うぐいすハーモニカ

日記というより備忘録。何を書いても結局ミッチーこと及川光博氏の話をしてしまう系ベイベー。らぶ。

日曜ドラマ「霊媒探偵・城塚翡翠」5話・鐘場正和の感想

ハラハラドキドキしながらこの日を迎えた次第です。

きゃーわー!✨今までメインキャスト3人からの動画が多かったので、ミッチーさんも入れてもらえてありがたいしポーズと笑顔きゃーわー!✨
では今週も、及川光博氏演ずる鐘場警部にピントの合いすぎた感想を綴っていきます。以下、どう頑張っても重篤なネタバレしかしないので、まだ観てらっしゃらない方はご注意をば

 

 

わーい、騙された〜!!✨

気持ち良いぐらい引っかかりました、いやあ面白い〜!詳細は後述しますが、何より、ドラマが続いて&鐘場さんが退場しなくて本当に良かった…!私にとって、何よりのハピエンです。まあ鐘場さんは警部から警部補に降格されちゃったっぽいのでアンハッピーかもですが、あれだけ悪魔に情報漏らしまくってた割には軽傷だと思うので、きっと相当優秀な刑事なんだろうな。そこも良き。

さて。5話での鐘場警部の出番は、回想を除くとざっくり2箇所。さすがに時間的には控えめでしたが、どちらも良シーンでした。


1.真犯人

「透明な悪魔」である香月の別荘にて、ロープで拘束されてしまう翡翠。殺害する前に、喪った姉の降霊を依頼する香月。しかし、ここで翡翠は、自身がインチキ霊媒師で、唯の奇術師であることを、余裕の笑みで煽り散らかしながら告白します。天使から小悪魔へ、劇的ビフォーアフター

これまでの霊視や降霊が、全て推理によるものだと30分以上掛けて説明してみせる翡翠。遠い廃病院に居た鐘場警部が、別荘に来るまでの時間を稼ぐためです。翡翠がいつの間にか香月から掠め取っていたスマホは、ずっと鐘場警部と通話状態にあり、会話は筒抜け。画面に「鐘場正和」とフルネームで表示されていて、謎にときめきました。「鐘場さん」じゃないのが香月の几帳面さ出てて良き。

北海道に帰省中(嘘)の真が現れ、合気道で香月を制圧。そのタイミングで突入する警備隊と鐘場警部。警備隊は走って香月の元へ向かいますが、鐘場さんは比較的ゆったり入ってくるのが大物感あって良いし脚長〜い!

会釈する翡翠に、軽く頷く鐘場警部。ここが相棒だったのか〜!4話の霊媒部屋でのオラつきは、完全に対香月(と視聴者)仕様だったんですねえ…!ちょっと後で他にも色々答え合わせしたいな…!

床に捩じ伏せられた香月に歩み寄りながら「香月史郎、いや鶴丘文樹」と、比較的冷静な声色で告げると、罪状を読み上げ、手錠を掛けます。はーーーーカッコ良。翡翠の方を向きながら立ち上がる際に、おしりのアップが長めで思わず見入ってしまったことは内緒です

香月に情報を流してしまっていたことで、「刑事は続けられないかもなぁ」と苦い表情を浮かべる鐘場警部。状況に反して軽い口調なのが萌えです。飄々としているというか、覚悟完了感がso cool。霊媒探偵を名乗る翡翠の横で、気配を消して微動だにしないのもナイスアシストです

香月を冷たく見下ろし、温度のない声で「おい。連行しろ」と命じる鐘場警部。月明かりに照らされた横顔が白く美しさを引き立てています。

尚も翡翠の霊能力を信じ、死後の世界を必死に主張しながら部屋から連れ出される香月。軽くうなだれつつ、後に続く鐘場警部の脳裏には、もしかしたら亡くした娘の姿が浮かんでいたのかも、と思うと、切ないです。とっくに割り切っていたとしても、そこに至るまでの苦悩を思うと、切ない。

サブタイトルの後ろで響く、ゆっくりと閉まる扉の音は、恐らく鐘場警部が立てたものなので、そう考えると1話のアイスコーヒーの氷の音といい、やっぱりめちゃくちゃ重要な役〜!!と感動。

 

2.大団円

後日、翡翠宅のリビングにて、家主を待つ鐘場警部・雨野・蝦名。鐘場警部が、ソファに右肘を預けながら「お前が拳銃出した時は焦ったよぉ」とイジり気味に言うんですが、そりゃ焦るよね、もし銃声や叫び声が通話先の香月に聞こえたら翡翠即終了だったもんね。あとまあ銃出すレベルで犯人だと確信されてたのも普通にショックだったのかも

自分だけ蚊帳の外だったことにぷんすこする雨野に、目を見ず「わりィわりィ」と早口&棒読みで謝るの好き。

蝦名の説明により、鐘場&蝦名は翡翠との付き合いがそれなりに長いこと、鐘場警部はやはり香月を監視していたことが分かります。そうなると、1話から度々翡翠に目線を送っていた鐘場警部、嘘つけなすぎて可愛い。いやあの時点から既に香月をマークしていたなら、それすら何らかの作戦だったのかもですが。翡翠との本当の初対面がいつか、どんな感じだったのか等々めちゃくちゃ気になりますが、そこは続編で語ってもらえることを期待しつつ…!

脱線しました。仲間外れの不満をこぼす雨野に、タブレット菓子ひとつで上司を疑ったことに触れて反撃する鐘場警部。「酷くねえかアイツ。俺のこと犯人に仕立てるつもりだったんだぞォ?」とおどけた口調で香月の悪魔っぷりを2人に訴える姿がキュート。蝦名の援護射撃を、そうだそうだと言わんばかりの悪戯っぽい表情で受けるのもお茶目です。無いはずのセリフを視せる男・鐘場正和

タブレット菓子の硬さについて振る蝦名に、嬉しそうに応じる鐘場警部が可愛い。奥歯の詰め物トークはミッチーさんの裏話が元になってそうなので、「詰め直しゃあいいんだよ〜☺️」が気持ち得意げに見えてしまいニマニマが止まりません。良い仕事したね!キャッキャ笑い合ってるの萌え〜!

奥から現れた真に、「翡翠はどうだ」と声を掛ける鐘場警部。本当は翡翠呼びだったのか…!1話での城塚さん呼びはむず痒かっただろうなと思うと愛おしい。何日か通っているようですが、今日も会えず。いいな…毎回こんな美味しそうなケーキ出してもらってるのかな…この後ティータイム楽しんで帰ってるのかな…いいな…🤤

また翡翠に相談したいことがある、と真に伝える時に、ちゃんと肘や組んでいた足を戻して前のめりになるの好き。「俺にもいつ処分が下るか分からねえ、早めに連絡くれ」というセリフに、焦りでなくちょっぴりの哀愁だけ滲ませてるの巧いなあ。あと指差しの時に一瞬見せる上目遣いぎゃんかわ。こんなん何もなくてもすぐ連絡しちゃう(迷惑を掛けるな)

翡翠の霊能力は嘘なのでは?と疑問をぶつける雨野から、とぼけるように目を逸らし、軽く首を回してから「さあな」とティーカップに手を伸ばします。いやあ、ここの設定をグレーにするの、作品として大正解すぎますよね。ワクワク。

真が話す間、映像の繋がりのためか、カップをそこそこの高さに掲げたまま待機してる鐘場警部きゃわ。「人間は、信じたいものを信じちまう生き物だ。…真実はどうあれ、気を付けるんだな」と自戒も込めていそうな名言を吐き、ようやく紅茶に口をつけます。ごっつイケメンキャラ

結局翡翠は何者なのか、という雨野の問いに、カップを置きながら遠くを見つめる鐘場警部の表情が、なんだかきゅるんとしてて萌え散らかしたところで今週は終了

 

 

 

はーーーー面白かった!実は、ずっと地味にタイトルが疑問だったんですよね。霊媒」は分かるけど「探偵」とは…?翡翠ちゃんは解いてないよね…??と内心揚げ足を取ってたんですが(嫌な奴やな)、いやバリバリ解いてたー!!!闇の浅さすら伏線、更にタイトルまで伏線!!めちゃくちゃスッキリしました。

そういえば、香月の姉が刺された時に裸だったことは、彼の口からは説明されていませんでした。翡翠ちゃんがそれを知っていたのは、事前に鐘場警部から聞いていたからか、それとも…という余白も堪りませんね。

翡翠ちゃんが全て分かった上で香月を誘ってる説は、私の中にもありました。3話にて、2人で殺害シーンを再現する時、翡翠ちゃんの「(殺人犯役は)お得意でしょう?」的な挑発めいたセリフと、それを受けた香月が動揺を見せたことに、一瞬ムム…ッ?となったんですが、普段の翡翠ちゃんのあまりの天使っぷりに、それは無いか〜!🥰とまんまと騙されてましたね…これは悔いなし!気持ちよく踊らされて最高でした。

来週からは、倒叙タイプのお話が始まるということで楽しみ!犯人バレを気にしなくていいし、イケイケの翡翠ちゃんに追い詰められる擬似体験ができるので絶対面白いやつ。

さすがにもう鐘場さんフィーチャー回は来ないと思いますが、あの世界で平穏に生きてくれるならそれで十分です。蝦名くんや雨野さんとわちゃわちゃしながら、一服の清涼タブレットとして機能してくれればそれで…✨

 

 

 

よし、以上です。来週からは心臓に優しい日々を送れそうなことに安心しつつ終わります(フラグじゃありませんように)。早く原作(mediumの方)読んじゃいたいな。では、また。

 

 

↑次回からの原作。これもドラマが終わってからじっくり読む〜!