うぐいすハーモニカ

日記というより備忘録。何を書いても結局ミッチーこと及川光博氏の話をしてしまう系ベイベー。らぶ。

「#リモラブ」9話・朝鳴肇の感想

放送前日に、公式サイト(第9話ストーリー|#リモラブ ~普通の恋は邪道~|日本テレビ)の写真にいきなり萌え殺された次第です。丸首×エプロンンンンンンンン!!!この可愛さは死者が出るよマジで。

ではさっそく、及川光博氏演ずる朝鳴部長にピント合いまくりの感想を綴っていきます。以下、本編の内容にも触れていますので、ネタバレ注意です。

 

 

切なっ…

いやこれは難しい…すみません本当はエプロン萌えの勢いのまま突っ走りたかったんですけど…誰も悪くない故に、どうなるのが一番良いのか分からない…

いきなり取り乱しました。気を取り直して、今週の朝鳴さんのシーンは全部で4箇所。ストーリー的には、先ほど漏れた心の中の独り言の通りグルグルしてしまう展開になるのですが、とりあえずいつもの通り萌えどころを語っていきます。

 

1.人事部・夜

青林くんと共に残業している朝鳴さん。19時から、出世についてのことでヤマベ取締役に呼ばれているというのに、時間を過ぎても業務に夢中です。というか業務すら上の空。自席にて、書類を手に虚空を見上げ、物憂げに溜息を吐きます。ねえ待って指が超綺麗。

ここで、ふと時計を見やった青林くんが、約束の時間を5分過ぎていることに気付き、慌てて教えてくれます。しかし肝心の朝鳴さんはというと、俯き気味にぼんやり。声の方に顔を向け、一旦は笑顔を作って応じるも、すぐに「うん…」と気のない返事と共に再び目を逸らし、俯いてしまいます。どうでもいいですが、一昨日歯医者に行きたくなくて渋ってた時の私が大体こんな感じでした。

どうかしたんですか、と優しく心配してくれる青林くんに、我に返ったように明るく返事する朝鳴さん。ゆっくり立ち上がり、人差し指をチッチッと振りながら、突然クリスマスプレゼントの話を始めつつ、青林くんの席の隣にある応接ソファに腰を下ろします。よっぽど行きたくないんだね、分かる〜!(一緒にするな)

一見脈絡のない話題ですが、どうやら朝鳴さんの頭の中は、クリスマスプレゼント(を贈る相手)のことでいっぱいのよう。青林くんに、美々先生に何をあげるか考えておくよう助言しながら、自分が仕事と大切な人のどちらを選ぶべきかを悩んでいるようでした。得意げに忙しさをアピールしてみせますが、どこか空元気のようにも見えます。組まれた手の甲に浮かぶ血管が堪りません(どさくさ)。

朝鳴さん曰く、自分より昭和度の高いヤマベ取締役は「24時間働け」とか言ってくるタイプなのだとか。そう言って笑う彼に、真剣なトーンで「保くんは?」と核心を突く青林くん。途端に口をつぐみ、うっすら笑みを浮かべつつ可愛らしく首を傾げて誤魔化そうとする朝鳴さんに世渡り上手の極意を見ました。

ここでタイミング良くヤマベ取締役からの着信が鳴り響き、話は中断。小走りで自席に戻り、机上の携帯を手に取る朝鳴さん。この時、即出るんじゃなくて青林くんに「ウワサをすればだ〜」と声を掛けてから出るのが凄く好きです。そして電話に喋る声がめっちゃよそ行き〜!甲高い可愛い〜!ぺこぺこしながら早足で身支度し、残務を自ら引き受けてくれた青林くんに申し訳なさそうに謝り、慌ただしく部屋を後にします。

 

2.朝鳴家自宅・夜

リビングのソファにて、保くんが学校で使う雑巾を縫ってくれているゆりっぺ。そこに、右手を不自然に背中の後ろに隠すようにして朝鳴さん登場。肌触りの良さそうなストライプシャツ姿で。ハァーカッコイイイイイッ(金切声)

「わざわざ手縫いしてくれたんだ、売ってんのに」とかしれっと言ってくる朝鳴さん。このくだりの自然すぎる声の出し方がめちゃくちゃ好きです。特に「うん」と「ああ」の間みたいな力の抜けた返事が超ツボ。

早く本題を切り出したいであろう朝鳴さん、それでもゆりっぺの話を遮らず全て聞いて、ちゃんと一段落したところで話し出すの素敵。

そして「社長室室長の話は断った」と噛まずに告げる朝鳴さん。結局あの後ヤマベ取締役に頭を下げ、保くんと過ごすことを選んだようです。去年(≒新型コロナ騒動前)の僕なら確実に仕事を選んだ、という言葉に、胸がズキッとしました。今年奥さんが出て行ってしまった時のように、保くんと向き合う時間が取れなくなり、心がすれ違ってしまうことを恐れたんですね。

更に、やや緊張した面持ちで、しかし優しい声色で、「保と一緒に、3人で過ごそう?」と想いを伝える朝鳴さん。この真っ直ぐな瞳よ…!あとプルツヤで発色抜群の唇よ…!(集中しろ)

ゆりっぺが嬉しそうにはにかんで目を逸らしたのを肯定と捉え、すぐ隣に腰を下ろす朝鳴さん。先日ゆりっぺからキザなことを止めるよう言われたにも関わらず、隠し持っていた箱を取り出してみせます。中身は可愛らしい小ぶりのネックレス。早速照れまくり、なんかまた怖がり始めてるゆりっぺが乙女可愛い。

「誕生日、花束だけで、終わるわけないじゃ〜ん?この僕が」というセリフと、取り出したネックレスを掲げて「キラーン☆」と呟いた擬音とに、それぞれベクトルの違う胸キュンアーチェリーをぶち込まれました。

ネックレスをそっと付けてくれた後、改めてお誕生日おめでとう、と祝ってくれる朝鳴さん。発言後の笑顔はバックショット故に、映っている頬の表情筋の上がり具合と睫毛の角度から想像するしかなさそうです。

幸せそうな表情のゆりっぺ、素直に「ありがとう」と返しますがめっちゃ小声。強気な普段とのギャップが溜まりませんぎゃんかわ。

「今日、泊まっていきなよ」というトドメのセリフに、これまた極小のボリュームで「うん」と答えるゆりっぺ。「え?うううん、聞こえなーい」といじめる肇ちゃんが憎たらし可愛い。そして、えっウソでしょ続きは?というタイミングで夜景バックの提供クレジットに。無念。

 

3.人事部・昼

いきなり「ビックリニュース!!」と連呼しながら他部署に仰々しく乗り込んでくる鋼メンタルの持ち主・岬さん。就業時間中であろうにも関わらず、聞きたい人こっちこっち〜と人事部全員を集めようとし出したので、堪らず朝鳴さんがツッコミを入れます。「いやいやちょっと、密、密☝️」ってそっちか!笑

ニュースとは、ヤマベ取締役が人事部の「誰か」を社長室室長に推したらしいということ。当該者である朝鳴さん、やや気まずそうに「へえ〜」と外ハネ髪を指で弄り出すのが超可愛いです。

初耳の様子のモブ人事部トリオ(言い方)と、誰なのかまでは知らない岬さんと、全部知っている人事部トリオ、という構図でしたが、その「誰か」が出世話を断ったという最新情報に驚き、思わず顔を見合わせる人事部トリオ。部下2人からの視線に「まあまあ♪」と言わんばかりの満面の笑みで応じるのが可愛い。そしてずっと反対の方を向いていて気づかない岬さん。途中で後輩の笠舞くんに見つかり、誰か分かったら教えてね!とドタバタ去っていきます。

営業コンビがいなくなってから、どういうことですか、と切り出す青林くん。「うーん、まあ、そういうこと?」と晴れやかな笑顔で返す朝鳴さん。腕組みしたまま、どんな仕事でも誰と一緒にやるかが肝要であると語り、身振り手振りを交えて「ここに残って、アオちゃんゴモちゃんを鍛えなきゃ♪」と悪戯っぽい笑みを浮かべます。

部下2人の表情はマスクで見えませんが、五文字くんはどこか嬉しそうに、青林くんは何か言いたげに見えました。青林くんは、これまでずっとキラキラと出世について語っていた朝鳴さんがあっさり人事部を選んだことに対して、思うところがあったのかもしれません。あと、蚊帳の外状態のモブ人事部トリオが切なげな表情に見えたのは気のせいでしょうか。

そんな(?)しんみりムードを吹き飛ばすように、突然「社長室室長」と言おうとして噛んじゃう五文字くん。朝鳴さんも思わずニッコリ。頑張れ、と声を掛ける青林くんに「いや頑張れってwそう言う意味じゃないからね鍛えるって!」と素早くツッコミを入れる朝鳴さん。結局、無事に言えた五文字くんに人事部全員が笑顔で温かい拍手を送ります。なにこれ癒される。

 

4.朝鳴家自宅・朝(多分←)

ダイニングテーブルにて、パパの作る朝食を待っている状態であろう保くん(久しぶり〜!)。しかし、その表情は悲しげに曇っています。キッチンの奥から慌てて出てくる朝鳴さん、エプロンを前で結びながら保くんの側に歩み寄ります。これが記事冒頭で私が良くないハッスルをしていたぎゃんかわスタイルなわけですが、状況が状況なので、服装やさりげない萌え袖にハアハアしている場合ではありません(しとるがな)。机の上にはオレンジジュースらしきものの注がれたコップが置かれていたので、朝は洋食派なんでしょうかね。なに作ってくれるのかな〜トースト?オムレツ?(ハアハア)

一旦落ち着きます。どうやら保くんは、ゆりっぺにもう会いたくないといった旨の発言をした様子でした。そう復唱する朝鳴さんに、ゆっくり頷く保くん。「どうした?仲良くしてたじゃないか」と戸惑いながらも軽く笑顔を作り、保くんの目の高さに合わせて屈むパパ。すると保くん、その目をまっすぐ見つめ返し、新しいお母さんなんていらない、とハッキリ告げます。あ〜ん保くん〜!!😂😂😂

いや複雑ですよ、複雑極まりないですけど、でもちゃんと本音をぶつけてくれたことが嬉しくて、私の視界は涙でグニャグニャです(情緒不安定)。

さすがにそう言われた直後は、笑顔を保ちきれず、それでもかろうじて口角を上げようとする朝鳴さん。パパの想いを分かっているだけに、悲しそうに顔を伏せる保くん。せ゛つ゛な゛い゛。

何度か小さく頷いた後「そっか、分かった」と再び笑顔で保くんの頭を優しく撫でる朝鳴さん。この時机に置かれた右手グーのネコチャンスタイルが可愛いと思ってしまってごめんなさい。そして、「よしおいで」と両手を広げてみせます。すぐに立ち上がり、抱きつく保くん。それだけでパパのこと大好きなんだというのがひしひしと伝わってきて、なんかもう自分でも引くぐらい泣けました。朝鳴さんは、笑顔でよしよしと小さな背中をポンポンしながらも、ほんの僅かに動揺の色を滲ませています。その髪に神々しく光る白髪を数本見つけ、ハァウとトキメキの声を私が漏らしたところで今週は終了。

 

朝鳴さんについては以上です。いやあ切ない…盛り上がってたのは大人達(私含む)だけで、保くんとしてはずっと我慢していたんでしょうね。確かにお離婚してから1年経ってないわけですし、朝鳴さんとゆりっぺが割り切れても、保くんがまだ受け入れられないのは当然かもしれません。とにかく、朝鳴さんがちゃんとその想いを受け止めてくれて本当によかった。わ〜ん、とはいえどうなっちゃうんだろう…!なんか色々時が解決してくれますように…!

 

全体として。美々先生と青林くんも、八木原くんとしおりちゃんも、ゆりっぺと肇ちゃんも。それぞれ両想いなのに、本音や生活環境などがうまく噛み合わないという、もどかしい回でした。せ゛つ゛な゛い゛(そろそろ泣き止め)。

実は、最初の方で青林くんが美々先生の円形脱毛症を「辛かったね」と受け止めてくれたところでもボロボロ泣いていた私、どうやら言いづらい本音を相手が受け入れてくれるというシチュエーションにバッチボコに弱いみたいです。結婚が果たして本当に幸せのゴールなのか、と恋愛に一石投じる形にも思える展開に少しワクワクしつつも、ひたすらに全員の幸せを祈っています。もちろん彼ら以外も!特に五文字くん!!涙

 

よし、以上です。ついに来週は、泣いても笑っても最終回。どうか嬉し涙で溺れる勢いのハッピーエンドでありますように。今更ながら、番組開始当初に恋の容疑者扱いされていた岬さんとは…?と真顔になりつつ終わります。では、また。