うぐいすハーモニカ

日記というより備忘録。何を書いても結局ミッチーこと及川光博氏の話をしてしまう系ベイベー。らぶ。

グランメゾン東京11話(最終回)感想

 

ミッチーさんからのLINEや、グラメ公式ツイートから、終わりをひしひしと感じつつ迎えた最終回を観て、ようやく気持ちが落ち着いたので、更新した次第です。うわーん!終わっちゃったよー!わーんわーん!(落ち着いてない)

取り乱しました。なんというか色んなことがたくさん起こって、喜怒哀楽全ての感情の荒波に翻弄されまくった1時間半でした。超ちゅかれた(落ち着いてない)。

以下、性懲りも無く瓶人さんにピントの合いまくった感想になります。最初に断っておくと、もう感情の渦が物凄いので、かなりの長文になると思われます。ともあれ、ネタバレ注意です。

 

冒頭からマグロ料理の開発のため、お寿司屋さんに居るチームグラメ。湯飲みの底に手を添えてお行儀よくお茶を嗜む瓶人さんの可愛さが既にフルスロットル。あれですね、最終回だからってその魅力を惜しみなく出してくる気ですね。望むところだ。

マグロの握りを片手に、料理人の顔になってマグロの旨味を解説し、終わるや否や天使の顔になって幸せそうにそれをもぐもぐ頬張る瓶人さん。これにはお茶の間の皆様も思わず笑顔になったのではないでしょうか。中の人も良かったね美味しいね。

っていうかここでまたサイコバニーカーディガン!萌え袖!!惜しみない萌えの畳み掛けのせいで、既に話があまり入ってきていません(集中しよう)。

あ、尾花が作ったマグロ料理を自分で味見し、上を向きかけて向かなかった時に「そりゃそうだぁ」と呆れた口調でツッコむのが仲間感あって好き。もう一品作らして、と調理に戻る尾花に\ええー?!/と不平の声がハモるチームグラメ。この和気藹々とした感じ、エスコフィユ時代ならあり得なかった光景だよなあ、としみじみ。あと、この後映る瓶人さんの後ろどたまからの横顔より覗く長い睫毛が瞬きで揺れる様子が至高でした(だから集中しろと)。

そして尾花の料理にちゃっかり手を伸ばし、そのまま「いただきます」と食べちゃう瓶人さんがお茶目。しかも「意外といけてるんじゃない?」とめちゃくちゃ甘口評価。マグロ好きすぎてもはやただの食いしん坊と化してる愛さずにいられないですね。

 

場所は変わって、グランメゾン東京。瓶人さんと祥平が作ったメニューを尾花に試食して貰います。そっと天を仰ぐ尾花を見るや否や、身をよじってガッツポーズして喜ぶ瓶人さん、ニッコニコでそのまま祥平と両手でグータッチ。タッチの瞬間、一瞬真面目な顔になってすぐにフニャっと笑うの可愛すぎか〜!嬉しさ隠しきれないの尊すぎか〜!っていうか口に出して「グー、タッチ☆」とか言ってるの萌え〜!!

そして、瓶人さんの喜び方が動だとしたら祥平は静。圧倒的静。瓶人さんの全身から迸らせている喜びをそっと受け止めてくれてます。いやなにこのイケメン。モテる訳ですね。一方その頃、瓶人さんは我慢できずに京野さんや栞奈さんにも感想を求めちゃう。いやいいんです、必要なことなんですよ、でもなんかやっぱり祥平の落ち着きっぷりと比べたら、どうしても小さいお子を見るような温かい視線を送ってしまいますね。なーごむー!

そして尾花はというと、マグロ料理にかかりっきりでスーシェフとしての仕事を果たしていない様子。倫子さんに詰められ、しかしあっさり「お前スーシェフやれ」、と祥平に命じる尾花。驚いて思わず京野さんと目で会話する瓶人さん。この時の2人、チームワークというか、絆が感じられて良きでした。

尾花に、エスコフィユが二つ星止まりだった理由を急に問われて、一瞬戸惑い、尾花を見つめたまま薄笑いを浮かべ、すぐには答えられないという意を示す瓶人さん。同じ問いに対して、尾花から目を逸らし、真剣な表情&無言で腕組みして答えを探る姿勢になる京野さん。シーンにして一瞬なんですが、このキャラクターの魅せ方の違いに感動しました。いやほんと役者さんって凄い。更に、尾花にけしかけられて、魚料理を独りで完成させると決意した倫子さんに向けるそれぞれの眼差しも良きです。瓶人さんは「よし、よく言った」という父性溢れる感じに見えましたが、京野さんの方は露骨に心配を孕んでて愛おしい。さすがチームグラメの母性担当。

 

倫子さんが持ってきた魚を見て「ハタぁ?」と訊く瓶人さん。「マハタです」と優しく返す祥平にマハタかあ〜」と気持ち高めの声で噛み締めてるのめっちゃ可愛い。いやもうほんと惜しみなく可愛いよ今回。

 

魚のメイン料理の開発に勤しむ倫子さんを、遠目で見守る京野さんと瓶人さんと栞奈さん。さながら優しい母とお茶目な父としっかりものの長女という感じですね。いいなあ、このチームグラメから溢れるファミリー感。

 

萌絵ちゃんのデザート試食会にて、「コクがあるのにクドくない」と七五調で評する瓶人さん、のはだけた胸元の尊さな(ごめんなさいとても集中できません)。9話でもそうでしたが、オフの時はコックコートのボタン外すんですね〜萌え〜☺️

 

祥平と2人で作った新しいメニューを、峯岸さんと尾花に試食してもらうシーン。「バカうめえな!」&天を仰ぐというそれぞれからの最高評価を得て、祥平の肩に自身の肩を軽くぶつけて喜ぶ瓶人さんが天使。あと、この時瓶人さんの方を見やる祥平の笑顔がめちゃくちゃ幸せそうで、こっちがとろけそうになりました。仲良きことは美しきかな。

 

さて、尾花のマグロ料理より先に、倫子さんが渾身の魚料理を完成させます。試食会にて、一口食べる為に全力であーんしてる瓶人さんから目が離せませんね(集中…)。味の感想はというと、無言&無表情のまま、背もたれにガクンと身を預けるという、初めてのリアクション。どうやら相当美味しかった様子。改めて、ガクリと倒れそうになる演技の後、「意識を吹っ飛ばされるような迫力があるっ」と真剣な表情かつ少しコミカルな口調で倫子シェフを讃えるのがお茶目でした。

そして、その感想は尾花も同じだったようで。あまりの美味しさに、嬉しくて涙目になる彼を、驚きの表情で見守る瓶人さん。上目遣いで。いや破壊力。

置いといて。己の癖を抑え込み、ノーリアクションを貫く尾花。そのことが、倫子シェフの自信に小さな亀裂を作ってしまったようで、尾花からの「これで三つ星取れると思うか」という問いに、思わず「分かんない」と返してしまいます。一方、関係ないけど構図的にシェフと尾花に挟まれて背景と化する瓶人さんが愛おしい。ちゃんと映ったと思ったら、真剣な表情はそのままに、フォークを持ったままファイティングポーズみたくなって停止してました。ぐうかわ。

倫子さんの自信を取り戻させるべく、そしてこの重い空気を切り替えるべく、「すぐにこの魚料理を出そう」と提案し、話を前に進める瓶人さん。油断するとすぐ可愛くなってしまう彼ですが、やはりこういう時はとても頼りになりますね。カッコイイ。

 

尾花の働きかけで、渋々グランメゾン東京に足を運んでくれたリンダさん。瓶人さんも、厨房から様子をじっと見守ります。上目遣いで。だから破壊力。

京野さんからの、リンダさんご機嫌ななめ報告に対して、「オーララー」とのんびりしたリアクション。今更ですが、すげー癒されますねこれ。多分この世から争いとか無くせる。地球とか救う。

瓶人さんの作ったクスクスのサラダを「美しい…」と評するリンダさん。これってもちろん調理した人への褒め言葉でもあるという解釈で合ってますよね?(真顔)ほらほら言われてるよ瓶人さ〜ん!

などと妄想してる間に、瓶人さんのカッコよすぎる調理風景&プリティーが過ぎる回想シーンが差し込まれ、一周してテンションがゼロになりました。完全に諦めていたパーカー姿を再び拝むことが出来たので、静かにパニくりましたよね…はあああ何度見ても尊い…!

そうして作った料理を自らサーブし、一口食べたリンダさんが初めて笑みをこぼすのを見て、尾花と指差し合って喜ぶのが胸熱でした。こういう細かいやり取りがいちいち好きです。

コース料理もいよいよ大詰め。倫子さんの生み出した魚料理がリンダさんの口に運ばれるのを、オイルか何かをサカサカ振りながら見守る瓶人さん。彼女の顔に美味しいと書いてあるのを見届け、にんまり笑んだ後すぐ調理に戻るのが素敵。

っていうか今更だけど、お客1人を露骨に見守り過ぎじゃないかなチームグラメよ。

という野暮なツッコミは置いといて。店を正当に評価してもらうべく、リンダさんに誇りという名の釘を2、30本ぐらい刺してから感想を訊く倫子さん。結果、「三つ星の価値がある」という最高の答えを聞けて、静かに喜びを噛みしめるチームグラメ。いつも全身で感情表現する瓶人さんが、真顔で天を仰ぐという尾花のようなリアクションに留めていたのが印象的でした。

しかし、リンダさんがこの店を評価するということは、この後瓶人さんが心配したように、そして現実となったように、オーナーからの圧力により彼女が今の地位から退かざるを得なくなるということ。しかし、リンダさんは尾花に「これだからやめられないのよね、この世界は」と告げます。ニアリーイコール、「心配ご無用、やめません」という強気のメッセージ。まさしく、敬意を払っていた頃のリンダさんが戻ってきたことが嬉しくて、思わず笑い声を上げる尾花。いやあ、良いシーンです。一応リンダさんはお客様なので、即座に謝る尾花…に合わせてにっこり会釈する瓶人さん天使。結局全てかっさらうよね、この人。

 

後日。ようやく形になり始めた、尾花のマグロ料理。その調理姿を、メガネをすちゃっと支えながら見守る、イケメンモードの瓶人さん。完成品の試食会にて、美味しさのあまりくらっとしちゃって、軽く倫子さんの邪魔になるプリティーモードの瓶人さん。萌えの振り幅半端ないよね、この人。

 

三つ星のミシュラン調査員が来る朝、スマホの家族写真を愛おしげに見つめる瓶人さん。寝室に飾ってある写真と同じに見えたんですが、自分だけトリミングしちゃってる感じですかね。っていうかむしろ、トリミング前提で、2人だけの写真として使う為に、あの謎の距離感(ダブルミーニング)のある写真が爆誕したのかもしれない。

ところが、そんな大事な日に峯岸さんの車が大渋滞に巻き込まれ、クスクスのサラダの要であるワゼリが届かないという緊急事態発生。急遽芹田が仕入れに走りますが、その質の低さに露骨に呆れる瓶人さん。怖い怖い消さないで天使オーラ消さないで。

そこに颯爽と現れたのは、僕らのヒーロー・丹後さん。事前に峯岸さんから多めに取り寄せていたワゼリを分けてくれました。惚れ(直し)てまうやろ…この時、尾花にじゃなく、ちゃんと「早見シェフ」に声を掛けて渡すのがまためちゃくちゃイケメン…好き…

しかし、そもそもgakuが峯岸さんと取引できていたのは、尾花が峯岸さんに「丹後は信頼できる」と伝えてくれたおかげであって、その恩返しに来てくれた様子。江東が同じく峯岸さんから渋滞の連絡を受けた時、意味ありげにニヤリとしたのは、今こそその恩を返せる!と思ったからかな。良かった、みんな良い人だ。gakuを嵐のように去って行ったイキリシェフ2名以外はみんな良い人だ。

置いといて、丹後さんのこと認めてるんだ〜と茶化す瓶人さんに、うっすらキレて誤魔化すツンデレ尾花。小学生な尾花も、全面降伏のエンジェルスマイルでやり過ごす瓶人さんも、堪らなく愛おしいです。あと、ライバルモードに戻った丹後さんを挑発する尾花の横で、目一杯顔をオラつかせている瓶人さん可愛いの極み。

 

ところで、クスクスのサラダを手伝う芹田に「せりちゃんおっけー、せりおっけー☆」という適当すぎるコメントをしてたのは、中の人のアドリブでしょうか。芹田の笑い声が若干乾いていたように聞こえたのは気のせいであってほしいw

と、ここで再び事件発生。倫子さんが、魚料理を作る直前に、尾花のマグロ料理ではなく自分のハタ料理にしたいと言い出したことで、尾花が「勝手にしろ」と厨房を去ってしまいます。

店の外の尾花と視線を絡ませる瓶人さんと京野さん。多分、それぞれめっちゃ目で会話してます。

 

そうして尾花が出て行ったまま、ミシュラン授賞式に出席するチームグラメ。レモンたん(違)から読み上げられた、たった一軒の三つ星ニューカマーは、なんとグランメゾン東京。gakuの可能性もあるなとギリギリまで緊張していたので、思わず歓声を上げてしまいました。

嬉しさのあまり、子どものように泣き崩れ、雄叫びを上げる瓶人さん。これでアメリーとエリーゼに再会できるもんね。良かった良かった。その隣で、口元に手をやりながら無言でオロオロしている祥平。やはりこの2人のリアクション、動と静ですね。

倫子さんの背中を優しく押して、笑顔で壇上へと促す京野さん…の手が空き次第、泣きじゃくりながらよたよたと京野さんにハグを求める瓶人さんが完全に幼女。しっかり受け止めてくれる京野さんは、やはりチームグラメのおかんでした。この辺の映像は芹田がバッチリ録画してくれてると信じてるので、言い値で買わせて欲しいところです。この後もベソをかきながら倫子さんのスピーチを聞く姿が大変キュートでした。普段は気遣いの人で、基本的にクールでお茶目な面しか見せない彼だからこそ、この乱れっぷりが一層愛おしく思えますね。本当におめでとう、チームグラメ!

 

パリの空港にて。駆けてくるアメリーを見つけるや否や、手土産のウサギのぬいぐるみを小脇に抱えたままピョンピョン跳ねて、娘を抱き止める瓶人さん。無事天使の親子再会です。「ただいま」と半ベソで笑う天使を、子天使ごと抱き締める男前なエリーゼ。バランスのとれた良い関係に見えます。

ドラマとしては、そこでおしまい。花の都パリでは、再びレシピ動画の貴公子として再スタートを切るのでしょうか。でも、近い将来、また尾花の無茶振りでバリバリ働いてる、でも充実感たっぷりに輝いてる瓶人さんの姿が浮かぶのは、気のせいでしょうか。

 

ところで、ラストの集合写真で、中の人かな?というぐらい綺麗に脚を組んでらっしゃって、思わずとびっきりの笑顔になってしまいました。っていうか何で撮影当時スーシェフだった尾花が立ってて瓶人さんが座ってるんだろう。尾花が譲った(≒無理やり座らせた)のかな。それにしては瓶人さんの態度がふてこいので、天然でさっと座っちゃったとかかな。それともジャンケンの結果?勝者ゆえの誇らしさ??この辺は妄想の余白として視聴者に残してくれてるわけですね。メルシー。

 

よし、以上です。長っ!!案の定かなりいかつくなってしまった。エスコフィユ編や、それゆけ瓶人さん〜パリ編〜や、gakuのその後等々、スピンオフ各種に想いを馳せつつ、終わります。いやー、これはロスどころか逆に当分妄想で生きていけるやつ。素晴らしいドラマを、魅力的なキャラクター達を、本当に本当にありがとうございました。では、また。