うぐいすハーモニカ

日記というより備忘録。何を書いても結局ミッチーこと及川光博氏の話をしてしまう系ベイベー。らぶ。

金曜ドラマ「最愛」6話・後藤信介の感想

今週は、始まる前から後藤さん祭りで幸せだった次第です。

↑インスタに真正面バージョンもあり。ツイッターの写真の方が動きがあって好みです♪「オフショとは思えない無表情さ」とネット記事にまでなってるの草。

 

↑色彩情報を削ぎ落とすことでお二人のカッコ良さが際立つ一枚…!井浦新氏、本当にありがとうございます🙏🙏🙏🙏本編でも組んでくれたら胸熱なんだけどな…そんなん記念日制定しちゃう…

 

↑ふええええ念願の社長の席に座れてる〜!それでも無表情なの愛おしい〜!!ほんと、楽しそうな現場で何よりです。癒される…!

 

他にも、ミッチーさんが後藤さんについて語ったインタビュー記事もあるのですが、同じ内容でも媒体によって見出しが違ったり、取り上げる場所が違ったりして面白い!

<最愛>及川光博が“不気味ッチー”を演じる上での苦労を明かす「油断するとキラキラしちゃうんです(笑)」【インタビュー】 | WEBザテレビジョン

及川光博インタビュー「心を優しく抱きしめてくれるような終わり方だとうれしいなって」『最愛』 | TV LIFE web

及川光博:「最愛」で不気味な存在感 “不気味ッチー”は「楽しい」 鼻血シーン、マオカラーの裏側も明かす - MANTANWEB(まんたんウェブ)

及川光博、ヒール役にやりがい「敵は手強い方が面白い」『最愛』鼻血シーンもノリノリ(マイナビニュース) - Yahoo!ニュース

とりあえず「鼻血の呼吸」はジワりますね…出し方や止め方とかで十の型まであったりするんだろうか…笑

 

さて、そろそろ6話について、及川光博氏演ずる後藤専務にピントの合い過ぎた感想を綴っていきます。以下、ストーリーにも触れますのでネタバレ注意です。

 

 

今週の後藤さんのシーンは、ざっくり5箇所。なんかもう、最初からクライマックス過ぎて呼吸困難に陥りました。全集中常中はやはり修行が要りますね…!

 

1.埠頭の後藤

線路傍に停めた車の中で、ぐったり身を休める橘しおり記者。そして始まる、埠頭の後藤の回想(微妙な韻)。

「バカだな、…お前…」と橘に話し掛ける、後光の後藤。左手を伸ばしながらググッとカメラに近づいて…いや待ってまさかの橘目線?!乙女ゲーかな?!これで、前回「この台詞言われた〜い🥰」とキラキラしていた人々は、もれなく天に召されたものと思われます。いやあ、"正しい及川光博の使い方"を心得すぎているぜッ…!

必死に身を捩り、泣き叫んで命乞いする橘に対し、淡々と拘束を解いていく後藤。怯え切った彼女を、スマートにトランクから出してやります。お姫様抱っこで。いや心得すぎかー!!!(腹式voice)

普段、屈強な男性陣に囲まれているとヒロインにしか見えなくて困る後藤(※主観)ですが、こういうシーンがあるとちゃんと男子!!って感じで非常に良きですね…!!はーーーカッコ良!!!丁寧すぎず雑すぎない絶妙な無機質さでボサっと地面に下ろす感じも大好きです。

これだけでは終わりません。慌てて駆け出そうとする橘の腕を左手で掴み、ぐいっと引き寄せ、よろけた彼女を抱き止める後藤。何なん?!助けると見せかけてこの場で視聴者もろとも萌え殺す気なん?!?!この時、顔を逸らすかのように遠くを見ているのも紳士で良き。

恐る恐る後藤を見上げる橘。後藤はというと、海風に乱された髪を右手で耳に掛けながら(so good)、そんな彼女を一瞬確認し、またすぐに遠くを見ながら「歩けますか?」と一言。眉間の皺と、やれやれ感の滲ませ方がperfect。橘を、駐車場に停めてある白い車の方に向かせて、「さあ、帰りなさい」とジェントルに促します。運転手は部下かな。ともあれ、こうして後藤専務による乙女ゲー体感ツアーは終了したのでした。無事生還できてよかった(我々含む)。

そして現在に戻る。橘を現実に引き戻したのは、後藤からの着信でした。優くんもそうだったけど、みんな彼のこと「後藤さん」で登録してるんだね。距離感がリアル。

 

2.ナイスシルエット

指定されたであろう広場に出向く橘。待ち構えるは、見事なまでの美しい姿勢で石のベンチに腰掛ける後藤の後ろ姿。スーツ!(脊髄反射的に叫ぶな)

脅しの指示をしたのか問われ、「いいえ?」と返す後藤。ううむ、読めない。彼の斜め後ろに、互いに背を向ける形で腰を下ろす橘。後藤と対照的に前屈みです。

」∠

↑記号化するとこんな感じ(伝われ〜!)。

橘の自虐を、黙って無表情に聞く後藤。聞いてます?と訊かれ「ええ。哀れですねぇ」とフリーザ様のように返します。そして、お見舞いですと分厚い封筒を置いて立ち上がり、背を向けたままその場から離れます。チベスナ顔で遠くを見つめながら反応待ってるの可愛い。

大量の諭吉を確認し、口止め料かと詰め寄る橘。彼女からの非難を遮るように「引き際は、…わきまえてください」と冷たく言い放つ後藤。それでも真田ウェルネスの闇の追及をやめないと宣言し、「ゾウを倒すアリの話知ってます?」と煽る橘。その言葉に反応し、ようやく橘のほうに向き直ると、「何十万匹が集まってようやくゾウを倒すそうです。一匹では、踏み潰されます」と先程のベンチまでジリジリ追い詰め、へたり込ませます。ひゅー!大人げなーい!好っき!!

見下ろしながら、産業新聞を辞めた理由を問う後藤。煽るような軽やかな口調に反して、この後、整髪料で固めた前髪が、風で変な形になっちゃうのがジワジワきました。法都大学の休学の時期について言及しようとしたところで、ついに胸元に封筒を投げつけられます。一瞬ビクっとしてるのきゃわだし、逆光の中舞い散るお札とミッチーさんって、なんというか絵画ですね。

熱を持った口調で捨て台詞を吐き、去っていく橘の背中を、訝しげに見送る後藤。この時点では、橘しおりの調査結果まだかなーと待ってる最中であろう後藤がかわいそかわいい(重症)。

散らばった諭吉を拾い集めてくれるキッズと親御さんを見つめる後藤。別アングルの、逆光横顔シルエットが美しすぎました。絵画かな?(2枚目)

 

3.後藤、笑っちゃいます

場所は専務室。久々にマオカラーを着た後藤のノートパソコンに映し出されているのは、優くん逮捕のニュース。唇の右上の大人ニキビの跡を隠すように口元にスッと持っていく右手が素敵。「24歳の男」のところで「お前の弟な?」と言わんばかりに一瞬梨央を見やるのも好きです。

ニュースの途中で、ゆっくりとノートパソコンを閉じる後藤。フィニッシュは右手中指、インパクトはやや強めです。以降、中指を突き刺したままお送りされます。

もし梨央の弟であると世間に知れたら会社ヤバイよ、と兄&後藤で梨央を詰めますが、後藤と二人で話をさせてほしいと言う梨央。当然、兄は面白くないので食い下がりますが、ここで、中指の爪でノートパソコンを軽く叩いて兄を注目させ、視線を送る後藤。兄が応じるまで、何度もコツ、コツ、と。お顔はぎゃんかわなんだけど圧が半端ない。結果、素直に去る兄が弱可愛い。いや後藤が強可愛いのか(可愛いんだ)。

パソコンから手を離し、梨央に向き直る後藤。上目遣いのスウィートなフェイスから、開口一番「人殺しに、同情の余地はありません」と凍てつくような言葉が放たれて脳がバグりそうになりました。弟の刑が確定したら辞めると潔く言う梨央に対し、「よう言うた」と思ってそうな感心顔で受ける後藤。

かつて梨央が梓社長から言われたという、後藤への絶大なる信頼の言葉を伝えられ、一瞬切なげな表情を見せ、目を伏せる後藤。一緒に胸が苦しくなる視聴者。

梨央は、自身が退いた後のことを丁重にお願いし、部屋を後にします。無表情を保っていた後藤でしたが、ドアが閉まるや否や口元が緩むのが分かりやすくて可愛い。ふふふ、と小さく笑いを漏らし、一旦耐えたかと思ったらフフハハハッとそれはそれは可愛らしく(?)笑い出します。俺社長キター!!の勝利の笑いか、それとも…?後ろ姿で表情は見えませんが、声だけでもらい笑いしちゃいます

 

4.妖怪・嫌味おばけ

ラボの廊下を歩く梨央。向かいの角から、深紫マオカラー&手ぶらで現れる後藤専務(デジャヴ)。弟が起訴されるか否か、結果はすぐに知らせてくださいとネチネチ言い残し、満足げな表情で踵を返すんですが、うん、やっぱり嫌味言うために徘徊してただけだなこの人。浅可愛い…(新たな扉を開くな)

去り際にすれ違った加瀬を、チベスナフェイスで見やり、不機嫌そうに眉を顰めるのも可愛い。「ムッ…」っていう書き文字が見えそう。

 

5.NEW情報屋

バス停のベンチに座り、新たな情報屋・志田(やはりチャリなのか)から橘しおりの調査報告書を受け取る後藤。スーツであることも手伝って、遠目に見たら普通のサラリーマン過ぎて萌える…いや普通よりシュッとしてて色白だけど…

志田から「専属の情報屋、雇ってましたよね?」と訊かれ、「彼は、消えました」と昔話の結末のように答える後藤。手元に資料があることで、テンションの低すぎるアナウンサーに見えなくもないなあと気を散らしつつ今週は終了。

 

優くん釈放されて良かったー!!!😂😂😂

署から出たところの、日の当たる場所で抱き合う梨央と優くん、彼らを包み込むように抱き締める加瀬さんが印象的でした。温かくて美しいシーンだった…!ところで、頼り甲斐があって優しくてパフェ好きでタートルの似合う加瀬さんは、我らの欲望の塊なのかな…?ほんとこのドラマ、ミッチーさんだけでなく全ての俳優さんの使い方が天才過ぎて、ありがたさに常に拝んでる気がします。

橘しおり、それで名前がずっと平仮名だったのか〜!というアハ体験(?)も気持ちよかったです。学生当時から曲がったことが嫌いだという彼女が、今後真田家にどう関わってくるのか、既に来週が待ちきれません。あっそれは毎週か☆ビバ良ドラマ!!

 

 

よし、以上です。早く先を知りたいけど、知ったら終わってしまう!永遠にワクワクしてたいよ〜!!という久々に味わう幸せなジレンマにもだもだしつつ終わります。では、また。

 

↑お姫様抱っこ、宙を舞うお札といえば、この作品。本編は地獄なのでツライ…という方は、サントラだけでもめっちゃ良きなので是非。