えてない自分に怯えつつ終わります。では、また。