うぐいすハーモニカ

日記というより備忘録。何を書いても結局ミッチーこと及川光博氏の話をしてしまう系ベイベー。らぶ。

金曜ドラマ「最愛」9話・後藤信介の感想

9話放送後、動揺と緊張のあまりほとんど眠れなかった次第です。とりあえず、事件編が終わったらじっくりたっぷりハッピーな日常編をお送りしてもらって心の均衡を保ちたいところ…ずっと観てたいよう…

さて、未だに心がざわ…ざわ…していますが、今回も及川光博氏演じる後藤専務にピントの合いすぎた感想を綴っていきます。以下、ネタバレ注意です。

 

 

助かってくれい…(血涙)

いや死亡フラグは常時バリ3でしたよ?!でもまさか終盤にあんなドジっ子(重篤)を発揮するとは思わないじゃないかあ…😂でもまあ一晩経ってみたら、儚げに倒れるverと狂気に塗れながら倒れるver、1時間で両方見られるとかめちゃくちゃ贅沢な回だったのでは??と思えるようにはなりました(人でなし)。

さて。9話の後藤さんの出番は、ざっくり4箇所に。いつもよりテンションが迷子になると思いますが、ああ、この人は必死に心を守っているのだなあと生温かく見守ってください。

 

1.よわよわ専務

梓の部屋に集められし、赤いペンの所持者5人(中二病的表現)。後藤専務は、サラサラ前髪×Vネックシャツ×フリースという、私まっしぐらなラフな格好で、いきなり萌え殺されかけました。小脇に抱えているのは8話で羽織っていたウインドブレーカーだと思うので、きっと下はこのスタイルだったんだな…脱いだverまで見せていただけるなんてありがたや…

「こ…この度は……ご迷惑をお掛けして…申し訳ありませんでした…!」とつっかえつっかえ謝罪の言葉を紡ぐ後藤。梓だけでなく、全員に目線を配っているの良き。途中までは無表情&低音ボイスを保とうとしていたようですが、頭を下げる瞬間は、前回見せたよわよわの、悲痛な表情と声色でした。辛そうに震える様を見ていると、気の毒すぎて胸が張り裂けそう…誰か…彼に温かい毛布を…

梓が優しく「座って」と声を掛け、同時に加瀬が後藤の身体を支えるように寄り添ってくれます。ああんファミリーあたたか~い…!(※一部兄を除く)おどおどと視線を彷徨わせながら、ちょこんと椅子に腰を下ろす後藤きゃわ…姿勢よく座る普段と違い、背中を丸め、膝の上で手を組む姿が、あまりにも小さく見えて胸が痛い…誰か…彼に甘いココアを…

梨央への返しは、どうにかいつもの調子だったものの、今後の対応についての話し合いが進む内に、一点見つめモード(吐きそうな人あるある)になってしまう後藤。生唾を飲む感じもリアル。ついに限界を迎え、呻き声と共に素早く左手で口を押さえる後藤。ペチって音萌え。右のポケットから必死にハンカチを取り出そうとしますが、2秒ほど出てこず無駄にハラハラしました。立ち上がり、皆に背を向ける形で、ハンカチ越しに苦しそうに咳きこみます。内股気味の脚が小鹿のように細くて、脆さの説得力が凄い…皆からの声掛けにも応じられず、そのまま崩れ落ちてしまいます。ちなみに、位置的に駆け寄るのが一番早かったのは加瀬でしたが、最初に立ち上がったのは梓でした。ママァ…!(涙)

この後、あの辺りの床は一切映らなかったので、吐いたのかどうかはグレー。ですが、ただでさえ鼻血出し過ぎで心配なので、踏みとどまっていてほしいです。誰か…彼に高級栄養ドリンクを…

 

2.パジャマェ…

梓の部屋で倒れてから、暗転後、前回滞在していたホテルへ。加瀬さんの肩越しから見えるのは、パパッパパパッパージャーマッ(慣れろ)に身を包み、胸まで布団をかぶってぐったり眠る後藤専務。メガネなし&安らかな表情のせいか、かなり幼く見えるスリーピングビューティーによって、またもや過剰な萌えからの突然死の危機を覚えました。傍らには、慈愛に満ちた視線で見守る加瀬。やっさしい声色で「居場所は、守りましょう」と囁くと、反応のない後藤を残して部屋を後にします。パパァ…!(錯乱)

いやこの人どれだけ良い人なの…不安定極まりない後藤をこの部屋まで連れてきてくれて、パジャマに着替えてから寝入るまでずっと付き添ってくれたに違いないわけで…なんなら布団から右手だけ出ていたのって、パニック気味だった後藤を落ち着けようと握ってくれてた可能性ありませんか…どれだけ…どれだけ温かいの…しゅき…

そういえば、加瀬が去った後、謎にお口をもぐもぐさせていた専務にうっかりSATSUGAIされるところでした。何あれ可愛い。本当はうっすら起きていて、お礼を言おうとしたのか、それともおかげでめっちゃ熟睡できてて美味しいものを食べる夢でも見ているのか…何にせよ、癒され過ぎて専務の代わりに鼻血が出そうです。

 

数日後、ベッドで半身を起こし、備え付けのテレビから流れる真田バッシングを見つめる後藤。サラサラヘア&上目遣いのせいでもはや幼女みすらあります。下がズボンかワンピか確かめたいので一瞬布団めくっていいですか(変質者)

ゆっくり悲しげに俯き、弱々しくため息を漏らす姿が痛々しい。手元のタブレットには、それこそ吐きそうなぐらい大暴落している真田ホールディングスの株価が映し出されています。やや強めにそれを置き、日が差す明るい窓の方を儚げに見やります。そういえば、専務室といいライフヴィラといい別荘といい、後藤さんは窓と一緒に映ることが多いなあ…室内犬なのかな…(空っぽの考察)

 

3.「責任」と書いてお片付けと読む

久々にピシッとスーツを身に纏い、専務室の鍵を開ける後藤。梨央に体調を気遣われると、ちゃんと彼女の方に身体ごと向き直り、「ご心配をお掛けしました」と返します、すっかり毒気の抜けた表情で、なんというかお目目ぱっちりめできゃわです(語彙)。誠実なトーンで「責任を取ります」と続けると、一瞬眉間に皺を寄せつつ、頭を下げてみせます。何も言えずにいる梨央を置いて自室に入るんですが、下からのアングルもシュッとしててカッコええのう…

部屋は、最後に彼が荒らしたままになっていました。自業自得とはいえ、病み上がりでなくても滅入りそうな惨状を眺め、軽く息をつくと、何かを決意したように前を向きます。

場面が変わって、しかし、そこには電気もつけず片付けもせずに自席に座っている後藤専務の姿が…!まあうん、気持ちは分かります。

引き出しからそっと木箱を取り出すと、中には例の赤いペン。保存状態が良すぎるので、下手したら大事にしまいすぎて一度も使っていない可能性。ピュアすぎて泣きそう。蓋の裏には『後藤さん いつも頼りにしています 感謝をこめて』と梓からのメッセージが貼られており、待ってこのロゴ入り付箋、グッズ化したら売れるんじゃない?(集中しろ)思いつめた風にそれを見つめる専務。そこに着信があり、「はい」と重い声で受けると、間もなく怪訝そうな表情(可愛い)を浮かべ、「えっ…?」と聞き返します。電話の内容は、恐らく梓やばいで~テレビつけてみ~的なことだったんでしょうが、誰からの電話かは明かされませんでした。シンプルに梓さん本人からだったのかな…それとも…?専務が生き延びてないと迷宮入りになっちゃうからこれは生存フラグか…あっダメだ着信履歴見れば済むから別に死んでもいい…(曲名から一文字増やすだけでめっちゃ凶悪に)

 

4.命懸けのシンクロ

社長室に、珍しく走って入ってくる後藤専務。切羽詰まった様子で「社長、テレビを…!」と告げると、梨央の返答を待たずにリモコンを操作します。映し出されたのは、深々と頭を下げる梓社長。肩で息をしながら、険しい表情で見守る後藤。リモコンを握りしめた右手が可愛い。

梓は、不正の責任を全て一人で引き受け、この後出頭すると宣言します。すっかり目を潤ませた専務が、画面越しに「何でっ…」と訴えるように呟く姿に心が抉られます。それだけあなたたちが大事なんだよ…!伝われ~!

会見が終わり、涙目で言葉もなく立ち尽くす二人。静かに母の愛を噛み締める梨央と対照的に、納得できないといった表情で今にも叫び出しそうな専務にハラハラ。誰か…彼に体に優しいタイプの麻酔銃を…

「何でっ…」と涙声で再び呟き、その場にへたり込む後藤。「何で梓さんが…!」と自分への憤りを人のリモコンにぶつけ、素早く立ち上がると早足でドアに向かいます。呼び止める梨央に、覚悟を決めた表情で、息を荒げながら自ら出頭する旨を伝え、制止を無視して部屋を飛び出します。後藤!ハウス!!後藤!!

後を追い、落ち着いて話をしましょう、と呼びかける梨央。8話で加瀬にも落ち着いてくださいと言われていたのを思い出すと、一周回って微笑ましくなりますね。「お母さんを犠牲にして平気なんですか!」とぷんすこ進み続ける後藤に「母に言われたんです!」と梨央。その瞬間に表情が緩み、小さく「え…」と吐息交じりの声を漏らすなど分かりやすく隙が生まれる梓強火担。この時、梨央が後藤の胸元にそっと手をやるのが萌え。いいな~ふかふかしてそう~!

梨央と後藤とで会社を支えていってほしい、という梓の意思を伝えると、目まぐるしく、かつ可愛らしく表情を変化させながら1秒程度悩んだ結果、「私のせいだ…私があんなことさえ」と即刻振り出しに戻る専務。負けイベ感凄い。

下りの階段に差し掛かりながらも、必死に引き留め続ける梨央。「離せ!」と乱暴に振り払った反動で梨央…ではなく後藤自身がバランスを崩し、大きな音を立てながら勢いよく転落します。えっまさかこれノースタント…?!と後藤と同時に中の人が心配になるレベルの迫力に、息が出来ませんでした。階下に横たわる専務。閉じられた目が美しいね…(人でなし)

驚くべきは、奇跡的に壊れも外れもせず無事なメガネ。一方、本体は落下の途中で裂傷を負ったらしく、右側頭部から大量に出血しています。数秒失神していたであろう後藤、目を覚ますや否や、痛みに呻きながらもふらふらと立ち上がるガッツを見せます。もうお前はそのまま寝ててくれとハラハラしている視聴者の想いを他所に、右手で患部を押さえながら、おぼつかない足取りで、懸命に前へと進む後藤。その迸る狂気と色気(?)にこちらの動悸も止まりません。

しかし、ほとんど気力だけで動いていたものの、真顔から一瞬苦しそうに顔を歪めたかと思うと、床に膝をつき、激しく前のめりに倒れ込む後藤。この時の、無防備が過ぎる脱力具合にドキッとします。あと、映ってないけど、今度こそメガネはダメだと思います。倒れた場所は、真田ウェルネスのロゴが刻まれたカーペットの上。奇しくも倒れた体勢とロゴとのシンクロ率が高めで、体を張りすぎた一発芸みたいになってるのが悲しい。ゆるゆると広がり続ける血だまりに、駆け寄る梨央。呼びかけにも反応は無く(それは元気な頃からそう)、力の方向通り揺さぶられるだけの身体から漂う絶望感よ…あっ、うんもうあんまり動かさないで…

梨央が、加瀬に電話で報告する間に、頭部を固定された状態でストレッチャーに乗せられ、救急隊員たちに運ばれていく後藤専務。ノーメガネということは、やはりメガネは助からなかったのかもしれませんが、本体はどうにか一命を取り留めてくれますように…!と人騒がせが過ぎる狂犬の無事を祈りつつ今週は終了。

 

いやあ…前回で後藤スペシャルは終了かと思うぐらいたっぷり扱ってくれたのに、まだこんなに見せ場が?!という感謝が凄い。なので、このまま死んじゃったとしても文句は言えないんですが泣、もしそうなるなら、勿体ないので必ずや絶命の瞬間は映してほしいです。ううう、助かっても後遺症残ったらどうしよう…万が一優くんと同じ病気になってしまったら、梨央がマッチポンプ芸人呼ばわりされそうでツライし、何より彼女のトラウマになりそうなので、なんとしても元気に回復してほしいところ。と言いつつ治験を受ける専務も萌えかなあ…?(歪んだ愛)何にせよ、手術シーンは絶対に見たい…治す側の役が多いイメージなので、せっかくの重体(?)、余す所なく色々見せてもらえると…私も浮かばれます…(虫の息)

そして、最後の最後に大ちゃんに怪しげなスポットライトが。んなもん消せ消せぇ!!(過激派)もうさ、後藤専務が体を張って示してくれた(違う)ように、被害者全員自損事故ってことでいいから!!犯人=重力とか言われてもお母さん怒らないから!!ハア…ハア…とにかく…全員…どうにかして、幸せに………えっ……最終回…1時間しか…ないの…?(ガクリ)

 

 

よし、以上です。何よりの絶望は、来週で終わっちゃうことなんだよなあ…と一足早めにロスりつつ終わります。後藤専務が活躍する番外編があるなら喜び勇んで課金しますんで何卒…では、また。

 

↑いつも最高のタイミングで泣かせにくる名曲。来世でもきっと出会う」にめちゃくちゃ不安になります(展開的な意味で)。