うぐいすハーモニカ

日記というより備忘録。何を書いても結局ミッチーこと及川光博氏の話をしてしまう系ベイベー。らぶ。

日曜劇場「ドラゴン桜2」第6話・高原浩之の感想

最近毛先の黒い歯ブラシに換えたんですが、慣れずに毎回ギョッとしてしまっている次第です。ドラマ1ミクロンも関係ない書き出しですみません。

さて、少し間が空いてしまいましたが、さっそく6話の感想を綴ってまいります。今週もミッチーさんにピントを合わせまくりますが、本編にも多少触れるため、ネ以下タバレ注意です。

 


6話の高原先生の出演シーンは、場面でいうと大体5箇所。ここ最近でいうと、ちょい多めで嬉しいです!途中で回想を挟むので、結果6つに分けてお送りします。

 


1.合宿の申請

場所は理事長室。スピーチのような抑揚で、しかし落ち着いた低音ヴォイス(萌え!!)で女帝に東大専科の合宿を許可してほしいと申し出る教頭。

あっさりOKを貰うと、そのまま食い気味に次の話題へ。ゆくゆくは専科に藤井くん&小杉さんの超優等生コンビを入れるつもりであることを宣言します。さらっと言えば滑り込ませられると思ったのかな。

もちろん、そうなると理事長が不利になる為、すぐ校長にツッコまれてしまいます。映ってないけど恐らく顔芸リアクションで対抗する教頭。しかし理事長は、それは生徒の自由だと校長を穏やかに諭します。素敵。

校長が理事長辞任の可能性に触れたことで、教頭が表情を(彼なりに精一杯)殺しつつもイキイキと口を開きます。曰く、会長が女帝の代わりに教頭を理事長にと言ってくれているが、今は学園再建しか考えられないとのこと。

「それに、正直、理事長になるというのも、まだ…」と笑顔をポロッと零しながら続ける教頭に「満更でもない顔してるわよ」と図星をつく理事長。やはり顔に出過ぎなんですね彼。

「えっ😀」と動じた後、すぐにキリッと表情を引き締めます。そうして「失礼します」と会釈し、珍しく校長の方は見ずにスタスタと競歩でその場を後にします。それだけ動揺してたのかな。お顔をキリッとさせたままなのが可愛すぎました。 

消えゆく後ろ姿に「相変わらず嫌な男だ、教頭のクセに」と吐き捨てる校長が、どことなくスネ夫に見えた件。

 

2.激励

合宿初日。専科の教室に「おはようございます」と爽やかに響き渡る声、華やかな笑顔。そう、我らが教頭の登場です。手に競歩の名残があるの愛おしい。そして挨拶(軽め)を返す生徒達に、うんうんと無言で頷くのも相変わらず可愛いです。やっぱ癖なのかな〜天使やん…😇

朝7時ジャストということは、この時間に凸るぞ!と職員室でスタンばってたのかな。水野も一緒に入ってきたから、彼女が教頭を癒し枠だと判断して呼びに行ったのかもしれませんね。

感慨深そうに教室を見渡し、いよいよ合宿かー、と呟くと「水野、頼んだぞ」と対教え子モードの口調でニッコリ告げます。ギャン萌え!!!

合宿の許可を取ってくれたことへの感謝でニッコニコの水野が頭を下げるのを、同じく満面の笑みで軽く制する高原先生。癒されすぎて笑顔なしでは見られません。

「いやいやいや、もー、みんなの為だからぁ☺️」と謙遜(?)し、某渡真利忍を思わせるガッツポーズと共に「頑張ってね☆」と軽やかに癒しの呪文を唱える教頭。前列の生徒は「はいっ」と返してたけど、他の子達は一瞥をくれただけor見てねえみたいな勿体ない状況でした。や、これに動じない鋼メンタルの彼らなら、間違いなく東大行けるよね!

最後に、桜木先生よろしくお願いします、と一礼し、水野に「じゃ😄」と笑顔を向け、生徒に激励の指差しをしながら去っていきます。ねえこの一連の流れほぼミッチーさんじゃなかった??さすが我らが星、アイドリウムが迸っていますね。

 

3.ヘルプ

合宿最終日。CM明け早々、険しい表情を浮かべ、廊下をカツカツと競歩で進む教頭。頭の高さがほとんど変わらないの地味に凄い気がする。なんかの武道みたい。

向かう先は、もちろん東大専科。教室が見えたことで安心したのか気が急いたのか、はたまた急カーブが難しかったのか、よろよろクネクネしながら入り口に向かう様子が面白可愛かったです。

素早いノックの後、消え入るような声で「失礼します」と添え、切迫した表情で扉を開ける教頭。息を整えつつ、縋るような声色で「桜木先生…!」と助けを求めます。後ろ姿だったので表情は分かりませんが、桜木の、これヤバいやつやな…と言わんばかりの強張った反応から、かなり強めのSOS顔であろうことが分かります(どんな顔や)。

 

4.vs毒親(前編)

会議室(?)には、小杉さんとその両親。娘の退学を望む父を、田村先生がどうにか止めようとしている最中でした。そこへ、先程までの狼狽えぶりが嘘のように精悍な顔つきで「失礼します」と舞い戻る教頭。小杉さんを不安にさせまいと動揺を押し殺しているのか、桜木達が来てくれたことで気が大きくなっているのか、どちらにせよ愛おしいですね。

退学を考え直すよう進言するも、小杉父に食い気味に拒否され、黙って口を窄める教頭。きゃわ。小杉さんの顔に痣を認め、あんぐりする姿も、状況に反して可愛かったです(ヘビーさから少しでも気を逸らしていくスタイル)

女性蔑視の激しい父に、あからさまに不快の色を示し、睨むように対峙する教頭。ずっと身体の前で手を組んでいましたが、桜木が逆鱗に触れ、激昂した父が立ち上がった時は、両手グーでハラハラ警戒モードになっていました。うう可愛い。

「あんたらも良く黙って聞いてられるな!」と指を差された時は、しかしキッと強い意志を持って睨み返していてカッコ良かったです。おててギュッてしてるけど。

無理やり小杉さんの腕を掴んで連れ出そうとする父を、水野が強い口調で咎めます。横で同じく父を止めるべく左手を伸べていた教頭、その迫力におめめをぱちくり。癒しをありがとう。

母から訴訟はご勘弁と懇願されるも、教頭は両親を交互に睨みながら「我々学校には、生徒を守る責任があります。暴力は見過ごせません。適切に対処する必要がある!」と毅然とした態度で言い放ちます。かっこいい。

しかし、ここから目に見えて勢いが萎んでいきます。「…そう思って…行動しようと!…思ったんですが…」もどかしげな表情と、話す途中で胸元に掲げた拳をゆっくり下ろすのが良き。


5.回想

ここで、前夜の回想シーンに。父に理不尽な暴力を振われ、自室で泣いていた小杉さんに、水野から着信があります。内容は、親父、通報しとく?という提案だったようですが、父の良心を信じる小杉さんは、やめてほしいと涙ながらに訴えます。

そのやり取りを、スピーカーホンで桜木と教頭も聞いていました。机に肘をつき、拳を包むように手を組んで、険しい表情を浮かべる教頭。私には「いやそれは普通に親父がゴミやろ…」の顔に見えてしまいましたが、私情が投影されている可能性が高いので自信はないです。


6.vs毒親(後編)

回想明け。騎士のように勇ましく右手を握りしめている教頭がイケメン。

桜木に畳み掛けられてすっかり反省モードの父親。娘と見つめ合い、自責の涙を流します。

そんなしんみりムードをぶち破ったのは、健太くん。空気無視で会議室に乱入し、課題が出来た!と小杉さんに披露しにきました。それを止めようと芋づる式に入ってくる専科のみんな。突然の事にサイレントでソワソワしてる教頭が可愛い。

生徒達は、この合宿で学んだ文章の組み立て方を駆使して、1人ずつ小杉さんが東大に行くべきである理由を読み上げていきます。聞き終えた教頭は、てっきり感動で泣き崩れているかと思いきや、優しくも誇らしげな表情を浮かべていました。きゅん。

彼らの優しさに胸を打たれた小杉さん。今まで頑なに進学を拒んでいましたが、初めて東大に行きたいと本心を告げます。それを受け、穏やかに安堵の色を見せる教頭。ここでやりすぎないバランス感覚が大好きです。

改心した父も進学を認め、母に連れられてその場を去ります。残された生徒達は、小杉さんも一緒に東大を目指せることに大喜び。それを優しい笑顔で見守る教頭、パパみがあって良き良きだなあ…と惚れ直しながら今週は終了。


今週は、久々に「大人の都合で自由を奪われる子ども」が主だったので結構しんどかったです。現実ではあり得ないほど聞き分けの良い父親で良かった…ゴホゴホ

ともあれ、小杉さんと藤井くんが専科に無事入れて良かったです!親子のくだりは、上述の理由で死んだ魚の目で観ていましたが、健太くんが藤井くんに手を伸べて「一緒に勉強しよう」と言ったシーン、あのひん曲がりの藤井くんが、かつての仕打ちを詫びるシーン…あれはダメでした大号泣でした。美しい…心が通じ合う瞬間は本当に美しい…みんながんばえー!!(幼児化)

あと坊主コンビのエプロン姿がめちゃくちゃ可愛かったです。バイト代貰ってるにしても面倒見が良いというか、うん、普通にめっちゃ良い子達ですね…!幸あれ!

 


よし、以上です。どうやら全10話であることが分かり、あと3話でどこまで行けるのかというメタ的なハラハラを覚えつつ終わります。高原先生がエンジェルのままでありますように…!(すぐ疑うな)では、また。