うぐいすハーモニカ

日記というより備忘録。何を書いても結局ミッチーこと及川光博氏の話をしてしまう系ベイベー。らぶ。

最近の相棒

とても楽しい面白い!と感じるので言及してみた次第です。思えば、昔は基本的にそんな感じで何も考えずに楽しんで観ていたなあ。というわけで、ちょいと昔に想いを馳せてみます。

相棒をリアタイしだしたのは、Season1から。中学生だった当時、祖母につられて観てみたら、その面白さにすっかりハマってしまって。あの頃は友達に「相棒好きなんだー」って言っても通じませんでしたw運悪く観てる友達が居なかったのもあると思うんだけれど、まずドラマ名だと理解してもらえない悲しみ。高校の頃ぐらいには、だいぶメジャーになってくれてたおかげで説明不要になってとても楽だった記憶。ありがたし。

そんなこんなで、確かSeason7ぐらいまでは、もちろんハズレ回もあったとは思うけど楽しくツッコミつつw、何の文句もなく無邪気に観てたんじゃないかな。亀ちゃんの卒業が発表されるまでは。

あの時のショックは凄かった。初めて相棒に疑問を感じた。

えっなんで?右京さんと亀ちゃんだから相棒なんじゃないの??他の人に代わるってどういうこと?代わりなんて居なくない?だって右京さんと亀ちゃんだから(以下無限ループ)

…という状態。右京さんオンリーの、いわゆる片棒期の間は、ずっと悶々としながら観ていた。

しかし、亀ちゃん以外の相棒がその内やってきてしまうだなんて、どう考えても受け入れられない。仮に陣川くんが相棒になったとしても無理(キャラとしては大好きです)だし、まして何処の馬の骨とも分からない新キャラと組まされようものなら、その瞬間に相棒観るのやめようと思ってたぐらい。

実際、片棒期のストーリーを普通に楽しめていたのもある。これまで亀ちゃんが心をほぐしてくれたおかげで、幾分マイルドになった右京さんが、周りに助けを得つつ相変わらず事件を粛々と解決していく姿は、十分1人でも「相棒」だと感じたので。

毎週予告でゲストキャラを見る度に「お前か?!わしは認めんぞ!!」と嫁入り前の娘を持つ頑固親父のように威嚇し、片棒のまま終わる度にホッと胸をなで下ろす日々。

そして、ついにやってきた最終回の予告篇。

 

いや誰だよ!!

 

……というのが神戸くん初見の感想(ごめんなさい)。予告時点のですからね念のため!

そう、当時大学生だったにもかかわらず、ゲームとお笑いばかりで相棒以外のドラマは観ておらず、音楽は好きだったけど歌手には微塵も興味が無かったため音楽番組もノーマークだった私にとって、ミッチーさんは完全に未知の人でした。

しかし、青春時代を共に駆け抜けたドラマを、食わず嫌いで観なくなるのはどうなんだ、と思い留まって。とりあえず観てみよう、観てから今後どうするか決めよう、と己を説得し、最終回を待って。

結果、めちゃくちゃ良かった。

話も面白かったし、何より神戸くんの「真面目で自信家な苦労人」というキャラクターが、私の推しパターンにジャストミート。なにこの子愛しい推せる。

本編の最中、亀ちゃんならこうするかな、と思いながら観ていたことも事実だけど、途中からは、神戸くんならどうするかな、という想いにシフト出来ていて。

最終的には「え、来期から毎週新たな化学反応を楽しめるんだ?最高では??」ぐらいにまんまとワクワクしていた。なんせ、静×動だった相棒が静×静に。これからの展開が楽しみで仕方ない。アリじゃん、新しい相棒アリじゃん!がんばれ神戸くーん!

……というわけで、それから神戸期を(時々ストーリーに文句を言いながらも)堪能し、卒業を機に中の人にもハマり、三代目のカイト期。

結論から言うと、私の相棒への、こだわりに近い愛は、ダークナイトが葬り去っていきました。

神戸期からは、割と「あのキャラはあんなこと言わない」とか「なんっっっじゃこのストーリー!おもんな!!!」とか「神戸くんの再登場は絶対にさせて欲しくない火傷するから(ストーリー的な意味で)」と嫁いびりをする姑のように威嚇しながら観ていたのだけれど、なんだか全てが虚しくなって。

あれから、自分のハートを守るためにも、もう相棒は基本的にキャラ萌えドラマとして楽しむことにしました。

でも「いやいや脚本家が違う時点で全部二次創作じゃーん?当初みたく気楽に観ようぜー??」っていう想いにシフトチェンジ出来たのは、精神衛生上とてもよろしかった。むしろありがとうカイトくん、余計な拘りを捨てさせてくれて。

 

……という背景を差し引いたとしても、今期の相棒はとても楽しく観れています!ありがとう冠城くん!というお話でした。なっげえよ!

いやいや、やはり相棒の話となるとついつい想いを語りすぎてしまいますねえ…僕の悪い癖。

よし、以上です。来週も楽しみ!毎週ワクワクをありがとう相棒!ここまで来たら、最後の最後まで見届けますとも!では、また。