毎週面白さとスリルが加速していく次第です。まさにジェットコースタードラマ…!乗り物自体は苦手ですが、ストーリーでなら大歓迎です。ひゅー!翻弄されてるうー!
では、今回も及川光博氏演ずる後藤専務にピントが合いがちな感想を綴っていきます。以下、ストーリーにも触れますので、ネタバレ注意です。
まって、予告編に全部持って行かれた。
えっ鼻血?!何で?急に?恨み過ぎて興奮しちゃった?それともガチで会社が吹っ飛びそうなストレス?はたまた、オオカミ少年のケチャップの伏線回収?(は?)
…と、あのワンカットによって、疑問符で胸(?)がいっぱいになってしまい、未だに後藤さんの鼻血のことばかり考えてしまって鼻血が出そうです(変質者)。万が一、病弱設定とかだったらちょっと萌えるけど可哀想なので、最終話まで少しは痛い目にあってもいいので元気に長生きしてほしいです。いや確かに顔色は常に悪いけれども、そこは冷血キャラ故の演出だと信じたい…とりあえず、血がちゃんと赤くて良かった…人間だった…(疑うな)
では、オーバードライブし続ける邪念をどうにか振り払いつつ、3話について語っていきます。ざっくり分けると、全部で4箇所でした。
1.初笑い
事業説明会の中止を迫る物騒な強迫メールが届いたことで、秘書から呼び出され、社長室に駆けつける梨央。…を、ソファーに座って待機している後藤専務。今日のマオカラーは明度高めですが、やはり彩度は低めです。脚は開き気味で、浅めに腰掛け、印刷されたメールに視線を落としています。睫毛愛おしい。ところで、毎週彼が出てくる時に流れる吐息混じりの曲は、出囃子と書いてテーマソングと読むやつなんでしょうか。公式公認でセクシーもといミステリアス担当なの誇らしい。
梨央が到着するや否や、ゆっくり目を上げ、美しい横顔を見せてくれながら素早く立ち上がると、真っ直ぐ梨央の席へ歩いていき、朝の挨拶と共に手元のメールを差し出す後藤。冷たく乾いた声と、無駄のなさすぎる動きが良きです。梨央が受け取ると同時に一歩引いてみせるのも、心の距離が出てていいですね。手は、やはり空き次第後ろで組むスタイル。
説明会は中止にしましょう、と誰の目も見ずに言う後藤。秘書は決行&通報を提案しますが、中止にすれば済む話、と兎にも角にもめっちゃ止めさせたがります。故にメール仕込んだんキミか?と疑ってしまってごめんね。まあ裏で犯人の社長を煽ってたのかもだけど…(酷い)
梨央は、新薬・SND850への期待値を下げない為にも断固決行の構え。それを受け、なんと後藤、「フッ…」と冷笑を漏らします。いや…なんというか…笑えたんだねキミ…?!
「薬を世に出すことしか考えていませんね」という嫌味に続けて、公園での殺人事件の被害者と関係していることに言及。あー、やなやつ!やなやつ!いいぞ!(情緒)そしてこの辺のカット、ミッチーさんの切れ長eyesがめちゃくちゃ良い仕事してますね。梨央から無関係だと返され、意味ありげに見つめまくった後、ギリギリまで視線を残して去ろうとする専務。ファンサかな?
そして背を向けたまま、「すぐに嫌疑が晴れればいいのですが」と追い嫌味。更に、斜め下アングルからダメ押しの「フッ…」でフィニッシュ。全力で煽ってきてますが、口角の上がり方はネコチャンなのが愛おしいですね🐱
2.ティータイム(緑茶?)
橘記者から、梨央が事件に絡んでいるという報告の電話を受けている後藤専務。今日のマオカラーは深紫。プリンセス気分でファッションショー(直訳:何着持ってはるんかな)。自分のデスクに軽く腰掛けるようにもたれ掛かり、至って冷静に「そうですか」と返します。
ところで、お部屋が広い!自席からテレビの距離遠っ!(私がド近眼だからそう感じるだけ…?笑)デスクに置かれた様々な小道具も、いつか専務が使用するシーンが見られるのかな。わくわく。
脱線しました。右手の湯呑みを口元へと運ぶ専務。佇まいがスタイリッシュなせいか、全然ジジくさく見えないの凄い。後藤のリアクションから既知の情報であることを察し、早いな、と零す橘記者。すかさず、「あなたが遅いのでは?」と嫌味で応じ、湯呑みに口を付けます。その為、台詞の後半の声が薄ら籠っているのがこのシーン最大の萌えポイントですね。愛おしい〜!
ぶすっと謝り、話したいことがあるので時間が欲しい、と続ける橘。逞しい。が、「あいにく仕事が立て込んでいるのでね…」とイマイチ乗り気でない後藤専務。あれ、何だこの温度差?調べてもらってるわけではないんだっけ?と思いつつも、落とさぬよう慎重に湯呑みを茶托へ置く姿にキュンです。
結局、損はさせません、と強引に押し切られる形に。そして、通話を終えた後藤が一瞬カメラ目線っぽくなるのが、視聴者に何か訴えてるように見えて堪らなく可愛い。
3.メール受信
先日の説明会での騒動の後、デマがSNSに拡散され、真田ウェルネスのオフィスは対応でてんやわんやに。喧騒の中を涼しい顔で悠然と歩く後藤。マオカラーは濃いグレー。そして、こんだけ騒がしい中で己のメールの通知音を聞き逃さないのすごい。バイブで気付いたのかな。
画面を見つめる瞳に僅かな動揺を滲ませると、ゆっくり顔を上げて遠くを睨みます。その表情がチベスナと完全に一致なのきゃわ。そういえば、スマホケースに1枚だけカード入れてますね。何かな〜!
4.専務の自席から
先刻のメールについて、「どういうつもりですか」と橘記者に電話する後藤。後ろ姿ですが、声が完全におこです。
デスクには、小さめのノートパソコン。真田ウェルネスの闇についての記事が映し出されていますが、見出し以外読めない小ささなので、拡大して読み終えた後に戻したのかな。湯呑みの位置的に、またお茶飲んでそうで可愛いです。自分で淹れてるのかなあ。
また脱線しました。橘から、自社のあくどい噂について言及され、「会社の評判を下げろと言った覚えは、無い」と眉を上げて凄む後藤。丁寧語を崩したその姿は、一瞬某信長様と重なって見えて、少し懐かしくなりました(前世で縁があったみたいな言い方)。
社長の弱み≒会社の弱み故、必然的にこんな感じになった様子。記事を表に出さない方法を知りたいか問われ、少し間を置いて「…聞きましょう?」と返します。内心穏やかでないだろうに、あくまで無表情を貫いているのがもはや愛おしいなーとニッコリしたところで今週は終了。
実は、ドラマが始まる前、後藤さんのキャラクターについて、①情けゼロか②倫理ゼロか、とふざけた予想をしていたんですが、今のところ、①②のハイブリッド感あるかも。何せ、初の笑顔があのタイミング。ハア〜情けもねえ!倫理もねえ!…オラそんな後藤好きだァ…(何やねん)
加瀬さんが、梨央をナイフから庇うシーンは、予告編で不穏な空気を醸し出しまくっていたので、傷が腕オンリーだと確定した瞬間は、ハラハラしつつもちょっと安心してしまいました。はー、無事でよかった…!梨央に優しく温かく寄り添う彼が大好きすぎるので、どうかずっと幸せでいてほしいです。
そして前回も言いましたが、性犯罪者に人権は無いと(までは言ってないがとにかく)思ってるので、宮崎刑事が渡辺康介について「誰に殺されたかも言えずに埋められていた」的な言い方をしたのはちょっと嫌でした。や、もちろん被害者をガチクズ呼ばわりする桑田刑事を諭す目的もあるかもですが、もしかしたら宮崎自身も彼を許せないからこそ、モチベ維持の為に気の毒げな表現を選んだのかな。だとしても嫌だ…!笑
よし、以上です。シリアスなシーンだったのに、梨央が「でも大丈夫」と言った瞬間「銀行に、行けな〜い!」という中の人の某CMがログインしてきたことを告白しつつ終わります。来週は!いよいよ予告編のあのシーンの謎が明らかに!ひい!では、また。