うぐいすハーモニカ

日記というより備忘録。何を書いても結局ミッチーこと及川光博氏の話をしてしまう系ベイベー。らぶ。

日曜劇場「天国と地獄〜サイコな2人〜」8話感想

怒涛の展開に、「ひえ〜!」「マジか〜!」「うわあ〜!」と語彙が死にがちだった次第です。というわけで、早速8話の感想を綴っていきますので、まだ本編を観てらっしゃらない方はネタバレ注意です。

 

 

いやあ、踊らされたいタイプなので、もう清々しいほど予想が外れていて嬉しかったです笑。とりあえず今週は、私の感情が大きく動いた場面を、ざっくり7つに分けて振り返ってみます。

 

①兄と弟の分かれ道

俺があと15分遅く生まれていたら、と歩道橋で日高に掴みかかる東。大人になった2人には、子どもの頃に乳歯トレードをしていた和やかな空気は何処にもありません。うう辛い。少なくとも2人は何も悪くないのに。

東朔也が決定的に道を踏み外す原因を作ったのは、十和田の漫画との出会い、という運命だけでなく、周りの人々の保身。もっと突っ込めば、恐らく貧困層についての話になり、それはもうどんどん本筋から逸れていく予感がするので控えます。久米社長の警備会社での事件は胸糞オブ胸糞でしたが、もしあの時、東が既にリクくんと知り合っていたら…φは生まれなかったのかもしれないなあ…と考えてもしょうがないことを考えてしまいます。タラレバもニラレバもないですよもう…つら…

 

②日高の目的

前回の記事で、東は実行犯で日高はアシスト役の共犯なのでは?といった予想を立てていたのですが、アシストはアシストでも、どうやら後片付けのほうなのかもしれません。なんか、ますますルイージですね(掃除機を持ってるイメージ)。

置いといて。本当は後処理じゃなく止めたいだろうな、というのが切ない。望月イン日高から殺人について正論で諭され、後に「そんなことは何百回も考えたんだ」と苦しげに独りごちる日高イン望月。でも兄が受けた屈辱も、本当は自分が通る道だったのかもしれないという罪悪感も、何もかも許せなくて、道理と理屈の折り合いをつけるには手伝うしかなくて、という感じなのかな…そう考えたらパチンコ玉じゃらじゃら流し込む時の表情絶妙だった気がするな…見返したい…

 

③ミスター包容力

もちろんリクくんのことです。どれだけええ子なん…しゅき…

リクくんの師匠であり、余命3か月の宣告を受けている湯浅。彼の正体が、φ=東であることをほぼ確信しながらも、変わらぬ態度で明るく優しく接してくれるリクくん。しゅき(2回目)。大好きな望月(イン日高)から師匠を逃がさないよう釘を刺された時、珍しく語気を荒げる姿が印象的でした。

師匠の故郷の福岡へ共に帰り、原点である歩道橋に浮かぶ美しすぎる満月の下で、更に奄美へ行こうと持ちかけられるレベルの癒しパワー。そのままφの呪縛を解いてあげてほしいよ…

 

④ミセス包容力

もちろん秘書・五木さんのことです。どれだけええ子なん…しゅき…(デジャヴ)

大学の同級生である日高の、文字通り別人レベルの変わりっぷりを、あまりにもおかしいと思いつつも、全て受け入れてきてくれた五木さん。今回、ついに日高でないことを明かした望月イン日高に、さすがに最初は信じられない様子でした。や、リクくんが受け止めすぎなだけで、多分こっちのリアクションがメジャーだと思います。しかも結局納得してくれる懐の広さよ。もちろん、根底には日高への圧倒的な信頼があるのでしょう。こういう、異性の恋愛抜きの信頼関係が大好物です。

 

⑤外飼い犬vs室内犬

つまり、河原と八巻について(回りくどい)。まず、河原があまりにもワイルドに駆け回ってるせいで、謹慎中だということを今週まですっかり忘れていました笑。

対する八巻は、相変わらずビクビクしつつも、こっそり望月イン日高に協力し続けてくれています。案の定、日高イン望月にバレバレだったのに、それすら気付いてなかった程度には迂闊。

その迂闊さが仇となり、ついに望月イン日高に捜査情報を駄々流ししているところを、河原に見つかり、問い詰められてしまいます。とりあえず電話帳に名前を登録してなかったのはお手柄だよ八巻。この時、大声で吠え立てる河原に対して、おどおどと誤魔化す八巻が印象的でした。この小動物っぷりと、ハラハラさせ具合と、決定的な証拠を握っているという辺りで、乳歯飲んじゃったワンちゃんと勝手に重ねて観てました。

 

⑥1話との対比

1話では、望月と八巻が、日高の元へ事情聴取しに向かっていました。そして、1話と同じく、逮捕を迫られて揉み合った拍子に2人は歩道橋の階段から落ち、目覚めた望月は1話と同じように顔に手を当てます。違うのは、全て中身が逆だということ。こういうの大好き。

入れ替わるための条件は、てっきり満月だけだと思っていたんですが、石と、まさかの手錠まで関係あったとは…!驚いて思わず大きめの声が出てしまいました。

 

⑦望月イン日高の萌えどころ

最後に。五木さんにうっかり自分のことを「日高」と言ってしまった時に、「名前呼びがマイブーム」という苦しすぎる言い訳で逃れようとしたり、掃除のおばちゃんから話を聞き出す時の作り笑顔があまりにも可愛過ぎたりして、話が入ってきませんでした。あと、②で言いそびれましたが、机にドカっと腰を下ろして啖呵を切る望月イン日高のビジュアルは非常にカッコ良かったです。最の高。

 

 

よし、以上です。いよいよ最終章突入ということで、残すところあと2、3話といったところでしょうか…!予告は不穏でしたが、どうにかレギュラー陣がみんなハッピーになれる着地であることを祈りつつ終わります。そしてドラゴン桜2の予告も、恐らく来週辺りにミッチーさんの新規絵が来そうなので、そちらも楽しみ!では、また。