うぐいすハーモニカ

日記というより備忘録。何を書いても結局ミッチーこと及川光博氏の話をしてしまう系ベイベー。らぶ。

日曜劇場「ドラゴン桜2」第4話・高原浩之の感想

今週も教頭先生の出番が少なくて、ちょっぴり寂しい次第です。や、生徒メインのドラマであることを考えると、担任でもないのに毎週出してもらえてる時点で厚遇ですよね。しかも萌えポイントはバッチリ抑えてくれてるし、そもそもミッチーさんにはCMでも出会えるわけだし、贅沢言わないぞ!ビゲン香りのヘアカラーんんぇ↑♪(byバイキングMORE)(語尾のクセを文字に起こすと「んんぇ」になるのねと笑い転げました)

では、高原先生にピントが合いがちの4話感想を綴っていきます。以下、ストーリーにも触れますのでネタバレ注意です。

 

 

さて、今週の教頭の出番は、ざっくり分けると2シーン。ちなみに、次回予告には居ない…と見せかけて画面右下にスタンプの絵が映っているので、無慈悲エディションタイプの方はうっかり消してしまわぬようご注意を。

 

1.親、襲来。

東大専科の教室に、カツカツと聞こえてくる華麗かつややハイテンポな足音。間もなくドアが開き、ほぼ同時に「失礼します」と入ってくる高原先生。動揺とハイパー早歩きの反動か、少しよろめいているのがキュート。桜木に「大変です…!」とアワアワ伝える様子が、なんかもう庇護欲をジャッブジャブに掻き立てられる感じで堪りません。

高原先生に案内され、水野と桜木が後に続きます。話している水野の方をチラッと見やりつつ、今日も腕を元気に振りながら説明係に徹する教頭の愛おしさたるや。曰く、東大専科生の早瀬さんと天野くんの母親が、専科の担任と話がしたいと凸ってきたとのこと。「とにかく凄い剣幕なので、」は桜木と水野の目を見つめて緊急度を訴え、「急ぎましょう」で再び前に向き直り真顔で競歩再開、という台詞と動きのシンクロ率が完璧すぎて痺れます。

 

母親達が待機する部屋を華麗に開ける教頭。先程までのチベスナ顔が嘘のように、華やかな笑顔を瞬時に貼り付けて「失礼します」と中に入ります。私が親ならこの時点で、というか教頭に出会った時点で戦意削がれてそう。いやいや、子を想う親心はきっとまた別腹(?)なのでしょう…偉大だ…

体の前で手を組みつつ、エンジェルスマイルを浮かべ、母親達に軽く頷いて見せる教頭。そして、桜木にキョロッと愛嬌たっぷりの目線を送ってみせます。彼女達に「ほら、ちゃんと連れてきたよ、この人だよ!」とわんこのように手柄(?)をアピールしているように見えてめっかわでした。

うちの子が東大に受かるわけないのに弄ばないで、という主旨の苦情を叫ぶ母親達。淡々と受け答えする桜木。そんな両者を不安げに見守る教頭が可愛いし、桜木が話している途中で母親達の方に目をやり、反応を見ているのがリアルで良きです。

天野くんの母親が「きちんと説明してください!」と机を叩いた時、はわわ〜となりつつもすぐに笑顔バリアを張り、息を吸っていざ口を開こうとしたタイミングで桜木に「分かりました」と台詞を取られスンッと真顔になる教頭。ナイスリアクション過ぎてもはや名人芸。

生徒の同席を求める桜木に、おっかないのか目を合わぬまま、フニャフニャ笑顔でやんわり諌める教頭。しかし即座に「これは彼らの人生の話です」と切り返され、ですよね〜と言わんばかりの表情でゆっくり頷く弱々しい横顔が可愛すぎました。

 

2.既知(多分)との遭遇

理事長室に呼び出されたであろう教頭。校長と理事長にねちねち嫌味を言われ、眉間に皺を寄せつつも黙って堪えているのが健気可愛い。この時、理事長に対しては悔しそうなんですが、校長に対しては比較的塩対応に見えるのは気のせいでしょうか。はあ瞬き可愛い(突然の邪念)。

専科が無くなってくれると助かる、というストレートすぎる嫌味に、怒りゲージがMAXに達した様子の教頭。斜め上を見つめ、鼻から息を吸って怒りを飲み込み、瞬時に頭を冷やす様子がカッコいい。冷静な表情で校長を一瞥し、理事長に低い声色で「失礼」と軽く会釈してその場を去ります。この時、ほんの一瞬鋭い眼差しを残していてまんまと撃ち抜かれました。


理事長室を後にし、廊下をずんずん競歩スタイルで進む教頭…の横をバタバタと慌ただしく走り去る生徒達。どうやら余程恐ろしい目に遭ったようです。「こらぁ、廊下走らない、走らないぞぉ!」とビックリするぐらい可愛く注意してくれてるのに全く耳に入ってない様子。これには教頭も思わずむくれ顔。生徒の背中を見送りつつ、ちょっぴり頬っぺたなんか膨らませてみせちゃったりなんかしちゃったりしてホアアーーービックリした!(可愛さに)

そうして、今度はその恐ろしい目に遭わせた張本人が現れます。竹刀とか持ってます。下を向いて歩いていた高原先生、ふと顔を上げた時にその人物の姿を認め、思わず足を止めて一礼。もしこれガチの不審者だったらそのまま襲われるやつやで気をつけて非常に気をつけて。置いといて、その時の表情の美しいことったら…

しかし、通り過ぎる直前辺りにその正体を思い出したらしく、驚きの表情を浮かべる教頭。思わず振り返り、「あの人…」と寄りで怪訝そうに呟いたところで今週は終了。このお顔も堪らなく良き。

 


全体として、今週も面白かったです。「努力の原動力はポジティヴ感情よりネガティヴ感情のほうがパワーが強い」というのは分かりみが深い…正直、「頑張るぞ✨」より「見返してやる💢」でクリアしてきたことの方が多い人生なので…笑。

生徒や学校側だけでなく、親御さんサイドを描いてくれたのも良かった。元々私は、自分が第一志望に受かれたのは運だと思っていましたが、何より母が何も口出しせずただ見守ってくれてたのが一番大きかったのかもなあ…と放送中に色々思い出して涙ぐんでました。その環境も含めて運なんだろうな…

基本的に、子どもは環境を選ぶのが難しいと思うし、いわゆる低偏差値と言われる学校の生徒は、もしかしたら、そういう子が大半なのかもしれない。決して頭が悪いからではなく、環境のせいで勉強できない、もっと言えば環境によって思考停止の癖を付けられてしまった、付けざるを得なかった子なのかもしれないなあ…と改めて考えさせられました。

そして、瀬戸屋の闇金騒動が解決して本当によかった!なんやかんやで(水野法律事務所の負債以外の)全てを解決してくれた桜木先生がめちゃくちゃかっこよかったです。

ヤンチャ坊主コンビがお勉強してたのも感激したし、校長のヒロインっぷりも相変わらず可愛いし笑、来週も楽しみ!

 


よし、以上です。嫌味の極み・藤井くんにも専科に来てほしいけど性格的に無理だろうな〜と秒で諦めつつ終わります。全ての作品に思うことですが、正しく頑張ってる人が正当に報われる話でありますように!では、また。